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こいわすれ の商品レビュー

3.8

32件のお客様レビュー

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2024/06/13

江戸時代の神田町の話。ほのぼのだが謎解きミステリーあり。町人達のもめ事を調停する主人公やその周りの人達が面白い。ちょっと前の最新刊を読んだら面白くてまたシリーズ最初から読み直した。あっという間に読み終わった。ページを捲るのが止まらない。

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2024/05/24

<目次>  略 <内容> 麻之助の妻、お寿々が早産で死んでしまった…赤ちゃんも…。相変わらず、江戸のさまざまな謎を、清十郎、吉五郎と解いてゆく。

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2022/04/10

内容(「BOOK」データベースより) 江戸町名主の跡取り息子・麻之助が、幼なじみの色男・清十郎、堅物・吉五郎とともに、さまざまな謎や揉め事の解決に立ち向かう好評シリーズ第三弾!妻のお寿ずから懐妊を知らされ、驚きつつ大喜びする麻之助には、思いもよらぬ運命が待ち受けており―江戸情緒と...

内容(「BOOK」データベースより) 江戸町名主の跡取り息子・麻之助が、幼なじみの色男・清十郎、堅物・吉五郎とともに、さまざまな謎や揉め事の解決に立ち向かう好評シリーズ第三弾!妻のお寿ずから懐妊を知らされ、驚きつつ大喜びする麻之助には、思いもよらぬ運命が待ち受けており―江戸情緒とともに、切ない幕切れが心にしみる一冊。 令和4年4月6日~10日

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2021/06/04

まんまことシリーズ3作目の本作は、短編6編という構成でした。主人公の町名主代理の麻之助が幼馴染の清十郎と吉五郎とともに町で起こる騒動を解決する展開は、従来と変わらずですが、今回は、麻之助の妻のお寿ずが懐妊するところから始まり、最後には、驚きの切ない展開となっております。 今後、麻...

まんまことシリーズ3作目の本作は、短編6編という構成でした。主人公の町名主代理の麻之助が幼馴染の清十郎と吉五郎とともに町で起こる騒動を解決する展開は、従来と変わらずですが、今回は、麻之助の妻のお寿ずが懐妊するところから始まり、最後には、驚きの切ない展開となっております。 今後、麻之助は、どう立ち直っていくのか?が非常に気になり、早く次作を読みたくなりました。

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2021/06/01
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こんな大事な巻を読んでなかったとは。先を読んでしまっているので麻乃助は妻お寿ずと生まれてくるはずだった子供も亡くしてももっと飄々とことに当たっているのかと思っていた。こんなにも苦しんでいたんだ。大丈夫と言い続けなくてもいい。気を緩め疲れたと声に出してみていい。友が、親が、周りにいた皆が、心配してくれていたことに気づいた。これで前に進めたということだったんだ。切なかったけど読んでよかった。いや、この巻は読まなきゃだめだった。

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2021/04/04

しっかり者で優しいお寿ずさんはお気楽なこの物語を引き締める役割を担っていたのに、麻之助の成長を引き立てるだけで終わって欲しくなかったです。

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2021/02/14
  • ネタバレ

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のほほん飄々としていたけど、本当に大事なものを失ってしまうと普通では居られないものです。 しっかり受け止めて前を向いて生きていけるようになりたいです。

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2019/10/29

しゃばけ シリーズも面白かったが、「まんまこと」も、 やんちゃな2人と堅物1人とのやり取りが、面白い。 町名主の跡取り息子の麻之助。 町内での色んな揉め事や心配事を裁定するのだが、幼馴染みの同じく、神田町名主の息子清十郎と謹厳実直の同心吉五郎。 6話からなるのだが、、、しゃばけ...

しゃばけ シリーズも面白かったが、「まんまこと」も、 やんちゃな2人と堅物1人とのやり取りが、面白い。 町名主の跡取り息子の麻之助。 町内での色んな揉め事や心配事を裁定するのだが、幼馴染みの同じく、神田町名主の息子清十郎と謹厳実直の同心吉五郎。 6話からなるのだが、、、しゃばけのように、スラスラと、読んで行くには、少し時代背景など考慮しながら、読み進んだが、恋女房のお寿ずが、、、懐妊していたのに、、、残念な結果であった。 これから、麻之助は、しっかりと、生きて行くことが出来るだろうか?と、、、つい思ってしまいながら、読み終えた。

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2018/07/24
  • ネタバレ

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まんまことシリーズ3巻。なんとなく、危ない空気が漂ってはいたものの、まさかの展開。当時の出産は、今よりはるかにリスクの高いものだったとはいえ、なんとも悲しい結果となってしまい、ここまでやるとは思っていなかったので驚いた。友人や家族、周りの人の暖かさが沁みる。 清十郎も仕事を頑張りつつあり、男ぶりが増している。吉五郎は相変わらずまっすぐで、男にモテまくっている。今後、おこ乃やお由有がどう絡んでくるのか、切ない期待を込めつつ。

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2018/07/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2018.7.14読了。おさかなばなしの怪異で河童と狸に並んで獺も書かれていた。獺が河童とされてる説もあるけれど、獺自体は狸のように化けたりする獣だったのだろうか?というか麻之助よ。やる事はやってたんだな。お寿ずは二十歳くらいになるのかな。吉原の狂歌に武家の書画。吉原の妖艶さは大好きだけどここは私の職業柄朱雀連を応援したくなった。それぞれの連の試みも面白い!ああでも花魁に会えるのはずるい!おとこだての辺りでお寿ずは麻之助の過去の気持ちを知った上でこの人を愛そうとしてたんだなぁ。良い女だ。登場時も魅力的ではあったけど柔和な魅力が随分増した。妊娠してるから尚更なのか。母は強しか。麻之助自身も土壇場で浮かぶ名前がお寿ずになるくらい「夫婦」になってきていたのに…なんてこった。いくらお江戸の頃はそういうのは珍しくなかったからといっても悲しいわ。こいわすれでは今で言うカレンダーが絡んできてカレンダーの商用的な扱いが今と変わりなくて驚いた。富くじは今で言う宝くじだし、本当に色々な物が江戸と同じというか変わってないんだなと思った。そしてマザコンはお江戸の頃にもいたか。まぁいるか。おこ乃ちゃんの「姉さんに似てるなら、私もいつか、幸せになると思います」の言葉は感慨深い。お寿ずは早逝だったがその人生は最後まで幸せなものだったと妄想なんかじゃなくお寿ずの側でちゃんと確信していたからこそでた言葉なのだろうと思う。おこ乃にとっては幸せに暮らし幸せに人生を終えた姉は死してなお羨ましい存在なのかもしれない。一巻から比べると表紙のお寿ずもどんどん柔らかな表現になってるんだよなぁ。切ない。

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