チェ・ゲバラ伝 の商品レビュー
何かを為すためには、並外れた狂人的な努力とロマンティシズムが必要なのだとも思った。正直、ゲバラの理想の世界は自己満足によるものか、貧しい人を救うために行なっているのか、わからない。その両方かもしれない。 ただ、ゲバラの自分の理想を求めるために、困難で難しい道を選ぶ思想は20代の...
何かを為すためには、並外れた狂人的な努力とロマンティシズムが必要なのだとも思った。正直、ゲバラの理想の世界は自己満足によるものか、貧しい人を救うために行なっているのか、わからない。その両方かもしれない。 ただ、ゲバラの自分の理想を求めるために、困難で難しい道を選ぶ思想は20代のうちは必要である。 しかし、全てを闇雲に突き進んで行っては、ゲバラのような最期を迎えかねない。 経済的な成功と理想の実現は、過程においては似た努力かもしれないが、理想の実現(自分のやりたいこと)が資本を得ることにつながるわけではないことを学んだ。
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ゲバラという人のことを少しは知れたのかなと思う。 思想、信念をもとにきちっと行動に移す革命家というのはわかるが、実際は戦闘おたくだったのかもしれん。。。
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モーターサイクルダイアリーズを読んでゲバラの生涯を知りたいと思い購入しました。 経済的に恵まれた家庭に生まれ、大学で医学を学んだ彼は望めばいくらでも安定した生活を送れたはずなのに、革命という非常に困難な道を選んだ。 帝国主義に収奪されている貧しい人々を放っておけないという強い意志...
モーターサイクルダイアリーズを読んでゲバラの生涯を知りたいと思い購入しました。 経済的に恵まれた家庭に生まれ、大学で医学を学んだ彼は望めばいくらでも安定した生活を送れたはずなのに、革命という非常に困難な道を選んだ。 帝国主義に収奪されている貧しい人々を放っておけないという強い意志が、彼を動かしていたのがよくわかった。 平和な現代日本に暮らしている自分には想像できない事が多いですが、彼の信念に少しでも寄り添いたいと思いました。
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キューバ危機。リアルタイムには知らないが、キューバを巡って米ソが緊張状態となり、あわや第三次世界大戦に発展かと思われたことと、カストロ、チェ・ゲバラの名前だけは知っていた。本書を読むと、超大国に抑圧された民衆のために身を挺したチェの生き様に感動する。それは日本人のメンタリティに近...
キューバ危機。リアルタイムには知らないが、キューバを巡って米ソが緊張状態となり、あわや第三次世界大戦に発展かと思われたことと、カストロ、チェ・ゲバラの名前だけは知っていた。本書を読むと、超大国に抑圧された民衆のために身を挺したチェの生き様に感動する。それは日本人のメンタリティに近いからかも知れない。キューバの共産主義は、抑圧され続けた民衆を開放する政治信条として納得できるし、革命直後のカストロ体制に悪いイメージは持てなかった。コンゴ、ボリビアでの革命闘争の失敗と、チェの死が本当に痛ましかった。
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チェは、エリートとして生きる道を二度も捨て、最も虐げられている人々に連帯し、命と魂を燃やした。 日本で安穏とし、世界中で今なお虐げられている人々がたくさんいるのに、それを知りながら、自分の皮相な社会的成功を志している自分がひどく情けないものであることを思い知った。彼と連帯し、今な...
チェは、エリートとして生きる道を二度も捨て、最も虐げられている人々に連帯し、命と魂を燃やした。 日本で安穏とし、世界中で今なお虐げられている人々がたくさんいるのに、それを知りながら、自分の皮相な社会的成功を志している自分がひどく情けないものであることを思い知った。彼と連帯し、今なすべきことを考えねばならぬ。 今こそ、チェについて振り返るべきだ
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本日、三好徹さんが亡くなったと報道があった。享年90歳。 これを読んだらのは大学4年を間もなく終えようという時だった。卒業旅行で訪れたフランスのハイパーブランド本店内は日本の女子大生で溢れかえり、日本の未来はこれでいいのかと苦悶したものだった。 エルネストの行動力、知識は私に勇気...
本日、三好徹さんが亡くなったと報道があった。享年90歳。 これを読んだらのは大学4年を間もなく終えようという時だった。卒業旅行で訪れたフランスのハイパーブランド本店内は日本の女子大生で溢れかえり、日本の未来はこれでいいのかと苦悶したものだった。 エルネストの行動力、知識は私に勇気を与えてくれた。三好さんを通じて、エルネストが目指した「誰かのために」精神を教えてくれた。 あれから10年が経ち、自分はあの時理想としていた姿にはなれていないけど、今からでも遅くはないと改めて発奮させる意味でも読んでみようと思う。 是非若い方に読んでもらいたい一冊。
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ジャーナリズムの力の大きさ. 虚像自身は虚像だけど,その影響は計り知れない. 自分も表現に過ぎない物をバカにする節があるが,現実はそれで大きく動くことを認識しなければいけない. 革命の地道な成果は1を2にして,2を3にすることではない. 1が10に,10が100に.100が10...
ジャーナリズムの力の大きさ. 虚像自身は虚像だけど,その影響は計り知れない. 自分も表現に過ぎない物をバカにする節があるが,現実はそれで大きく動くことを認識しなければいけない. 革命の地道な成果は1を2にして,2を3にすることではない. 1が10に,10が100に.100が1000になるもの(その代償として0になるリスクを負いながら) 地道に積み重ねるとが何をもたらすか起こるかを教えている. チェにとって革命とは人としての不正を絶対に見過ごさないこと、それを命を賭してまで行動に示すことと読み取った。その敵がたまたま南米の人々に極貧を強いるアメリカの帝国主義であっただけのことだろう。 もはやロマンチックともいえる思想や発言と行動の一貫性,なのに現実世界を大きく買えたインパクトこのバランスが素晴らしい. "entero " チェが戦死間際、39歳の誕生日のとき、己の日記にゲリラ戦士としての自分に"文句なし"と評した時の言葉。かっこいいな。
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恥ずかしながらチェ・ゲバラ、カストロ、キューバ革命についてほとんど知らなかったのだが、大枠はこの本で理解できた。極端にゲバラを英雄視していない点が良い。今後、モーターサイクル・ダイアリーズを読むのが楽しみ。
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丹念な取材のもと、ゲバラの生涯をまとめている。 ボリビアでの最後の日々のことはあまり詳細には知らなかった。 革命の名の元に集まった人々の間にも、色々な意志と、思惑があった。
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チェ・ゲバラの生き方に感銘。今でも愛されている理由がよく分かる。キューバに旅行に行く前に読みたかった。
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