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初音ミクはなぜ世界を変えたのか? の商品レビュー

4.5

24件のお客様レビュー

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2024/06/27

☆信州大学附属図書館の所蔵はこちらです☆ https://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB15272672

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2024/03/29

「初音ミク史観」だけど、2007年のミクとニコ動でいきなりはじまったわけじゃないのにねえ。これはちょっと歴史館修正しておくべきではないか。

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2020/12/03

2020年12月1日読了。初音ミクに始まるボーカロイドがブームとなった2007~2009頃を「サード・サマー・オブ・ラブ」と定義し、その熱狂・熱狂につながる伏線と今につながる影響について論じた本。「ブームはいつも大人が眉をひそめるところから始まる」とはご指摘のとおり、CDTVのラ...

2020年12月1日読了。初音ミクに始まるボーカロイドがブームとなった2007~2009頃を「サード・サマー・オブ・ラブ」と定義し、その熱狂・熱狂につながる伏線と今につながる影響について論じた本。「ブームはいつも大人が眉をひそめるところから始まる」とはご指摘のとおり、CDTVのランキングなどに「〇〇 featuring.初音ミク」名義の見知らぬ曲が多数ランクインしているのを見て「なんじゃこれ、訳わからん」と眉をひそめていた私はすっかり時代に取り残されたダサい大人なのか…。初音ミクの熱狂が、熱心なユーザーたちの創意工夫・その中で現れた才人たちの高品質な作品・環境を整えるためのメーカーの地道な努力と、何より「それ」が奇跡的なタイミングで起こったこと、たしかにこれは「サード~」と称するのにふさわしい音楽の大きな進化(革命、というのは少々大げさな表現だが、そう言ってもいいのかもしれない)ということが分かった。音楽には、まだまだ進化の可能性が残されているのかな。

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2020/11/28

2020年「初音ミクはなぜ世界を変えたのか?」読了。ボーカロイドの開発から今ままでがとても分かりやすくまとまっていて、技術の発展や世の中の変化がよくわかる一冊。最後のインタビュー記事は、ボーカロイドの話だけでなく、クリエイティブな活動の重要性が書かれていて、とても共感できる。(と...

2020年「初音ミクはなぜ世界を変えたのか?」読了。ボーカロイドの開発から今ままでがとても分かりやすくまとまっていて、技術の発展や世の中の変化がよくわかる一冊。最後のインタビュー記事は、ボーカロイドの話だけでなく、クリエイティブな活動の重要性が書かれていて、とても共感できる。(とりあえず紹介されていた曲のリストでも作ろうと思う。) <リスト作成予定> ●こどもと魔法(竹村延和) ●イーハトーヴ交響曲 ●恋するボーカロイド ●みくみくにしてあげる ●ストロボナイツ ●ラストナイトグッドナイト ●メルト ●恋は戦争 ●ワールドイズマイン ●ブラックロックシューター ●初めてのこいが終わるとき ●桜ノ雨 ●ODDS&ENDS ●千本桜 ●カゲロウデイズ ●初音ミクの消失 ●世界五分前仮設 ●表裏ラバーズ ●ハロープラネット ●アンハッピーリフレイン ●ひこうき雲(ユーミン、とりちゃん) ●deco27、八王子P、Kz、Supercell、黒ウサ、cosMo@暴走、buzz、ダルビッシュ、wawaka、ハチ ●2011年5月には、米国トヨタのCMに初音ミクが起用される。 ●MIKUNOPOLISinLOSANGELES ●キャッチコピーは「EverryOneCreator」。 ●THEENS(ボーカロイドオペラ パリでも公演)

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2019/11/15

「初音ミク」が出始めの頃にパソコンの前で興奮した当時のことを、それから共に音楽や楽器を楽しんだ時間を、その時代背景や制作者側の意図と重ねながら読み進められました。 分量はだいぶ多かったですが、驚きと納得、共感など様々な感情を抱きながら読めたので、飽きることはなかったです。 す...

「初音ミク」が出始めの頃にパソコンの前で興奮した当時のことを、それから共に音楽や楽器を楽しんだ時間を、その時代背景や制作者側の意図と重ねながら読み進められました。 分量はだいぶ多かったですが、驚きと納得、共感など様々な感情を抱きながら読めたので、飽きることはなかったです。 すごくまとまりがあって、かつ分野に富んだ1冊だったと思います。

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2017/10/03

【所在・貸出状況を見る】  https://sistlb.sist.ac.jp/opac/volume/207075

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2016/10/21

Webの記事でも読めますがじっくり見たかったので紙媒体で購入しました。 こういったジャンルは結果論でしかないですが、共通性やより深いジャンルを探す際に重宝すると思います。

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2016/09/24

ボーカロイド『初音ミク』が音楽業界、また世界に与えた影響に関して書かれた本。 初音ミクを題材にしたただのイロモノ本としてではなく、丁寧に取材を重ねた新世代の音楽を見つめた本。音楽業界を変えた大きな流れ『サマー・オブ・ラブ』の第三の波として電子音楽の歌姫『初音ミク』を位置づける。...

ボーカロイド『初音ミク』が音楽業界、また世界に与えた影響に関して書かれた本。 初音ミクを題材にしたただのイロモノ本としてではなく、丁寧に取材を重ねた新世代の音楽を見つめた本。音楽業界を変えた大きな流れ『サマー・オブ・ラブ』の第三の波として電子音楽の歌姫『初音ミク』を位置づける。2000年代から本格化したインターネットの普及による、情報革命と音楽業界の関係性やアマチュアクリエイターの勃興など、新しい時代の音楽に関しても触れている。過去のヒッピー文化やテクノ音楽が音楽の新たな『遊び場』を人々に提供しブームなり、それが文化になった背景を丁寧に解説する。そして、そのブームと文化の現象と初音ミクの関連性に触れる。著者独自の視点から初音ミクを捉えていて、とても面白かった。

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2016/08/08

筆者が音楽ライターなのであまり高尚な期待をしてはいけないが、総じてミクへの偏見を取り払ってくれた良書(「ニコ動を占拠する鬱陶しいアレ」→「既存の音楽潮流を受け継いだ近年日本にまれに見るシリコンバレー的開発現象」)。道産子必読。

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2015/03/20

ボカロの文化が「なんとなくニガテ」な人は読むべき。捉え方が変わります。元ロキノン編集者の著者が、まさにそういった層の偏見を想定しているかのようにあのいわゆる熱のある文体で、洋邦楽の音楽史の系譜としてボカロ文化を捉え、語らっています。どの音楽ジャンル嗜好者も、かならず知ってる固有名...

ボカロの文化が「なんとなくニガテ」な人は読むべき。捉え方が変わります。元ロキノン編集者の著者が、まさにそういった層の偏見を想定しているかのようにあのいわゆる熱のある文体で、洋邦楽の音楽史の系譜としてボカロ文化を捉え、語らっています。どの音楽ジャンル嗜好者も、かならず知ってる固有名詞や単語が出てくると思います。いかにボカロ文化に対して無知だったのか、自分の中のちいさなスノビズムが簡単にぶっ壊せるのでおすすめです。

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