カフェかもめ亭 猫たちのいる時間 の商品レビュー
夢物語といえば夢物語。そんなにも純粋ではいられないのが悲しい現実だろう。最後の猫の仕草はちょっとあざといな。
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「猫の魔法使い」 開けてと願うと。 強い想いがあったからこそ出来たことだろうが、気付くのが早ければ兄弟も助けれたのかもな。 「ふわにゃんの魔法」 旅に出たねこは。 地道に冒険するのは夢があるが、帰宅する際に使った方法で行けばすれ違わなかっただろうに。 「踊る黒猫」 呆気ない終...
「猫の魔法使い」 開けてと願うと。 強い想いがあったからこそ出来たことだろうが、気付くのが早ければ兄弟も助けれたのかもな。 「ふわにゃんの魔法」 旅に出たねこは。 地道に冒険するのは夢があるが、帰宅する際に使った方法で行けばすれ違わなかっただろうに。 「踊る黒猫」 呆気ない終わり。 回覧板に書かれた言葉を読まなかったとしても、普通に考えれば分かることなのではないのか。 「三分の一の魔法」 願い事を叶えて。 重要なのは作品の構成や読んだ後の感想であり、年齢や職業は全く関係の無い世界なのだろう。 「白猫白猫、空駆けておいで」 三匹のしろたち。 こうしておけばと考え始めたら終わらないだろうが、幸せだったと一言聞けたら十分だろうな。 「猫姫様」 命をかけて護る。 見た目も大切かもしれないが、勝手に決めつけ殺した後で真実を知ったらどうしていたのだろ。 「約束の騎士」 命をかけてでも。 三度も助けることが出来たのだから、四度目に出会う時は互いに幸せで笑い合えるといいよな。
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素敵なお話だと思うけれど別れの方が多くて寂しいです。 寿命が違うということを再認識してうちのこ大切にしたいです。
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「カフェかもめ亭」の続編。 だが、実際には「カフェかもめ亭」の表紙に描かれた猫のイラストにヒントを得て、作者が子供向けに発表した猫にまつわるエピソードを、かもめ亭のマスター・広海に向けて、広海が子供の頃に出会った野良猫が魔法の力を借りて、人間の姿になって現れ、猫にまつわる話を語る...
「カフェかもめ亭」の続編。 だが、実際には「カフェかもめ亭」の表紙に描かれた猫のイラストにヒントを得て、作者が子供向けに発表した猫にまつわるエピソードを、かもめ亭のマスター・広海に向けて、広海が子供の頃に出会った野良猫が魔法の力を借りて、人間の姿になって現れ、猫にまつわる話を語るという形式で描かれている。 猫とか魔法とか、とてもファンタジー要素が多いのだけど、この作家さんの作品はいつも人生のいいことばかりを描いている訳ではないことが特徴的。 魔法が出て来るのに、普通に助からない命もあるし、人の悪意もきちんと描かれるし、悲しい話もある。 ファンタジーが苦手な私は、いつも最初に「失敗したかも」と思いつつ、読み始めるが、いつの間にか作者の世界観に引き込まれてしまう。 子供向けの作品の方で活躍されているのか、なかなか新作が出ない作者さん。 「百貨店の魔法」はまだ読めてないけど、新たな風早の街を描いた作品が待ち遠しい。
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とあるカフェの独りの猫舌のお客さんが絵を見せながら語る、数々の猫に纏わるお話。猫の不思議さとともに、一緒に暮らしてみたくなる物語でした。しろのお話が一番好きでしたね。
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【あらすじ】 風早の街、港のそばに佇むかもめ亭。ある冬、凍てついた風とともに現れた謎めいたお客様が若き主の広海に語るのは、愛する家族の幸福のため、小さな英雄として生きた黒猫(「猫の魔法使い」)に、絵が好きな少女と三匹の白猫(「白猫白猫、空駆けておいで」)、三度生まれ変わり最愛の娘を守ることを願った山猫(「約束の騎士」)と、なぜか猫にまつわる物語ばかりで―。その店の紅茶には、魔法の香りがする。人気シリーズ第二弾! 【感想】
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カフェかもめ亭シリーズ第2巻。 七つの短編からなる作品集。それもなんと、今回はすべて猫にまつわるお話。 まさに猫好きのための一冊です。 現代の日本で猫を書かせたら右に出る者はいない(と、勝手にわたしが思っている)村山早紀さんが書いたお話なのだから、そりゃあもう大変です。 いつどの箇所で涙が出てくるかわからないので、人前で読むのは避けるのがベスト。家でゆっくり読むのがおすすめ。 しょっぱなの「猫の魔法使い」で泣き、「白猫白猫、空駆けておいで」はぼろ泣き。 そしてラストでまた泣く。トラジャさん、本当に良かった……!
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猫たちの不思議な話が詰まってます。亡くなった猫の事を思い出して、うちの子も旅に出ていつか戻ってきてくれたらいいなと思います。そして怪しげなお客様が可愛いです。
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通勤時、1エピソードが終わるたびに目頭が熱くなり、涙をこらえるのが大変なほど素敵で心温まる一冊でした。
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ちょっと不思議な猫の物語 猫好きな私にとっては とてもよかったです。。 前に飼っていた 猫の楽しい記憶を 思い出してくれた そんな本でした。
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