小さな異邦人 の商品レビュー
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表紙の赤いキャップの男の子が晴男か。重たいテイストの作品が多い続いて、ラストがこの表題作で、ホッとして本を閉じることができた。 それにしても幸せな夫婦関係、親子、恋愛がないなあ。
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ミステリー短編小説集。中にはミステリーというより(異常)心理ドラマのようなものもある。作者は2013年に亡くなっているのだ。もう新しい作品は読めない。
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短編集。 うーん、正直あまり面白くなかった。 え?どういうこと?と思っているうちに 話が終わっていることが多かった。 ミステリーなのかなぁ…。 これが連城三紀彦ワールド、というものなのだろうか…。
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少しくせのある?大人のダークな恋愛もの…。しかもミステリ仕立て。短編。 不思議な感じで、読むのに時間がかかった。
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短編集 どれも軽く読めるのだが、表題作以外は大人の男と女のお話が多くて、私には嫉妬心というか非日常感満載なんだな。そんな良い関係なってみたいものだってことかな、私的には。
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はじめて連城三紀彦の作品を読ませてもらいましたが、ちょっと私には作風にはなじめない気がしました。この本は8つの短編集ですが、出だしからなんか暗い作品だったような気がしましす。続けていくと「冬薔薇」あたりからすごく幻想的な表現ばかりでてきて・・・あまり内容が伝わらない感じでしたね。ただ、最後のこの本のタイトル「小さな異邦人」だけは明るく表現されていて、中学生の妊娠とう話を最後まで誘拐という話にまとめ上げていたのはうまいと思いました。
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恋愛とミステリを絡めるのが本当にうまい。 「蘭が枯れるまで」がちょっとよく理解できないのは、恋愛人生経験が不足!? 「小さな異邦人」に出てくる一家(というか子供たち)が微笑ましいけど、これでいろいろ話作れそうだよね。
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私の評価基準 ☆☆☆☆☆ 最高 すごくおもしろい ぜひおすすめ 保存版 ☆☆☆☆ すごくおもしろい おすすめ 再読するかも ☆☆☆ おもしろい 気が向いたらどうぞ ☆☆ 普通 時間があれば ☆ ...
私の評価基準 ☆☆☆☆☆ 最高 すごくおもしろい ぜひおすすめ 保存版 ☆☆☆☆ すごくおもしろい おすすめ 再読するかも ☆☆☆ おもしろい 気が向いたらどうぞ ☆☆ 普通 時間があれば ☆ つまらない もしくは趣味が合わない 2015.10.31読了 亡くなられた連城三紀彦先生の 指飾り 無人駅 蘭が枯れるまで 冬薔薇 風の誤算 白雨 さい涯てまで 小さな異邦人 の8編からなる短編集。 タイトルの小さな異邦人を除く7編は、連城節の効いた、高度成長期を彷彿とさせる湿度のある小説です。 修辞句の多い、描写に情感のこもった、独特な雰囲気のある小説で、もう名人芸だと思います。 表題の一作は、最近の若い作者によく見られる感じの小説に仕上げていて、連城先生らしくない作風ですが、今風な、こんな作品も書けるんだよ、とのメッセージなのでしょうか。 言い古されたことですが、昭和は遠くになりにけり、ですね。 連城三紀彦先生の御冥福をお祈りいたします。
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連城さん筆力があるから、ちょっとしたコネタを読ませちゃうんだよね。表題でもある「小さな異邦人」が、彼らしくないコミカルなタッチなミステリーで、うまいなって思った。それでも彼の小説はいまだに昭和の香りがする。
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