小さな異邦人 の商品レビュー
どれも珠玉の短編集です。 特に最後の表題作は、逸品です。 こんな誘拐があったのかと、驚きました。 まだまだ奥深い、ミステリの可能性を広げてくれる作品です。
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うーむ。とうなる。やられたっ的うなり。 指、駅、雨、が好き。 表題作は、ちょっとなぁ。なるほどそうきたかっ感は強いけど一代ちゃんの年がねぇ。
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ミステリー短編集。少し読みにくい文があるが、話の真相やどんでん返しに驚いた。おもしろかったが、なぜだかモヤっと感が残る。
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このミス4位ということで読んでみました。 ミステリの短編集です。多くに中年の恋愛などが絡まっています。妄想癖がある主人公が多いです。僕にはややこしい内容が多いですが、ミステリー好きにはフィットするのでしょうか?本のタイトルになっている小さな異邦人以外ははまりませんでした。小さな異...
このミス4位ということで読んでみました。 ミステリの短編集です。多くに中年の恋愛などが絡まっています。妄想癖がある主人公が多いです。僕にはややこしい内容が多いですが、ミステリー好きにはフィットするのでしょうか?本のタイトルになっている小さな異邦人以外ははまりませんでした。小さな異邦人は、子供が頭良すぎるでしょ!ということ以外は、しっくりきて、また、そうか~って感じでした。
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初連城三紀彦作品なんだけど、上手い作家だなというのが第一印象。 長年修行を積んできた熟練の職人の手による 懐石料理のような無駄なく端正に仕上げられた作品群。 美味しいんだけど、少量かつ薄味で物足りなさを感じつつ ふんわりとした後味を残しつつ、次々と運ばれる料理で、 面白さとい...
初連城三紀彦作品なんだけど、上手い作家だなというのが第一印象。 長年修行を積んできた熟練の職人の手による 懐石料理のような無駄なく端正に仕上げられた作品群。 美味しいんだけど、少量かつ薄味で物足りなさを感じつつ ふんわりとした後味を残しつつ、次々と運ばれる料理で、 面白さというよりも、上手さが際立つ職人技を堪能するような短編集だった。 ささやかな心理描写の描き方がさすがに上手い。
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- ネタバレ
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「何となく街角にたたずんでいた。」 連城ブームがきている。面白い。 短編だが、気に入ったのは「白雨」と表題作。語り手すら、信用できる証人なのかわからず、どんでん返しがまっている。人間のヒヤリとする部分も、よく描けている。
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小粒ながらも味わいのあるミステリー短編集。しかし表題作の「小さな異邦人」はイイ話風にまとめてあるが、これはそんなにイイ話じゃないだろう。作者も確信犯なんだろうなとは思うが、そう思えばどれも後味は苦め。
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短編集。 地味ではあるが面白かった。心理的トリックというか行間を読むミステリで主人公の語りのため、つい感情移入してしまいオチに驚くパターンだった。 表題作が印象深く、なるほどと納得のオチ。
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短編集。どれも凝った造りだったけど、(やはり表題作は白眉!)よく言えば上品、悪く言えば地味。ま、でも、これが「新本格」前、幻影城の作風だよね。
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男女間の複雑な感情の行き交いを軸に、意表を突く展開を盛り込んだミステリ短編集です。 ときに流れるような筆致で描かれつつ、トリッキーな真相を用意しているあたりは作者のさすがの巧みさだと思います。 「白雨」や表題作は特にくるりと翻る情景の鮮やかさがとても素敵だと感じました。「無人駅」...
男女間の複雑な感情の行き交いを軸に、意表を突く展開を盛り込んだミステリ短編集です。 ときに流れるような筆致で描かれつつ、トリッキーな真相を用意しているあたりは作者のさすがの巧みさだと思います。 「白雨」や表題作は特にくるりと翻る情景の鮮やかさがとても素敵だと感じました。「無人駅」は全体にただよう色っぽさというか、情感の含ませかたが素敵。こういう露骨ではなく漂わせる官能的な文章はとても貴重だった、と今こそ、思います。
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