坐禅ガール の商品レビュー

田口ランディ(著者)

2014/09/01

ただ座ること。

対照的な２人だと思っていたら、内側は同類だった。

アイリーンさんの救いで、もやもやが少し晴れた気がした。

2014/08/30

座禅したことありますか？
タイトルを見ると軽そうな印象を受けますが、意外にも重たーい内容です（笑）でも読んだらもう少し背筋を伸ばして生きていこうと思えるお話です。

2014/08/10

私だって、きっと幸せになれる。
座禅に目的はないのよ、。
ただ座る。それだけ。
自分の心を知りたければ、自分以外の他者と出会うしかない。他者だけが、私が何者であるかを教えてくれる。

2014/08/09

軽く読めるけど内容は軽くないよ。
人の業についてふたりの対照的な女性を通して描いている。
ランディさんは人の内面を描くのがうますぎる！
ドロドロとした感情をこうもさらりと読ませるのはなかなか出来ないのでは？
座禅、やってみたくなりました。

2014/08/04

タイトルと表紙から、軽い感じの座禅おすすめ小説かな、と思って読んだら全く違っていて、人間の煩悩とかどろどろした心の奥深いところの話だった。
５０歳を目前にした女性の心理描写がとってもリアル。
りん子さんがよう子さんと出会い、座禅をすることで少しずつ変わっていく様が興味深くて、私も座禅してみたいな、と思った。
全体的に面白かったけど、３．１１との関連が必要だったのかどうかが最後までわからなかった。

2014/07/16

三浦しをんかと思ったら、所どころに撒かれた毒はやはり作者のものだった。

禅の瞑想は積もり積もった鎧を洗い流すのだろうか。
囚われない心。言うのは簡単だが。

2014/07/12

小説だと思って読み始めたら、あれ？作者かな？エッセイだったのかな？って勘違いした（笑）。やっぱり小説でした。ところどころ、フムフムと考えさせる文章あり。

2014/07/07

人間　欲や煩悩の塊であり、坐禅により、自我の奥深さに触れられるように、『無』の境地に、自分の姿を置く。
りん子さんから、自分のいらつく気持ちが、透かし見える女流作家。
整形美人のりん子がたどる恋愛の行方など、少し飛躍しすぎているようにも、思える話であり、彼女の名前も、本名かどうかわからないし、住所不定の者を、簡単に、家に泊まらすのも、少し、今の時代に、無理があるようにも思えるのは、私だけであろうか？
なんか、人助けの様な話で、終わってしまったような感じの本であった。

2014/06/09

田口ランディさんのお話に初めて触れた。

内容としてはわるくない。文体も嫌いではない。
どちらかというと、近年多い、自己啓発本に近いような気がしたけれど、キャラクターを通してなので読みやすかったです。
背景や原因はこの人たちとは違うとしても
「悩み」と呼んでるものや
「妬み」として生まれるものは、誰の中にもある。わたしの中にもある。だから余計に読みやすかった。

坐禅してみたくなった！なにか見えるのならば。(単純)

2014/06/08

田口さんの本を読むのはこれが初めて。
何故これを読もうと思ったのか、きっかけを忘れてしまった。
確か誰かが良いと言っていたからだったと思う。

自分の中では、3.11を絡める必要性がわからなかった。
また、主人公であるふたりともに共感が出来なかった。
特にりん子はねっとりした闇のようで気持ち悪いと思いながら
読み進めた。
ただ、周りからどう見えようとも本人は至って真剣ということは
本当に実のところよくあることだというのは思う。