小さい会社・お店のための値上げの技術 の商品レビュー
安いからと言って売れなければ売り上げが低いし、高くして売れなければ売り上げがない。売り手はいつもこんなジレンマを抱えているわけですが、無理して安く売ってるなら思い切って値上げして、利益を販促などに使い、商品力を上げてもっと売れるようにしたら、社員も幸せになるではないかっていうお話...
安いからと言って売れなければ売り上げが低いし、高くして売れなければ売り上げがない。売り手はいつもこんなジレンマを抱えているわけですが、無理して安く売ってるなら思い切って値上げして、利益を販促などに使い、商品力を上げてもっと売れるようにしたら、社員も幸せになるではないかっていうお話。 完全に売り手視点です。要は安売りのお店にしてしまうと値段でしか商品を見てもらえず、いくらおいしいとかこだわっているとかいっても、別に安い店があればそちらへ流れていくから値上げできないんだというお店の声に答えた内容。 ただし値上げにはいろんな工夫が必要なので、それを「技術」として紹介しています。成功するしないは分かりませんが、とはいえ、値上げしなければ苦しいのであれば、そこは値上げするしかないわけで、そのための努力をしましょうということ。 きっちりと店作りをして、ファンを作っていれば理解してもらえると思いますが、要は経営者側が値上げを悪だと考えているようなら、もはや安売り合戦からは逃れられないでしょう・・・ 本書の内容は値上げは悪いことではありませんよって言ってくれてる点では勇気をもらえますが、いかにすればいいお店になるのかを常々考えることが重要で、まずはそういう店作りをお勧めします!
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