社会学 の商品レビュー
比較的親しみやすいことばで書かれた社会学の入門書です。 著者は「はじめに」で、「今日のわが国の社会学の概説書は、一般に共著の形式で出されている」といいつつ、現代の社会学においてあつかわれているさまざまなテーマの見取り図を、著者自身の観点からえがき出すことをめざしています。ただし...
比較的親しみやすいことばで書かれた社会学の入門書です。 著者は「はじめに」で、「今日のわが国の社会学の概説書は、一般に共著の形式で出されている」といいつつ、現代の社会学においてあつかわれているさまざまなテーマの見取り図を、著者自身の観点からえがき出すことをめざしています。ただし、著者自身の社会学上の見解を押し出すことは避けられ、中立的な立場からの叙述になっています。 社会学のおもしろさを伝えるためには、むしろ著者自身の考えを前面に押し出して、特定のテーマに対してどのような切り口を示すことができるのかということを読者に伝えたほうがよかったのではないかという気もしますが、それをあえて禁欲して、ともあれ社会学の全体像を完結にえがきとってみせたところに、入門書としての本書の意義があるのかもしれません。
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ようやく読み終えた、という一冊。大学の教科書というにはやや難解な気がするけども、それぐらいがいいのかもしれない。よくも悪くも教科書的な、叩き台として、社会を、生を考えるためのエッセンスが詰まった一冊。
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教科書的といえばこれが教科書的なんでしょうか。 これだけでは面白くなかったです。これを叩き台にして、講義を受けるのが正しい使い方かと。
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140809 中央図書館 大学一般教養科目として社会学を登録する初学者たちに向けた、社会学が扱う問題の数々についてやさしく概説する教科書あるいはガイダンス。 社会学は、なんといってもウェーバーとデュルケムを読まなくては始まらない。その他にはジンメルか?ということがわかる。 著者、...
140809 中央図書館 大学一般教養科目として社会学を登録する初学者たちに向けた、社会学が扱う問題の数々についてやさしく概説する教科書あるいはガイダンス。 社会学は、なんといってもウェーバーとデュルケムを読まなくては始まらない。その他にはジンメルか?ということがわかる。 著者、奥井智之氏は東大寺学園の出身か?
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