レイジ の商品レビュー
バンドを通しての男の子達の青春や葛藤、成長と盛り沢山で読み応えも充分。 最初から展開がよめそうだったのが 少し残念。すれ違いの2人がやがてバンドを組むといったのは見え見え。ヒット曲として脚光を浴びるのも強引すぎるなぁ。長い年月がかかりすぎ。だからこそ、丁寧に描かれている物語が生き...
バンドを通しての男の子達の青春や葛藤、成長と盛り沢山で読み応えも充分。 最初から展開がよめそうだったのが 少し残念。すれ違いの2人がやがてバンドを組むといったのは見え見え。ヒット曲として脚光を浴びるのも強引すぎるなぁ。長い年月がかかりすぎ。だからこそ、丁寧に描かれている物語が生きてくるのだろうけど。 ドロドロとした刑事ものの合間には こういった爽やかな青春小説もいいかもねー。
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- ネタバレ
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青春だなあ。音楽という共通点でつながる二人。中学生の時の思いが、30過ぎて成就。 自分も音楽をやってるのもあって、ちょっとハマった。音が合わさると楽しいよね。礼二がその楽しさを知れて良かった。
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最初から結末ありきのいおうな展開が少し残念。 しかし、読んでいて爽快というか、ワタルとレイジ二人の流れがよかったです。 梨央の存在意義が薄いのと、友哉の結末が少し残念。
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知り合いの方がおすすめしていた ので読んだが 面白かった。 今、バンド小説にハマってしまいました。
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バンド音楽に熱中した男子たちのお話。曲作りとかバンド結成の模索なんか、裏側の過程を知ることができて面白かったです。こんなにも夢中になれるものがあって、そしてそれを表現できるって、とっても素敵なことだと思います。
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【剣道女子2人から、今度は音楽男子2人の青春小説だ!】孤高の礼二と世渡り上手なワタル。2人が初めて組んだバンドは成功を収めるが、それ以降互いに意識しつつも歩み寄れず、やがて……。
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中学でほんの一瞬バンドを組んだ後、それぞれ別の音楽の道を選んだ二人のロック少年の苦悩と成長の青春物語。 譽田さんの小説は女性の主人公ものばかりかと思っていたら、男性ものもあったんだというのが最初の感想。少年時代から始まって、色んな浮き沈みがあって、30過ぎで成就するお話なので、...
中学でほんの一瞬バンドを組んだ後、それぞれ別の音楽の道を選んだ二人のロック少年の苦悩と成長の青春物語。 譽田さんの小説は女性の主人公ものばかりかと思っていたら、男性ものもあったんだというのが最初の感想。少年時代から始まって、色んな浮き沈みがあって、30過ぎで成就するお話なので、これを女の関係物語として描くのは難しいだろうから、こうなる(男性が主人公)しかなかったのかも。 (2014/7/26)
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2014.7.21 【経緯】 武士道シックスティーンのシリーズがとても良かったので 【書き出し】 文化祭二日目の、午後二時。 俺たち五人は、ステージ横の小さな楽屋に閉じこもっていた。 【感想】 バンド経験があれば、堪んない小説なんだろうな。 音楽が無くても生きていけちゃうわ...
2014.7.21 【経緯】 武士道シックスティーンのシリーズがとても良かったので 【書き出し】 文化祭二日目の、午後二時。 俺たち五人は、ステージ横の小さな楽屋に閉じこもっていた。 【感想】 バンド経験があれば、堪んない小説なんだろうな。 音楽が無くても生きていけちゃうわたしにとっては温度差があったよ。 でも生業としていくときに、好きなものに対する才能と生きていく処世の才能のバランスっていうのは何をするにも必要で、それでもがくワタルとレイジには共感した。 【引用】 誰にも聴かれたくない音楽なんてのはな、この世にゃ存在しないんだよ。音楽ってのはな、必ず、どこかの誰かに聴かれるために生まれてくるもんなんだ。 【笑】 友哉がなんだかんだでちゃっかりしている
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ただ純粋に音を求める者 音に包まれた時の高揚感に浸る者 完璧を追求する者 音を金に変える者 色んな人が色んな角度から聴く音楽はそれだけで輝き方を変化させる。 この世に生まれた音楽が意味を成さないということは無いと改めて感じさせられました。
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ワタルと礼二方向性の違う2人は別々の道を歩み続ける。世渡り上手なワタル、才能はあるが世渡りの苦手な礼二がうまく対比されていた。ただ読み進めるたび何度もこの2人が組めばいいと思った。が、それができないのもわかった。とてもハラハラしながら読むことができた。
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