コウモリの謎 の商品レビュー
コウモリは、世界に約1300種類存在し、哺乳類の21%を占めるらしい。 以前より数は減った気がするけど、子供のときから家の周りでもよく見かける。 一番身近な野生の哺乳類というのも納得。 鳥の場合と違い、夜行性で観察が難しそうなのが残念。
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都会の夕暮れ、ちょっと外にでると・・・飛んでいるのは、コウモリ(蝙蝠)。 南国の島でとぶフルーツコウモリ。 おなじみ吸血コウモリ??? バットマン! ちょっと気味が悪いけれど、魅力的な生き物。 この本を読んで、コウモリのことをいろいろ知りました。 世界には、なんと1300種のコ...
都会の夕暮れ、ちょっと外にでると・・・飛んでいるのは、コウモリ(蝙蝠)。 南国の島でとぶフルーツコウモリ。 おなじみ吸血コウモリ??? バットマン! ちょっと気味が悪いけれど、魅力的な生き物。 この本を読んで、コウモリのことをいろいろ知りました。 世界には、なんと1300種のコウモリがいる!! (日本には37種) ほとんどはとっても小さく軽いそうです。 人間には聞こえない超音波で、「エコーロケーション」をし位置や獲物を探します。 意外だったのは、植物食のコウモリは人間に害をなし(作物を荒らす)、 動物食は、害虫を食べるので人間には役に立つということ。 コウモリ観察についても、丁寧に書かれています。 バードウォッチングなどと同じで、観察対象に影響を与えないこと、 観察場所など自然を大切にすること、が しっかり説明してあります。 巻末のコウモリミニ図鑑の写真を見て かわいい!と思えるかは、あなた次第です。(*^_^*)♪ 2014/05/17 新刊棚で目を通して、予約 5/22 借りて読み始める。 5/26 読み終わる。 内容・目次と著者は 内容 : なぜコウモリは翼を持ち、世界中の夜空を支配する存在になれたのでしょうか? 世界のさまざまなコウモリを観察してきた著者が、コウモリの謎に満ちた生態や観察法を楽しく紹介します。 なぜ、いつ、どのようにしてコウモリは翼を授かったのか。 翼を持つ数少ない哺乳類の中でも、まるで鳥のように優れた飛翔能力で、自由に大空を飛び回るコウモリ。 その進化によって、世界中に広がり、1200種類以上もいる哺乳類として大繁栄に成功しました。 その進化は謎が多く、近年のDNAの分析調査では、なんとウマに近い特徴を持つともいわれています。 鳥のようでもあり、サルのようでもあり、ウマにも近い…… いったいコウモリとは何者なのか、長年にわたって世界中のコウモリを観察してきた著者が、その正体に迫ります。 また、コウモリは最も身近にいる野生哺乳類。 家の軒下や近所の公園、学校、神社、電車や高速道路の高架下、少し足を伸ばせば観光洞窟や沖縄などで観察することができます。 不思議なコウモリの姿や生活を、あなたの目で調査するポイントも紹介します。 目次 : 1章 コウモリっていったい何者!? 2章 空を飛ぶための体 3章 闇夜を飛ぶための超音波 4章 空を飛ぶメリット 5章 コウモリの生活スタイル 6章 コウモリを観察しよう 著者 : 大沢 啓子, 大沢 夕志 コウモリの会評議員。共著に「オオコウモリの飛ぶ島」「二人のロタ島動物記」など。
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2017年64冊目 世間では嫌われがちなコウモリだけど、動物園でぶら下がっている姿を見てその可愛らしい顔立ちに魅力を感じていたので、もっとコウモリの生態を知りたくて手にとってみた本書。 哺乳類の1/5がコウモリ目だったり、鼻で会話をする子もいたり、虫を食べたり血を吸ったり花の蜜...
2017年64冊目 世間では嫌われがちなコウモリだけど、動物園でぶら下がっている姿を見てその可愛らしい顔立ちに魅力を感じていたので、もっとコウモリの生態を知りたくて手にとってみた本書。 哺乳類の1/5がコウモリ目だったり、鼻で会話をする子もいたり、虫を食べたり血を吸ったり花の蜜が主食だったり、一円玉2枚分の軽さの種類がいたりと、驚きの連続であった!
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同じタイミングで『哺乳類のかたち』を読んでいて、ちらっとコウモリがでてきていた。そういやあコウモリって分類上は哺乳類だったけ、などと今更に思い至り、たまたま図書館で本書を見かけたので、なんとなく借りてみた。 サブタイトルに、「哺乳類が空を飛んだ理由」とあるのでもっと学術的な分析...
同じタイミングで『哺乳類のかたち』を読んでいて、ちらっとコウモリがでてきていた。そういやあコウモリって分類上は哺乳類だったけ、などと今更に思い至り、たまたま図書館で本書を見かけたので、なんとなく借りてみた。 サブタイトルに、「哺乳類が空を飛んだ理由」とあるのでもっと学術的な分析があるのかと想像していたが、多くは観察記録。 記録として撮影された写真は豊富で、それとともにどんなコウモリがどんなところにいてどのような生態か、ということがまとめられている。コウモリ観察のために世界中を旅した旅行コラムのようなものもいくつかある。 巻末にも様々な種類のコウモリが写真つきで再度紹介されているが、ちょっとしたコメントが添えられているだけ。大きさの説明はなく、写真ではわかりにくい特徴をイラストにしたものも載せるなど、もう一工夫が欲しかった。 実は、手元にちょうど先述の『哺乳類のかたち』があり、こちらには顔の細密なイラストやサイズ感などが載っていてわかりやすかったので、それを一緒に開きながら参考にしたのだった。 難しめの漢字にはふりがながふってあり、文章も平易なので、小学校高学年くらいなら読める。 ところで、本文中「コウモリに魅せられて、22年間務めた仕事をやめてしまった人も2人いる」とあり、その時はふーん、そうなんだと単純に受け止め全く気づかなかったが、何のことはない、この大沢さんご夫婦(なのかな??おそらく)2人のことだということを、あとでブログを見て知った。なんだ、単にそういうことか。
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興味深い生き物がいる。それは、ヤモリ、タモリ、コウモリ。ヤモリは足の吸着力が注目されている。タモリは、言うまでもなく有名でありながらプライベートが謎に包まれている。そしてコウモリは、コウモリなりに謎めいた存在なので人間の興味を引く。 そんなわけで今回は、コウモリに関する本を...
興味深い生き物がいる。それは、ヤモリ、タモリ、コウモリ。ヤモリは足の吸着力が注目されている。タモリは、言うまでもなく有名でありながらプライベートが謎に包まれている。そしてコウモリは、コウモリなりに謎めいた存在なので人間の興味を引く。 そんなわけで今回は、コウモリに関する本を取りあげる。人間の一方的なイメージで、悪者扱いされている。著者で民話の中のコウモリとして、コウモリのネガティブイメージが紹介されている。これがアメリカ人なら裁判を起こして多額の損害賠償金を請求されるだろう。 読んで意外に思ったのが、東京都内にもコウモリがいるということだ。アブラコウモリという種類で、東京スカイツイーの足元、新宿の高層ビル街や、東京ミッドタウンにもいるとは驚きだ。人気のない所だけでなく、華やかな所が好きとは見た目と違って派手好きかとふと思った。そんな訳がないか。都内に住んでいるコウモリは、ネズミやカラスのようにおいしいものを食べすぎてメタボコウモリにならないかどうか気になるところだ。 コウモリは集まるのが好きで、ねぐらではコウモリの集団がかたまっている姿が写真にとられている。中には違う種類のコウモリとくっついているものもいるとある。 絵や写真があり、夏の自由研究の題材の候補としていいのではないかと思った。コウモリも良く見てみるとかわいらしいとは思うが、やはり闇にまぎれて生きる流れ者だけに人間とは合わないか。
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