那覇の市場で古本屋 の商品レビュー
とても読みやすいエッセイ。 宇田さんの性格の良さがよくわかる優しさが滲み出ている文章。 実はこの夏(2024年)にウララに行きました。この本は地元で買っていたが、ウララで別の著作を購入し、サインまでいただいた。 また沖縄行ったら必ず寄りたいお店です。
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開業や経営にあたっての苦労話かと想像していたらそうではなく、市場のひとたちとの何気ない日常が綴られていて、なんともほっこりしました。先日初めて訪沖して、正にウララのあるアーケード街をさまよってきたばかりなので、とても臨場感がありました。惜しむらくは訪沖前に読了できていなかったこと...
開業や経営にあたっての苦労話かと想像していたらそうではなく、市場のひとたちとの何気ない日常が綴られていて、なんともほっこりしました。先日初めて訪沖して、正にウララのあるアーケード街をさまよってきたばかりなので、とても臨場感がありました。惜しむらくは訪沖前に読了できていなかったことですね。読了した上でお店に伺いたかった…!沖縄が県産本の宝庫であるとは知らなかったなあ。
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古本屋してみたいな…と、なんとなく思うこともあるけど、やはり大変だなぁ!と率直に思うシーンも描かれてた。でも楽しそう。沖縄という土地柄なのかな?というふれあいとか、地元の本が1番売れるとか、面白い。行動力もありながら、仕事熱心な作者で店主さんに会いに、沖縄行きたくなった。あと、本...
古本屋してみたいな…と、なんとなく思うこともあるけど、やはり大変だなぁ!と率直に思うシーンも描かれてた。でも楽しそう。沖縄という土地柄なのかな?というふれあいとか、地元の本が1番売れるとか、面白い。行動力もありながら、仕事熱心な作者で店主さんに会いに、沖縄行きたくなった。あと、本読まない方が本屋に向いてるとか(何故かは読んでみたらなるほどと思う)、目からウロコだったなぁ。
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牧志公設市場前の古本屋「ウララ」の店主によるエッセイ集。 「ウララ」ができるまでのこと、「ウララ」の周りの優しき人々のことなど。 一つ一つはばらばらの小さなことがつながって「ウララ」ができたのだと感じる。 「おもしろいな」「やってみたいな」と思うことには手を伸ばしてみる。 年を...
牧志公設市場前の古本屋「ウララ」の店主によるエッセイ集。 「ウララ」ができるまでのこと、「ウララ」の周りの優しき人々のことなど。 一つ一つはばらばらの小さなことがつながって「ウララ」ができたのだと感じる。 「おもしろいな」「やってみたいな」と思うことには手を伸ばしてみる。 年を取ってきたせいもあるもかもしれないが、そうしたいと思わせてくれた。
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本が有る場所に行きたい。常に居たいです。書店でも図書館でもなんでもいいのです。 大きな本屋もいいけど、小さい本屋もまた違った魅力が有ります。 結構有名な那覇の市場にある書店です。この前読んだ「牧志市場界隈」にも出てきました。 大手を辞めて自分の小さな本屋さんを経営する。とってもロ...
本が有る場所に行きたい。常に居たいです。書店でも図書館でもなんでもいいのです。 大きな本屋もいいけど、小さい本屋もまた違った魅力が有ります。 結構有名な那覇の市場にある書店です。この前読んだ「牧志市場界隈」にも出てきました。 大手を辞めて自分の小さな本屋さんを経営する。とってもロマンが有り憧れてしまいます。それで生きて行けるなら今すぐ小さな本屋さんになりたいなあ。 この方はメディアへの露出も多く、著書も有るので本屋経営としてのアドバンテージが有るのが強いです。同じことやろうとしてもあっという間に破綻しそうです。 沖縄ならではの緩い出版社の話が多いですが面白いですね。最近は大手出版社ではない会社の本が熱いですが、沖縄行ったら見たことない本が沢山見れそうです。 ちなみに那覇にしばらくいた時、毎日那覇図書館に通っていました。結構立派な図書館でした。
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面白かった!沖縄に移住したり古本屋始めたりした理由が緩くて、読んでて楽(ノ´∀`*) そうだよねえ、なんとなくだっていいよねえ。 最後の中国でのイベントの話が一番面白かった。 ちょっと見てみたいかも。招待してくれた中国の古本屋さん♪(´ε` )
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紙のカバー付けてて、表紙の写真がとってもいいの読み終わるまで気づかなかった(^_^;)ゆったりでもない、まったりでもない、「沖縄時間」な時の流れ方が心地良い。この本持ってまた沖縄行きた〜い!
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本書の著者宇田智子さんの「本屋になりたい」を先に読んでしまった事を激しく後悔した。 こっちから読みたかった。 沖縄旅行に行った。 「市場の古本屋 ウララ」で本書を購入。 本書を読了後沖縄に行っていればもっと満喫できたと想像し得る、日常の国際通り周辺の出来事も満載だった。 沖縄...
本書の著者宇田智子さんの「本屋になりたい」を先に読んでしまった事を激しく後悔した。 こっちから読みたかった。 沖縄旅行に行った。 「市場の古本屋 ウララ」で本書を購入。 本書を読了後沖縄に行っていればもっと満喫できたと想像し得る、日常の国際通り周辺の出来事も満載だった。 沖縄県産本の魅力を十分に納得して思ったのは、わが町の郷土本も読んでみるべきだと思った。
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ウララの宇田さん。 直接お話を聴かせていただくのとは違う ゆったりとした流れでしっかりと選ばれた言葉が並んでいて楽しかった。 またちょっかいかけにいこうと思う。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「那覇の市場で古本屋」という本。 こちらはボーダーインクという沖縄の出版社が出している。 ボーダーインクという出版社のことも初めて知った。 沖縄にはこうした独自の出版社をはじめ、県産本、地域独自の本が多数ある、という。 こうした本は、発行部数が少ないこともあり、すでに絶版となっている本が多数あるという。 そのため、ジュンク堂のような大型書店でも拾いきれないほど、点数も多く、新刊では出回っていないという実情もあるそうだ。 著者が大型チェーン店の本屋から、わずか3坪の小さな、市場の雑踏のなかにある古本屋に転身したのもそうした沖縄独特の事情もあるのだろう。 また、それ以上に著者は沖縄独自の本の世界に惹かれていったのだと思う。偶然、前のオーナーがその古本屋を閉めるというめぐりあわせも含めて。 本書を読むと、あまり前面に出るタイプではない著者の性格が、淡々とした日常をつづる文章から感じられる。 日々せわしく人が行きかう市場を、小さな古本屋の女店主が見つめ、描いていく。 沖縄の古本屋のつながりの強さを感じる。 小さな規模の組合、独自の文化の発達した土地ならではの本の流通、そのなかでの協力や共有があって、小さな古本屋を営むことができているのだと。 それは、大型書店の書店員として働いていたときから、本を通して沖縄の人との縁を深め、また沖縄の独特の本屋の雰囲気を敏感に感じ取った著者の人柄と嗅覚が、そのつながりを強くすることを助けているのだと思う。 小さいながらも、真摯に本と向き合い、「本が好き」ということを仕事にしている。 ぜひ、沖縄に行ったときには訪ねてみたい。
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