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まさかジープで来るとは の商品レビュー

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38件のお客様レビュー

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2017/09/21

自由律の句っていいですね。奄美の話では又吉さんの優しい目線を感じ、せきしろさんのダメダメなところに共感し、挿入されたスナップ写真で笑わされて即読了です。

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2016/11/23

正直、かなり好きだ。 とくにせきしろさんの噺が抜群に好き。くすくす笑ってしまう。 旅のお供なんかに是非。

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2016/02/28

こういう、自由律俳句の本は初めてだったので斬新で、理解するのに時間が掛かりました。しかし、前作の『カキフライが無いなら来なかった』も読んでみたくなった!せきしろさんの学校嫌いには共感したし。又吉さんがお気に入りのTシャツを洗濯して乾燥機にかけたら縮んでしまったので、自分が乾燥機に...

こういう、自由律俳句の本は初めてだったので斬新で、理解するのに時間が掛かりました。しかし、前作の『カキフライが無いなら来なかった』も読んでみたくなった!せきしろさんの学校嫌いには共感したし。又吉さんがお気に入りのTシャツを洗濯して乾燥機にかけたら縮んでしまったので、自分が乾燥機に入ったって話は(ほんまかいなこれは(笑))と笑ってしまいました。

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2016/02/11

短文だからこそ、広がる情景がある。 散歩をしながら、自分なりの言葉の情景がいくつも浮かんできた。 おそらく人の数だけ、物語の広がりがある作品だと思う。 いつか誰かと各々の物語について語りあいたいものだ。

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2015/11/03

どうやら「自由律俳句」と呼ぶらしいこのジャンルの文芸は、なかなか素敵である。 「あるある」な情景が思い出されてきたりするちょっとまったりとした雰囲気のフレーズは、才能なしには作れないのだろうなと最初は思ったが、その気になれば雰囲気だけは醸し出せそうなところまではいけたかも。でも、...

どうやら「自由律俳句」と呼ぶらしいこのジャンルの文芸は、なかなか素敵である。 「あるある」な情景が思い出されてきたりするちょっとまったりとした雰囲気のフレーズは、才能なしには作れないのだろうなと最初は思ったが、その気になれば雰囲気だけは醸し出せそうなところまではいけたかも。でも、やっぱりもっと極限まで削らないと駄目か。

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2015/10/11

『カキフライが無いなら来なかった』の第二弾という感じ。 句と写真と散文からなる。 前回よりは感動が少なかったけど、なかでも散文の部分を面白く読んだ。 ここを読んで、直前の句を読むと「なるほどなぁ」と納得できる。

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2015/06/16

『カキフライがないなら来なかった』の続編ですね。つい引きこまれます。挟まっている文章がまたもの悲しいのです。

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2015/05/17

二名の作品からなる自由律俳句集。 とにかくじわじわ来る面白さ。 日常の「あるある」ネタや シュールなシチュエーションネタを 切り取ってきてクスリと笑わせてくる。 本当に少ない文字数なのに 自分が見聞きしたシチュエーションと オーバーラップして、思わず解説文を 作りたくなってく...

二名の作品からなる自由律俳句集。 とにかくじわじわ来る面白さ。 日常の「あるある」ネタや シュールなシチュエーションネタを 切り取ってきてクスリと笑わせてくる。 本当に少ない文字数なのに 自分が見聞きしたシチュエーションと オーバーラップして、思わず解説文を 作りたくなってくる。

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2015/05/01

日常だったり、過去に置き去りにしてきた記憶だったり、奥底のほうに忘れられている情景だったりを、自由律俳句として巧みに切り取っていて、懐かしかったり、ほろ苦かったり、笑ったり、、、これを言葉で表すのはとても難しい。 でも、「カキフライ」に続き、とっても好きな世界観。 今回も楽しかっ...

日常だったり、過去に置き去りにしてきた記憶だったり、奥底のほうに忘れられている情景だったりを、自由律俳句として巧みに切り取っていて、懐かしかったり、ほろ苦かったり、笑ったり、、、これを言葉で表すのはとても難しい。 でも、「カキフライ」に続き、とっても好きな世界観。 今回も楽しかった。

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2022/06/01

咳をしたら、どこからともなく米粒が口の中に現れた。 「咳をしたら米粒」 自由律俳句が読みたい(あるいは詠みたい)と思った。 本屋に行く。放哉はないが山頭火の句集がある。 山頭火句集と「カキフライが無いなら来なかった」と、これで迷った。迷うなよ。 これにした。よか...

咳をしたら、どこからともなく米粒が口の中に現れた。 「咳をしたら米粒」 自由律俳句が読みたい(あるいは詠みたい)と思った。 本屋に行く。放哉はないが山頭火の句集がある。 山頭火句集と「カキフライが無いなら来なかった」と、これで迷った。迷うなよ。 これにした。よかったんだと思う。 さて、二人の作者による自由律俳句と短い文、そして写真から構成されているこの本は、まあなんだ、往年の宝島、VOW!のようだ。点取り占いのシュールな文句とどこかに似ている。写真は街のヘンなモノ、だ。 けれど、創作を過去の何かにそのまんま当てはめてしまっては失礼な気がする。そんなエネルギーというか脱力というか、作戦のようでいて素のようななにかを感じる。 僕が宝島読者だったころからずっと目指していたもののような。あ、また当てはめてしまった。 あとがきがすごかった。又吉さんという人が、如何に気を抜くと奈落に落ちていくかということを。その奈落は懐中電灯で照らせそうなぐらいの奈落なのだけど、でもきっと深いんだ。 というわけで、しばらくこの本ばっかり眺めているので読書が進まない。

Posted byブクログ