「ご指名社員」の仕事術 の商品レビュー

柳内啓司【著】

2019/06/12

さらっと読んで、社会人、ビジネスマンとしてスキルだけでなく、そのスキルを活かすためのコミュニケーションが大事だということを再認識する。
結局、日本人は日本人なのです。

2017/06/21

私達も、価格.comに並ぶ商品のように、最もコスパの良い人材に指名が一極集中するようになる。

チャンスの格差社会で必要な２つのスキル
・生活費をコントロールするスキル
・指名される技術を磨く

専門知識の賞味期限はどんどん短くなる。だからこそ、コミュニケーションスキルがもっと大事に。
「気がきく」能力は一生モノのスキル。

「私はこんなことができますよ」というギブ型の自己紹介

「ホウ・レン・ソウ」は短く、マメに
会議での発言は義務と考える。ホワイトボードの前に立つ。

会う人のプロフィールを事前に覚えておく。

頼まれた仕事はすぐに取り組み、全体像を見せる

少しのハッタリが、絶好の成長機会になる

目上の人との会話を楽しむ。まず、その人の尊敬できるところを挙げてみる。歴史に精通すれば、一目置いてもらえるので、まずは入門書（三国志、明治維新、フランス革命など）からでも。

小さな約束を取り付け、すぐに守る

無理難題も断らず、対案を提示

先輩社員と飲みに行く

完璧な人より、「ほっとけないヤツ」になる

「希少スキル」の持ち主となる

「英語」より、まず「敬語」を学ぶ

自分の話してる様子を録音し、チェックする

「タグ」をいっぱい持って、「脳内検索エンジン」に引っかかりやすくなる

「再会」を大切にしよう

会食に誘われる３つの特徴
・グルメ
・面白い情報を常にストックしている
・盛り上がったアイデアを常に形にできる

雑用で顔を売る

2016/04/20

英語よりも敬語。
身だしなみに注意。
ホワイトボードの前にたって、みんなの意見をまとめるといい。ファシリテーターの役に立つ。
まず最初に自分を売り込む。それから指名されるまで頑張れば仕事のサイクルがくる。

2014/08/06

チェック項目11箇所。ちょっと背伸びして、「私がやります！」と手を挙げ、指名されることがあなたの実力を「お仕上げ」てくれます、そして、その実績がさらにチャンスを寄せ付け、さらに成長していくという「成長スパイラル」に入ることができるのです。「指名される力」というのは、「専門性」「コミュニケーション能力」「知名度」「評判」「心身の健康」「時間管理力」といった、様々な要素からなる総合力であると言えます、それらの要素が信頼感を生み出し、指名する側は「この人に仕事をお願いしよう」と思うわけです。本書では、「これからの時代、なぜご指名の仕事をもらうことが大切なのか？」ということを説明した上で、ご指名の仕事をもらうための具体的なヒントをたくさん紹介していきます。セルフ式給油システムの登場は、これまで存在していたガソリンスタンドの店員の仕事を奪うことになります。積極的に自分のことをブランティングし、「ぜひあなたにお願いしたい」と指名を受けた上で、「あなたにしかできない仕事」をやっていくという選択肢です、このようなやり方で仕事をすれば、あなたの得意分野で、あなたの才能を思う存分発揮することができます。まず最初に自分を売り込む、そして、チャンスが回ってきたら、そこで必死に頑張る、そこで頑張ったことが実績となり、それがまたチャンスを呼び込む、このサイクルを作っていくことが、私たちの生き残る道なのです。座学マニアの中でも、一番良くないパターンは、メディアや友人から「これからは〇〇を学ばないと、時代に取り残される」という話を聞き、慌ててそれを勉強し始めるパターンです、こういった形で勉強を始めると、自分の取り組んでいる仕事と関係のない知識ばかりが身に付いた、ぜい肉たっぷりの脳みそに仕上がってしまいます。実際に、周囲よりも早く成長している人は、「やらざるをえない環境」に自分を追い込むのが得意です、やりたい仕事であれば、今の自分では手に余る仕事であっても自ら手を挙げて、負荷をかけながら成長していくわけです。気をきかせることは、機械では代替できません、人間にしかできないことですから、機械にその仕事を取られることはありません、また、気をきかせるという行為は、極めて地域性の高いものです、アメリカ人と中国人と日本人、それぞれで「気がきくね」と感じるポイントは違うので、その国や地域の文化を深く理解した人でないと「気のきいたこと」はできません。ホウレンソウは「短く、マメに」が基本と考えてください、スピードが要求される近年のビジネスにおいて、ホウレンソウの遅れは致命傷になりえます。☑難解な専門用語は「通訳」して伝える。これから本格的な高齢化社会が到来する日本において使い勝手のいい人材は、敬語を完璧に使いこなせる人です、英語しか離せない外国人よりも、年上の日本人と一緒に働く機会の方が圧倒的に多くなるはずだからです。

2014/08/04

「ご指名社員」となるためのノウハウがたくさん書かれていた。時代背景の定義や話の構成も面白かったが、1番面白かったのは他の自己啓発本とは違うアプローチで方法論が書かれていたことだ。言われてみると当たり前のことだが、筆者の考えというか目線が他の人とは違っていて面白かった。文章も非常に読みやすかったので、どんどん先に進められた。