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月に吠えらんねえ(一) の商品レビュー

4.3

33件のお客様レビュー

  1. 5つ

    12

  2. 4つ

    11

  3. 3つ

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2015/03/11

2巻まで読了。 萩原朔太郎や北原白秋、高村光太郎や高浜虚子など実際いた詩人たちが時間を超えて暮らす不思議な街。彼らの作品を織り交ぜつつ、神経衰弱でエキセントリックな彼らの目線で語られる狂った世界が、だんだんと気持ちよくなってくる。誰かもわからない丘の上の首吊死体の存在。狂気は、う...

2巻まで読了。 萩原朔太郎や北原白秋、高村光太郎や高浜虚子など実際いた詩人たちが時間を超えて暮らす不思議な街。彼らの作品を織り交ぜつつ、神経衰弱でエキセントリックな彼らの目線で語られる狂った世界が、だんだんと気持ちよくなってくる。誰かもわからない丘の上の首吊死体の存在。狂気は、うつくしい。

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2014/11/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

なんでしょうね、このマンガ。 前回の感想がちょっと深夜ということもあり、不適切な言葉がありましたので、書き直していますが。 ぶら下がってる死体の下りなんかは面白いです。 前半もミステリーっぽいところああって、面白いです。 でも、1巻を通すと不思議な気持ちになります。 保留です。2巻は。なんか怖いのでw

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2014/11/05

久々に凄い私の中に残った漫画かもしれない。 でも独特な雰囲気なので合わない人は合わないだろうし、好きな人にはたまらないという感じだと思う。 詩人に関しては名前とかなり有名な詩だけ知ってるというくらいの無知な私だったけどこれを読んで詩人たちにも凄く興味が湧いた。 この漫画に出てくる...

久々に凄い私の中に残った漫画かもしれない。 でも独特な雰囲気なので合わない人は合わないだろうし、好きな人にはたまらないという感じだと思う。 詩人に関しては名前とかなり有名な詩だけ知ってるというくらいの無知な私だったけどこれを読んで詩人たちにも凄く興味が湧いた。 この漫画に出てくるキャラは詩人自体をキャラ化したんじゃなくて、各人の詩の雰囲気から造られたキャラみたいだけど。 朔くんの病みっぷりが最初はあんまなんとも思わなかったけど見れば見る程なんだか可愛く見えてきてたまらない。 白さんとのなんとも言えない関係も好き。

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2014/11/01

国文学科だけど純文学ぜんぜん読んでこなかったから文学に関してはぜんぜんわからない。 だから詩とかはさらにわからない。 最近のはやりに乗ってシャレオツ感だけを出してる漫画ではないことはわかる。けっこうグロテスクっていうか、底が深いていうか。

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2014/10/26

評価高かったから読んでみたものの、、 結構苦手かも、、 抽象的すぎてわたしの頭ではついていけない、、 普通に会話してるシーンとかは好き 急にシーン変わったりしてあわあわする

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2014/10/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

幻想的で病的で、狂気にひっぱられるような漫画。作者の思入れも元となった詩の読み込みもはんぱなくて、独特の世界観とストーリーがくせになる。朔の病みっぷりが滑稽なほどでかわいそうだが笑えた。

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2017/06/24

作家にとって、居心地が良かったのは、明治~昭和初期なのかな、と空想する。 □街に住まわせて、さらに居心地よくさせたのが、このマンガ。 正直、この時代の作家の本なんて読んでないし、教科書でしか知らないけれど。 朔太郎のダメなおぼっちゃま風な感じが良いね。白秋の非否人ぶりが良い。もう...

作家にとって、居心地が良かったのは、明治~昭和初期なのかな、と空想する。 □街に住まわせて、さらに居心地よくさせたのが、このマンガ。 正直、この時代の作家の本なんて読んでないし、教科書でしか知らないけれど。 朔太郎のダメなおぼっちゃま風な感じが良いね。白秋の非否人ぶりが良い。もう一人の行方不明者の今後が気になる。

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2014/11/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2014/07/08 第1巻読了。明治~大正期の詩人や歌人を題材にとったファンタジー譚?みたいな。おもしろかった!実在の詩人・歌人をモデルにしたキャラたちが、史実ではないけど不思議で面白い世界観を作っていました。エログロで気持ち悪いとこもあるけど、クセになる。続きが気になります。 2014/11/10 第2巻読了。

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2014/06/27

想像よりもホラーっぽい部分や幻想(妄想?)っぽい部分があったが、とても面白かった。 朔太郎を主人公に、彼の周囲にいた近代詩人、歌人たちが描かれているが「え?こんな人?」と驚くような解釈もあり、新鮮で良かった。 (個人的には、シキの弟子二人の闘いがツボすぎた、あんなマッチョな歌人い...

想像よりもホラーっぽい部分や幻想(妄想?)っぽい部分があったが、とても面白かった。 朔太郎を主人公に、彼の周囲にいた近代詩人、歌人たちが描かれているが「え?こんな人?」と驚くような解釈もあり、新鮮で良かった。 (個人的には、シキの弟子二人の闘いがツボすぎた、あんなマッチョな歌人いないって、笑) 近代詩人のエピソードを知る者同士で、これをテキストに読書会でもしたら盛り上がりそうだ。 一巻目ということもあってか、伏線的で、今ひとつ明らかでない部分もあり(サイの顔も含め)先の展開が楽しみ。

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2014/06/18

萩原朔太郎さんの『月に吠える』が読んでみたいなあ、とまさに思ってた時に見つけた漫画。 近代文学とかって興味あるけどなんか難しくって…って人はこういうのから入ると面白いのかな。 それにしても狂ってるなあ。 ものすごく純粋に狂ってる感じ。 めっちゃ好き。

Posted byブクログ