かぜのでんわ の商品レビュー
山の上にある線の繋がっていない電話。 もう会えない人に想いが届くと言われていて、いろいろな動物たちが電話をかけにやってくる。 【ママ評価】★★★★ 悲しい。 重すぎる話でビックリした。 可愛らしい絵で、表紙も落ち着いた雰囲気だとは思ったけれど…非常に重かった。 透明感のある絵が...
山の上にある線の繋がっていない電話。 もう会えない人に想いが届くと言われていて、いろいろな動物たちが電話をかけにやってくる。 【ママ評価】★★★★ 悲しい。 重すぎる話でビックリした。 可愛らしい絵で、表紙も落ち着いた雰囲気だとは思ったけれど…非常に重かった。 透明感のある絵がものすごく綺麗。 雫の表現が本当に綺麗。 涙は描かれていないけれど、それを暗に表現するかのような雨の雫が綺麗すぎて悲しさが増した。 葉っぱも素敵で、形から色から…何から何まで美しい。 道徳の教科書に載っているような作品。 【息子評価】★★★★ 内容は全く理解していないけど、気に入ったのか落ち着いた雰囲気が好きなのか何度も読みたがった。 受話器が気になったらしく、「じゅわき?」と何回も聞いてきた。 絵のぐるぐるも気になったらしく、指でなぞっていた。 アナログの電話を知らないと確かに電話線も謎だし、「じゅわき」という単語も気になる感じはわからんでもない。 じゅわき、じゅわき…そう言われてみると独特な響き。 他にも擬音を中心に言葉を真似して聞いていた。 2歳11ヶ月
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岩手県大槌町に実在する"風の電話ボックス"をモデルにした絵本。 山の上にある1台の赤い電話。誰が置いたかわからない。電話線は繋がっていないが、いつもぴかぴかに磨かれている。この電話は、"もう会えなくなったひとに、自分の思いを伝えると...
岩手県大槌町に実在する"風の電話ボックス"をモデルにした絵本。 山の上にある1台の赤い電話。誰が置いたかわからない。電話線は繋がっていないが、いつもぴかぴかに磨かれている。この電話は、"もう会えなくなったひとに、自分の思いを伝えると必ずその人に届く"と言われている。 たぬきのぼうやが兄に、うさぎのお母さんが子どもに、きつねのお父さんが妻に…、それぞれの登場人物たちが"会いたくても会えないひと"に思いを伝えにくる。 いもとようこさんの温かい絵はかわいらしくて昔から好きだった。その絵にほんわかしつつも、それぞれの登場人物たちの思いにジンとくる。 涙がでてくる。読んでいて、泣かずにはいられない温かい絵本。
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- ネタバレ
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ずっと「読みたい本」に登録していたのだけど、中古で見つけたので購入。娘と読みました。8歳の娘が「人はなぜうまれてくるのですか?」にかなり心を動かされたようです。 東日本大震災後、実際に会えなくなった人に思いを伝える電話として設置された電話があり、それをモチーフに作られた絵本、ということのようです。 話を聞いて、想像していたのと少し違ったので、星3つ。 「ひとはなぜ・・・」のくだりで娘が「人じゃないやん、動物やん」とか言ったせいで、感動度が下がってしまいました(笑)。
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実際に起きた出来事を題材にして、人の命は儚いけど、それ以上に尊くて心があるからこそ切なかったり、悲しかったり、寂しかったり、色々と考えさせられる一冊でした!
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子どもが読んで受け入れるには時間がかかりそうだけど、寂しい気持ち、悲しい気持ちに寄り添ってくれる絵本。
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タイトルだけで借りたけど…。 むちゃくちゃいい話だった 娘がもう少し大きくなったらもう1回借りてよんであげたいと思いました。
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〝山のうえに一台の電話が おいてあります。 今日も誰かが やってきます。 線の繋がっていない その電話で話をするために・・・〟「会えなくなった人に伝えたい・・ひとりっきりになって、電話をかけるように相手に想いを伝えたい・・」震災であまりにも多くの命が奪われました。ひとりになって、...
〝山のうえに一台の電話が おいてあります。 今日も誰かが やってきます。 線の繋がっていない その電話で話をするために・・・〟「会えなくなった人に伝えたい・・ひとりっきりになって、電話をかけるように相手に想いを伝えたい・・」震災であまりにも多くの命が奪われました。ひとりになって、電話をかけるように、相手に想いを伝える空間で、心の復興のきっかけになればと、岩手県大槌町のガーデンデザイナ-佐々木格さんが、自宅の庭に<風の電話ボックス>を置きました。 絵本作家・いもとようこサンの、何度も涙がこみあげてくる絵本。
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東日本大震災で大切な人を亡くした方が、 設置された天国に続く電話ボックスをもとに書かれたお話。 大切な人を思い出し心の思いを電話でつたえるお話。 線は繋がっていないけれど、相手からの返事はないけれど きっと、思いは伝わっていると信じたい 込みあがる気持ちをぐっと抑えての読み聞...
東日本大震災で大切な人を亡くした方が、 設置された天国に続く電話ボックスをもとに書かれたお話。 大切な人を思い出し心の思いを電話でつたえるお話。 線は繋がっていないけれど、相手からの返事はないけれど きっと、思いは伝わっていると信じたい 込みあがる気持ちをぐっと抑えての読み聞かせでした。 子ども達も、静かに聞き入っていました。
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東日本大震災10年の特集で紹介されていた本。動物たちが、電話線が繋がっていないけれど会えない人につながるという電話で、亡くなった家族に訴えかける言葉が切ない。 実際に岩手で個人の方が設置した電話がモデルらしいのだが、その設置場所はなんと岩手の吉里吉里吉里吉里といえば井上ひさしさ...
東日本大震災10年の特集で紹介されていた本。動物たちが、電話線が繋がっていないけれど会えない人につながるという電話で、亡くなった家族に訴えかける言葉が切ない。 実際に岩手で個人の方が設置した電話がモデルらしいのだが、その設置場所はなんと岩手の吉里吉里吉里吉里といえば井上ひさしさんの「吉里吉里人」。あの町も被災したのかしらと思うと、これまた切ない。
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