秘密結社にご注意を の商品レビュー

新藤卓広(著者)

2019/03/12

これはパズルだ。

最初は何もかもがバラバラのストーリー。
秘密結社という言葉が更に、？を増やしていく。

しかし物語が進むに連れて、あっちもくっつく、こっちもくっつく、ピースがハマっていく。
？が一つ一つ解消されていく。それは一つの快感だ。

2019/04/02

まず、プロローグが絶望的につまらない。

出し尽くされた手法はさておき、御都合主義もさておき、
余計な表現や、無駄な描写もさておき、
単に文章に魅力が全く無い。

…た。…だった。…た。…だった。、……。
正直30ページ目でお腹いっぱいに。

恩田陸のドミノの足元にも及ばない。

やはり◯◯大賞や、この◯◯が凄いはあてにならない。

中高生向けの作品。つまり自分の感性が時代とマッチしていなだけなのかも知れないが。

2018/06/17

ストーカー容疑から会社をクビになり、引きこもりの生活を続けていた青野恵介は、ひょんなことから“秘密結社”に就職することになる。息子を誘拐された会社員は、犯人からの指示でのこぎりを購入している。ピッキングが趣味の男は挑戦状を受け取り…。まったく無関係にみえたそれぞれの事件がやがてつながり始めてー。

2018/02/12

軽快に一気読みできた作品。

設定といい、ストーリー展開といい突拍子もない
ものばかりだけど、
それが最後にガチッとはまるのが心地いい。

2017/11/04

佳作でした。
テンポも良く、最後にはうまくまとまり回収を終えて、爽快感を感じる読後感。
読みやすく、楽しかったーという感想。
ライトミステリーとしてはこの上なく上出来。
突っ込みどころを探す気にならないくらいの世界観の構築っぷりは、ある意味凄いことかもしれない。

2017/10/12

読みやすくて面白い。
「こんなに上手くいく？」って思ってしまう部分もあるけど、結果的に面白い。
本格ミステリー好きな人には物足りないかもしれないけど、一般的には読みやすくてお勧めです。

2016/06/07

「余計なこと」がほぼなかったのが凄い。
バカミス系のエンタメ小説なので、突っ込みどころはあるが
最終節が個人的に胸熱だったので満足。

2015/12/01

解説に書いてあるとおり、伊坂作品を更に軽くした感じかな。
複数の舞台がパラレルで進行し、社会的には悪人に分類される人も一般人も分け隔てなく、どことなくユーモアを感じさせながら行動する。
伊坂氏が生み出した手法のパクリなのか昔からあったのかは知りませんが、読んでいて楽しいからOKです。

2015/11/11

先日の「修羅の終わり」と同様、
複数の登場人物による複数の話が同時進行。
が、こちらは見事に最後に向かって収束していく（^ ^

突然の「んな、アホな」的な設定から、
かなりクセのあるキャラとテンポの良い展開で、
まったく先が読めないままどんどん読み進める（^ ^

バカミスすれすれの展開を見せつつも、
最後にはかなり真面目な大ネタが控えている。
いや、これは楽しく読めました（^ ^

多少のご都合主義的な展開も、あまり気にならない。
何せベースがバカミスすれすれ（^ ^;
この作者の他の作品も、ぜひ読んでみたいものである（^ ^

2015/11/01

内容はコメディーなかんじで途中で飽きるかなと思ってたけど、展開も面白かったし最後までサクッと読めた。