時事ネタ嫌い の商品レビュー
なんかよくわかんなかったけど、時事ネタ知らなくても生きていけるってことがわかってなんか嬉しかった。菊地成孔さまついて行きます。
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博覧強記と欲動の奔流を包む知性は、音楽に閃光を発するのはもちろんだが、いろいろな所に汎用性もあり、その発想と語彙と文体が時事ネタに及べば、その対象の方がスイングして、もう時代性はどうでもよくなる。電車の中で一気読みしたので、ちりばめられた箴言に棒線を引っ張りながら再読しなければな...
博覧強記と欲動の奔流を包む知性は、音楽に閃光を発するのはもちろんだが、いろいろな所に汎用性もあり、その発想と語彙と文体が時事ネタに及べば、その対象の方がスイングして、もう時代性はどうでもよくなる。電車の中で一気読みしたので、ちりばめられた箴言に棒線を引っ張りながら再読しなければならない。平成版『ぶらりひょうたん』。敬意をこめて。
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平等とはつまり「区別がつかない」ということではないだろうか すなわち現実とメルヘンの区別がつかない世界 フェイクとリアルの区別がつかない世界 オトナとコドモの区別がつかない世界 政治と芸能の区別がつかない世界 人とメディアの区別がつかない世界 メディアと神の区別がつかない世界 正...
平等とはつまり「区別がつかない」ということではないだろうか すなわち現実とメルヘンの区別がつかない世界 フェイクとリアルの区別がつかない世界 オトナとコドモの区別がつかない世界 政治と芸能の区別がつかない世界 人とメディアの区別がつかない世界 メディアと神の区別がつかない世界 正義の味方と悪魔の手先の区別がつかない世界 他者と私の区別がつかない世界 孤独と熱狂の区別がつかない世界 熱狂と忘却の区別がつかない世界 過去と現代の区別がつかない世界 優しさと冷たさの区別がつかない世界 衛生的であることと不衛生であることの区別がつかない世界 自由と平等の区別がつかない世界 そしてそれらの実現した世界とは、天国か地獄か区別のつかない世界だ ステキですやん 愛があるなら この本は、2007年1月から2010年10月までの連載をまとめたものだが 読後、2011年3月を思わぬわけにはいかないだろう
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時事ネタとは縁遠い著者が、スタイリッシュに決めた時事ネタに関するエッセイ集。毎回、編集部から提示される時事ネタをもとに、一度読むと癖になる個性の強い文体とテンポで所感を綴っています。不二家の衛生管理の不祥事から始まり、ミートホープのひき肉偽装事件、赤福の賞味期限事件など食品にから...
時事ネタとは縁遠い著者が、スタイリッシュに決めた時事ネタに関するエッセイ集。毎回、編集部から提示される時事ネタをもとに、一度読むと癖になる個性の強い文体とテンポで所感を綴っています。不二家の衛生管理の不祥事から始まり、ミートホープのひき肉偽装事件、赤福の賞味期限事件など食品にからむ時事ネタが多いのですが、これらが2013年11月現在の一流ホテルやデパートの素材の偽装(誤表記?)事件にまでエスカレートしている現状を見るにつけ、著者の斜めからの視点と物言いは、とても状況に相応しいもののように思えてなりません。
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時事ネタを扱う、というテーマから普段はとっつきにくい印象もある菊地氏の文章を親しみやすくする効果はあるかと思いきや、彼の繰り出す縦横無尽の言葉たちが私の読解力を振り回していく。 震災前の日本に潜む通奏低音のような気配、氏は盛んに「戦前」という表現を用いるが、果たしてそれに気づい...
時事ネタを扱う、というテーマから普段はとっつきにくい印象もある菊地氏の文章を親しみやすくする効果はあるかと思いきや、彼の繰り出す縦横無尽の言葉たちが私の読解力を振り回していく。 震災前の日本に潜む通奏低音のような気配、氏は盛んに「戦前」という表現を用いるが、果たしてそれに気づいている人はどれぐらいいるのか。 必ず戦争は起こる。しかしその姿は20世紀までに我々が体験した「戦争」とは形が異なるだろう。 さて、震災後を生きる私達が今立ち向かうべき対象はどこにあるのか。 そのヒントがこの本にある、というのはいささか劇的過ぎるか。
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切ない。大震災直前の、氏のいう「ALTER WAR」を感じながらも、しかし今よりずっと牧歌的に見えるゼロ年代の空気。 その切なさは、本書が刊行されることになるまでの経緯、そして書籍化に際して付け加えられることになった「後日談」によって、おそらく意図的に増幅されている。『スペインの...
切ない。大震災直前の、氏のいう「ALTER WAR」を感じながらも、しかし今よりずっと牧歌的に見えるゼロ年代の空気。 その切なさは、本書が刊行されることになるまでの経緯、そして書籍化に際して付け加えられることになった「後日談」によって、おそらく意図的に増幅されている。『スペインの宇宙食』の「しがみつき」派の人々(僕もその一人)には、ぜひ読んでいただきたい。
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