ハリスおばさんモスクワへ行く 普及版 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
周りの人を動かしていくハリスおばさんの人柄は興味深い。バターフィールドおばさんとの友情もいいなぁ。年をとっても毎週お茶とおしゃべりを楽しめる友人がいたらいいな。 前作『ハリスおばさん国会へ行く』で運転手のベイズウォーターさんと出かけたあとどうなったのか、一切語られず、残念。本作『ハリスおばさんモスクワへ行く』執筆から2年後に著書は亡くなったので、自由に妄想するしかないなぁ。 本作は解決に至るまでのストーリーが手に込んでいた。 児童向け物語で、誇張されてるフィクションとはいえ、旧ソ、ロシアの人はこれを読んだら気を悪くしないかと気になってしまった。案外「そのとおりなんだよ、よくわかってるね」みたいに思うのだろうか。
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為せば成るの塊のような人ですね。 本人が為せば成るとしか考えてないから、周りもその方向に進まざるを得ないというか。 そしてその全てが自分のためではなく誰かのため。 多分それが彼女にとっての自分のためなんですけどね。 ただのおばちゃんだけど、場数は踏んでますから。
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