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ケルトの封印(下) の商品レビュー

3.6

18件のお客様レビュー

  1. 5つ

    2

  2. 4つ

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2015/05/23

上巻の感想にも書いたとおり、前作までと違いドタバタ劇が控えめな感じでした。コワルスキのファンですよ。

Posted byブクログ

2015/04/02

Σシリーズの第五作目。 今作のテーマはドゥームズデイブックの鍵。ドゥームズデイブックの謎、聖マラキの預言、黒い聖母、ケルト人とフォモール族との関係などの歴史的な要素と、遺伝子組換え作物、蜂群崩壊症候群、人口爆発などの近代科学の要素が見事に混ざり合う構成はさすが。 今作で惹かれたの...

Σシリーズの第五作目。 今作のテーマはドゥームズデイブックの鍵。ドゥームズデイブックの謎、聖マラキの預言、黒い聖母、ケルト人とフォモール族との関係などの歴史的な要素と、遺伝子組換え作物、蜂群崩壊症候群、人口爆発などの近代科学の要素が見事に混ざり合う構成はさすが。 今作で惹かれたのは、セイチャンが背負う悲しさと、コワルスキがもつ味のある能天気さ。 次の展開の予告のような形で終わり、また次作が楽しみになってしまった。

Posted byブクログ

2014/11/03

面白いのに、そこはかとなく漂う三流感は何故なのだろう? 登場人物は、ロマの血脈のモンクがかっこ良かっただけに、女子的に、今回もグレイには…ガッカ… ここはかっこ良くヒーローには振舞って欲しいものだし、人間くさい部分はほのめかしつつも、読者の想像にまかせたほうがいいと思うのだが、や...

面白いのに、そこはかとなく漂う三流感は何故なのだろう? 登場人物は、ロマの血脈のモンクがかっこ良かっただけに、女子的に、今回もグレイには…ガッカ… ここはかっこ良くヒーローには振舞って欲しいものだし、人間くさい部分はほのめかしつつも、読者の想像にまかせたほうがいいと思うのだが、やっぱりグレイは男くさいのだ。 セイチャンとレイチェルの間で、女子的にモヤモヤするのだ。 そんなところが、続刊が気になってしまう罠なのだがヌゥ〜〜! http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-4050.html

Posted byブクログ

2014/10/23

下巻に入って、アクションはますますヒートアップ。 本当にドキドキです。 西洋史が苦手なので、理解不能部分もあったが、 そんな事を瑣末にするぐらい、展開が素晴らしい。 次作期待大 セイチャンかなりいいキャラクターです。

Posted byブクログ

2014/10/06

ジェームズ・ロリンズによるシグマフォースシリーズ第5弾の下巻。 いよいよ物語は佳境に入って行く。ドゥームズデイ・ブックの謎とレイチェルに仕組まれた致死性の細菌の解毒剤の鍵の関連性、泥炭層で見つかったミイラから採取されたキノコの菌、アフリカで殺された上院議員の息子が送ってきたデータ...

ジェームズ・ロリンズによるシグマフォースシリーズ第5弾の下巻。 いよいよ物語は佳境に入って行く。ドゥームズデイ・ブックの謎とレイチェルに仕組まれた致死性の細菌の解毒剤の鍵の関連性、泥炭層で見つかったミイラから採取されたキノコの菌、アフリカで殺された上院議員の息子が送ってきたデータの真実などが次々に明らかになる。 一方でグレイやペインターを執拗に追いかけるギルドの一員、クリスタはついに強硬手段に訴える。 本作もこれでもかというほどのウンチク満載で、刑務者の地下に聖人の墓を含む聖地があるとか、コロッセオの構造とか、泥炭層では無酸素の状態になるために死体が腐ることなく保存されるとか事実に基づきながらも無理なく物語の中に溶け込ませる手法は相変わらず見事だ。 ただ、アクションシーンはやや御都合主義に流れてきつつある傾向が見られ、初期の作品のように本当に生きるか死ぬかが手に汗握るような興奮がやや薄れてきている感は否めない。 とはいえ、シリーズを重ねるにつれ、魅力的な登場人物が生き生きと描かれ、ギルドとの因縁の対決も苛烈さを増してきていて、続編の刊行が待ち遠しい。

Posted byブクログ

2014/06/15

グレイチームとクロウチームがそれぞれイングランドとノルウェーで真相に迫る。特にグレイチームはあちこち動き回っている感があるが、全体の構成としてはすっきりしている印象あり。「黒い聖母」についての本も読みたくなってしまったよどうしてくれる。

Posted byブクログ

2014/06/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

上巻と同じく、銃撃戦やトラップに引っかかるなどのアクション場面はさほど緊迫感が感じられませんでしたが、事件の真相に関わる謎が解き明かされていく場面はかなり興味をそそります。 そして歴史的史実の真実、特にケルト神話のフォモール族と黒い聖母の正体については、現実にそのような説があることを知らなかったので、かなり驚きました。 前作で惹き込まれかけた人間関係部分については、下巻ではセイチャンの切ない気持ちが痛々しい。辛い過去を背負った彼女に感情移入してしまったのですが、彼女が望む幸せを手に入れるのは期待できない模様で残念。 あと、ある人物の裏切りはまったく予想していなかったので、これもビックリ。その人物の裏に存在する組織を気にさせる形で本作は終了するので、機会あったら続きを…て、これが最新作だから、続きが出るの大分先なのか…

Posted byブクログ

2014/05/29

ちょっとだけ、えーって思った結末。 今回も頑張ったよね?コワルスキ! セイチャンの今後が気になりつつ読み終えた本作。 楽しませてもらいました。 今作から三作は、ギルドとの全面対決だそうで、これからも目が離せません。

Posted byブクログ