ケモノの城 の商品レビュー
読む手が止まらない・・・・・・・ 読むのが辛いのに・・・・・・ 暴力描写がすさまじい よって誰にでもおすすめできるような作品ではありません だけど、前半に散りばめられた不可解な出来事が終盤に繋がり真相を明らかにしていく様は読み手を引き付け離しません 事件当時者が語る事件...
読む手が止まらない・・・・・・・ 読むのが辛いのに・・・・・・ 暴力描写がすさまじい よって誰にでもおすすめできるような作品ではありません だけど、前半に散りばめられた不可解な出来事が終盤に繋がり真相を明らかにしていく様は読み手を引き付け離しません 事件当時者が語る事件の真相はすべてが真実ではなく、嘘や幻想で塗り固められた架空の世界 有効的なミスリードで読者を煙に巻き・・・・・・・・・そして、悲しい結末へ・・・・・・ 実際にあった事件を題材に作られたというこの作品ですがこのような世界が身近にあるとは信じがたい・・・・・ これと誉田哲也が描くサスペンスが共存したとき、圧倒的な恐怖が訪れます
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自分の出身地北九州市での実話をもとに、今住んでいる大宮も一部舞台となり、他人ごととは思えないと感じた。筆者の遠慮なく、グロさを描写するところは、計算されている感じもあるが、実際起こっていたんだろう。読了後はしばらく何もする気がしなかった。
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結局何が真実なのかハッキリしない。けど、ハッキリすることもある。少なくとも自分の頭はマトモそうだ。この犯罪者の気持ちも被害者、加害者の気持ちも理解できん。 でもまー。あの尼崎の事件を彷彿とさせるよね。
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自分史上最高のグロさ。たいがいのグロシーンには免疫ありますが、気分悪くなったのは初めてです。こんなシーンを冷静に書き進める作者は驚異です。ブルーマーダーもすごいと思いましたが、比べものになりません。読み返すのもいやでした。 実話がベースになってるのはわかってますが、こんな邪悪な人...
自分史上最高のグロさ。たいがいのグロシーンには免疫ありますが、気分悪くなったのは初めてです。こんなシーンを冷静に書き進める作者は驚異です。ブルーマーダーもすごいと思いましたが、比べものになりません。読み返すのもいやでした。 実話がベースになってるのはわかってますが、こんな邪悪な人がいるなんて怖すぎ。決して出会いたくありません。
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北九州、神戸での事件を下敷きに書かれたもの。2つの事件はルポで読んだことがあったので凄惨な様子は想像できていたつもりだったが小説にして、改めてその様を読むと身の毛がよだつとはまさにこのことだと痛感した。
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読後、あったかい物を抱きしめたくなった。 自分の良心を取り戻したかったから。 頼むから映像化しないでほしい。 いま、心が弱っている方は、この本絶対に閉じて。 鬼畜野郎の、被害者に、被害者と思わせない手腕に脱帽しつつ、最低だと思う。 変なお涙ちょうだいを入れずに、これを書いた作者の冷静さ。凄い。 被害者に、自分は被害者と思わせない事が一番残酷。 大人のいじめにありそう。 冷たくした後に、優しくされれば「やっぱり大事にされている」と思いたくなる心理を利用している。 自分が嫌われている事を、受け止めたくないから。しんじる。 助かりたいがために、わけがわからなくなる瞬間はある。まや達は、そこを利用されたのだと思う。 ラストがごちゃごちゃしてついていけなかった。 三郎は殺された? まやのタケイ化?唐突すぎて頭がついていけず。 被害者に狂気がうつるのは、理解出来る。 まやの心理描写がなさすぎて。私が、「被害者のまやに対してそう思いたくないだけ」かもしれんが。 冷静に解体出来る時点で、彼女たちはとっくに一線は越えてしまっているんだろうけど。 被害者のアフターケアめっちゃ大変そう。多分、もう救われたい気持ちすらないかもしれない。 事件があってから、何も感じなくなったという言葉ってこういう事件を言うんだろうな。
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また、えらいの読んじゃったなぁ。 今までもグロい話好んで読んでましたが、これはかなり強烈で、中盤に行くまでなかなか進みませんでした。 これは実際にあった、ベースになる事件が頭にあったからですが。 後半、謎が少しずつ解明されていく辺りから、どんどん引き込まれました。 これなかったら、☆一つ減でした。 ラスト全部解決していたら☆プラスでしたが、残念です。
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顔や腕にたくさんの痣があり、足の指には爪が1つもなかったりあちこちに焼けやけどの痕もある17歳の少女が、携帯電話か ら「助けてほしい」と110番通報をしてきた。香田麻耶と名乗ったその少女は今まで監禁されて虐待を受けていたとみられたが 、ヨシオという男とアツコという女の名前以外、...
顔や腕にたくさんの痣があり、足の指には爪が1つもなかったりあちこちに焼けやけどの痕もある17歳の少女が、携帯電話か ら「助けてほしい」と110番通報をしてきた。香田麻耶と名乗ったその少女は今まで監禁されて虐待を受けていたとみられたが 、ヨシオという男とアツコという女の名前以外、詳しいことを話そうとしない。しかしなんとか証言をつなぎあわせて監禁場所 を割り出した警察はそこで、通称アツコという女の身柄を確保した。一体この女は何者なのか、そしてこの異常な部屋は一体何 なのか。 読んでいると気持ち悪くなるほどの虐待や殺人、死体解体の描写。このアツコの話とは別に、同棲しているカップルの部屋に 、突然女の実父だという夫が転がり込んでくるが、その実父の行動が怪しく、カップルの男が不審に思って実父を追跡しはじめ るという話の2つが交互に描かれていき、最後に1つにつながる。学習性無力感というもので監禁された者たちは逃げる気力すら 失うというらしいが、本当にこんな風になってしまうのだろうか。そしてつかめそうでつかめない“ヨシオ”の正体。誰が本当 のことを言っていて、誰が誰を殺したのか。そもそも“ヨシオ”なる人物は本当に存在するのか。真相が気になって読み進みは したが、後味は良くないなぁ。
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一応最後まで読んではみたものの、何というか、、、下劣極まりない。実際に起こった事件を題材にしたものと思われるが、事件を検証、犯人や被害者の意識・感情に迫るものであるのなら、作品としての意味もあるのかもしれない。しかし、最後まで犯人の人物像は見えず、事件の結末さえも曖昧にして終わら...
一応最後まで読んではみたものの、何というか、、、下劣極まりない。実際に起こった事件を題材にしたものと思われるが、事件を検証、犯人や被害者の意識・感情に迫るものであるのなら、作品としての意味もあるのかもしれない。しかし、最後まで犯人の人物像は見えず、事件の結末さえも曖昧にして終わらせている。一体、著者は何を描きたかったんだろうか。こんな事件が実際にあり、また身近にも起こり得ることを世間に知らしめたかったのか、それとも悪魔的な所業にインスパイアされ、その凄惨な所業をリアルに自分の筆で描きたかっただけなのか。前者であるならまだいいが、私はこの本を読んだ後、著者に対しての印象は後者しか残らなかった。
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図書館で借りてポツポツと読んだところ、あまりのグロさに耐えられず読み終わらないまま返却してしまいました。
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