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スープの国のお姫様 の商品レビュー

3.3

29件のお客様レビュー

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2020/04/03

『大人になるってことはさ、罪を重ねることなんだ。』というセリフが印象に残った。 主人公と女の子の関係性も良かった。

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2019/12/17

文学中のレシピなんかが出てくるから最初はとっつき辛かったけど、気になるレシピが沢山出てきた。 またいつか読み返したい。

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2021/10/02

屋敷に1人住むマダムにスープだけを作るシェフとして働き始めた主人公。料理知識は豊富な孫娘の千和と協力してリクエストされるスープの味を探す。 6皿のスープにまつわる物語。 スープ作りの描写が丁寧で詳しい。作者がシェフならでは。 おじさんと女子高生、年齢・性別関係なく友達じゃないけ...

屋敷に1人住むマダムにスープだけを作るシェフとして働き始めた主人公。料理知識は豊富な孫娘の千和と協力してリクエストされるスープの味を探す。 6皿のスープにまつわる物語。 スープ作りの描写が丁寧で詳しい。作者がシェフならでは。 おじさんと女子高生、年齢・性別関係なく友達じゃないけどなんか心を開ける関係って良いですね 読後は陽だまりにいるような感じ。執事のキサキも良いキャラでした。

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2018/10/09

お屋敷でマダムの為に毎日スープを作ることになった元料理人で三十一歳の僕と、彼に助言をする読書家な高校生でマダムの孫の千和と、料理をサーブする執事のキサキのチームワークが心地好かった。ビールのスープや偽ウミガメのスープ等本の中のスープを作ったり、特殊な食材を使ったり、本格的だった。

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2018/10/08

68:この前見たDVD「大統領の料理人」を思わせる、ただ一人の貴人(というわけでもないけど)のために作られる最高の料理とその料理人のお話。スープしか口にしようとしないマダムの秘められた過去、千和とのつかず離れずの関係性、そしておいしそうなスープ! 料理をめぐるお話としては、押しつ...

68:この前見たDVD「大統領の料理人」を思わせる、ただ一人の貴人(というわけでもないけど)のために作られる最高の料理とその料理人のお話。スープしか口にしようとしないマダムの秘められた過去、千和とのつかず離れずの関係性、そしておいしそうなスープ! 料理をめぐるお話としては、押しつけがましくなく、嫌味もなくすっと読めたけど、絶対おいしいはずのスープが「おいしい!」とシンプルに喜ばれることがあまりなくて、ちょっとモヤモヤ……。 料理と人との関係を描いたシーンは、青い理想論でもあるかもしれないけど、私はすごく好き。寒い夜に温かいスープを飲んだ時のような、お腹の底からほっこりするようなお話でした。

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2018/02/22

単にスープというひとくくりでも、こんなにバリエーションがあって奥が深いのかと驚かされます。 少しミステリー仕立てなんですが、スープと食材に関する記述が盛りだくさんで、こんな食材初めて知ったわ。。ということも結構あります。ミステリーの謎を解く鍵ももちろんスープから。 表紙の絵がライ...

単にスープというひとくくりでも、こんなにバリエーションがあって奥が深いのかと驚かされます。 少しミステリー仕立てなんですが、スープと食材に関する記述が盛りだくさんで、こんな食材初めて知ったわ。。ということも結構あります。ミステリーの謎を解く鍵ももちろんスープから。 表紙の絵がライトノベルのようで読みやすいのかという第一印象でしたが、良い意味で期待を裏切ってくれます。

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2017/04/02

ちょっとむず痒い中年の話。 料理人が書いたそうで、料理の面白さを描いてある。 ミステリー風に謎解きがあって、高校生とおっさんの心の通い合いとかなんだかんだ。 むずむずしながら終わった。

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2017/02/04

作品の雰囲気も話も良かったのですが、何故か内容があまり記憶に残りませんでした…。スープが美味しそうだな、とばかり考えて読んでたからかな。ビールのスープやウミガメのスープなんてものがあるなんて初めて知りました。千和の記憶力にもびっくり。

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2017/01/23

元スーシェフの主人公が作るスープの味から、雇い主とその孫、そして周りの人々が過去の記憶を辿り、解きほぐして一歩進んで行く話。 味の記憶ってどこまで正確なんだろうなあ…。 他人がそこまで割り出すのは流石に無理じゃない?という強引さも多少有り。 でも料理の描写はとても美味しそう。 ...

元スーシェフの主人公が作るスープの味から、雇い主とその孫、そして周りの人々が過去の記憶を辿り、解きほぐして一歩進んで行く話。 味の記憶ってどこまで正確なんだろうなあ…。 他人がそこまで割り出すのは流石に無理じゃない?という強引さも多少有り。 でも料理の描写はとても美味しそう。 表紙とタイトルが妙にポップだけれど、話は割と淡々としていて読後感はほんのり切ない。 中身の雰囲気の方が断然好みでした。

Posted byブクログ

2016/08/29

あるお屋敷で毎晩スープをつくる仕事を請け負った若き料理人のお話。スープの歴史とか誕生背景とかを織り交ぜながら。秋冬に読みたいお話。

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