のっぺら の商品レビュー
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千太郎はのっぺらぼうのあやかしで、お江戸の同心とはなんと斬新な!! のっぺらぼうなので、表情等がわからないのだか正悟や伊助のおかけで千太郎の人となりがわかりやすく、面白い。 ツッコミもやり過ぎてなく、くすりと笑える程度なので話の腰を折るような真似にならないところも良い。 短編が三...
千太郎はのっぺらぼうのあやかしで、お江戸の同心とはなんと斬新な!! のっぺらぼうなので、表情等がわからないのだか正悟や伊助のおかけで千太郎の人となりがわかりやすく、面白い。 ツッコミもやり過ぎてなく、くすりと笑える程度なので話の腰を折るような真似にならないところも良い。 短編が三作入ってるのだが、二作目がおもしろかったなー。
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江戸市井人情もの+妖怪というと、畠中恵の「しゃばけ」シリーズをまず思い出す。が、実は俺、このシリーズ途中で挫折してるんねんなぁ。理由はどこまで読んだか分からんようになったから(汗 ってとこで、若干の苦手意識があるタイプの小説だなぁという第一印象で読み始めたが、なんのなんの、これオモロいやん。「しゃばけ」シリーズよりもっと江戸市井に妖怪が根ざしているというか、妖怪を怪異と思わないパラレルワールドという感じ。何しろ主人公は「のっぺらぼう」の同心なんだから。 とはいえ、ドロドロした雰囲気は一切なく、むしろおとぼけ人情ものが前面に出ている温かい感じの小説である。まぁ日本の妖怪はのんきなヤツ(あずきあらいとか枕返しとか)が多いので、おとぼけ人情ものに違和感がないってのもあるんだろうな。落語にものんきな妖怪が出てくる噺もままあるわけで。 ってことで、「しゃばけ」は今のとこ中断してるが、このシリーズは追いかけてみたいと思うぞ。
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のっぺらぼうの千太郎が、普通に同心をし、周りも受け入れてるってのに、はじめは、ちょっと慣れなかったんですけど、千太郎のことを知るにつれ、私も江戸っ子のように、受け入れてました。娘が千太郎の顔に書いた「へのへのもへじ」を自慢気に見せてるのとか、のっぺらぼうだからこその笑いもあったり...
のっぺらぼうの千太郎が、普通に同心をし、周りも受け入れてるってのに、はじめは、ちょっと慣れなかったんですけど、千太郎のことを知るにつれ、私も江戸っ子のように、受け入れてました。娘が千太郎の顔に書いた「へのへのもへじ」を自慢気に見せてるのとか、のっぺらぼうだからこその笑いもあったりして、面白かったです。
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(15-40) 江戸の同心がのっぺらぼう!つまりあやかしなのに江戸っ子たちはいちいち驚かず、ビックリするなんて田舎もんだねと馬鹿にするという捕り物帳にはビックリだわ。 これ、人前で読むのはやばいかも・・・、私は何度も笑ったもの。 でもコミカルなだけじゃなくてちょっとほろ苦かったり...
(15-40) 江戸の同心がのっぺらぼう!つまりあやかしなのに江戸っ子たちはいちいち驚かず、ビックリするなんて田舎もんだねと馬鹿にするという捕り物帳にはビックリだわ。 これ、人前で読むのはやばいかも・・・、私は何度も笑ったもの。 でもコミカルなだけじゃなくてちょっとほろ苦かったりして、心に残る。霜島さんはやっぱりうまいなあ。
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Tさんのおすすめ。 可笑しかった。 いや、可笑しすぎる。 妖しののっぺらぼうが、江戸の町で堂々と同心を務めていること自体、 くすりと笑えるものがあるのに、 あとは目茶苦茶だ。 のっぺらぼうなのに髷は結えるし、 父母が人と狐なのはまだしも、 そのさっぱりした顔に一目ぼれした美...
Tさんのおすすめ。 可笑しかった。 いや、可笑しすぎる。 妖しののっぺらぼうが、江戸の町で堂々と同心を務めていること自体、 くすりと笑えるものがあるのに、 あとは目茶苦茶だ。 のっぺらぼうなのに髷は結えるし、 父母が人と狐なのはまだしも、 そのさっぱりした顔に一目ぼれした美人の奥方がいて、 さらに、多分人であろう娘がいるのもおかしい。 その娘に対する親馬鹿ぶりときては…。 電車の中で読むのは、やめましょう。
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いやぁ、すごい面白い、てか、可笑しい。一般の妖怪は妖怪として恐れる気持ちはある江戸っ子だけど、のっぺらぼうの同心・柏木千太郎はなぜか鷹揚に受け入れられてしまっている懐深い所がいいね。のっぺらぼうだから口が無い。だから筆談ってのも主人公がこれで良いのか(笑)?それも妙に可笑しい。次...
いやぁ、すごい面白い、てか、可笑しい。一般の妖怪は妖怪として恐れる気持ちはある江戸っ子だけど、のっぺらぼうの同心・柏木千太郎はなぜか鷹揚に受け入れられてしまっている懐深い所がいいね。のっぺらぼうだから口が無い。だから筆談ってのも主人公がこれで良いのか(笑)?それも妙に可笑しい。次も読もう!
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久しぶりの霜島ケイさん著書。南町奉行所定町廻り同心の柏木千太郎は、のっぺらぼう。冒頭から、江戸っ子はそんなこと気にしないって言われたら、そんなわけなかろうと突っ込みたくなる。なぜのっぺらぼうなのか、意思の疎通はどうしているのか、素朴な疑問を物語に絡ませてうまく説明してるのでストレ...
久しぶりの霜島ケイさん著書。南町奉行所定町廻り同心の柏木千太郎は、のっぺらぼう。冒頭から、江戸っ子はそんなこと気にしないって言われたら、そんなわけなかろうと突っ込みたくなる。なぜのっぺらぼうなのか、意思の疎通はどうしているのか、素朴な疑問を物語に絡ませてうまく説明してるのでストレス少なく読める。喜怒哀楽すべてを織り込んでいるので楽しく読めた。それにしてもモノノケ文庫とは随分とピンポイントで責めたもんです。
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時代ものでも霜島さんらしい、ボケツッコミが健在。 一番笑ったのが、初さんが千太郎に「一目惚れ」した話(笑)。 「お顔のさっぱりしたところ」 うん、たしかにさっぱりしすぎてるわ!
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