今日から始める学級担任のためのアドラー心理学 の商品レビュー
具体的に、アドラー心理学を学級経営等で活かしていく方法を学ぶことができる。このような学校教育が広まることを願う。
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★手に取った理由 アドラーの本はいくつか読んでいて、子どもを伸ばす「勇気づけ」をもっと知りたいと思ったから。学級担任のためのとなっていてちょうどよいかと思った。 ★内容 アドラー心理学の立ち位置 不適切行動のシステム 勇気くじきから勇気づけへ 共同体感覚(クラス会議) ★感想 実...
★手に取った理由 アドラーの本はいくつか読んでいて、子どもを伸ばす「勇気づけ」をもっと知りたいと思ったから。学級担任のためのとなっていてちょうどよいかと思った。 ★内容 アドラー心理学の立ち位置 不適切行動のシステム 勇気くじきから勇気づけへ 共同体感覚(クラス会議) ★感想 実践的な事例が多く、こんなときどうするが分かりやすい。指導の難しい子に対する勇気づけが中心になっているので、現在困っている先生にはヒントになるかも。 「勇気づけ」と「ほめる」の違いは何度も確認したい。
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自分の未熟さを知り、心にグサグサ刺さる内容もあります。 ここに書いてあることを完璧にはできないけど、少しずつできるように努力する必要があると思いました。
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アドラー心理学の視点から、学級経営・生徒指導について書かれていた。 適切な行動、当たり前の行動を認めることが大切であることが分かった。褒めるではなく、認めることが重要。褒めるでは、行動の動機が褒められたいからになってしまい、褒められなければ適切な行動をやめてしまう可能性がある。...
アドラー心理学の視点から、学級経営・生徒指導について書かれていた。 適切な行動、当たり前の行動を認めることが大切であることが分かった。褒めるではなく、認めることが重要。褒めるでは、行動の動機が褒められたいからになってしまい、褒められなければ適切な行動をやめてしまう可能性がある。問題行動に目が行きがちだが、指導すると子どもとの権力争いに発展しまい、さらに関係を悪化させる恐れがあることから、適切な行動を認めることで、子どもの欲求を満たす。 共同体感覚は、他者や世界への関心、所属感、貢献感、信頼感、安心感から生まれる。人は生理的欲求や安全欲求よりも所属の欲求を求めている。 共感とは、(相手の目で見、相手の耳に聞き、相手の心で感じる) 子供は、ある状況で、特定の人(相手役)に対して、ある目的(意図)をもって行動する。
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アドラー心理学の考えに基づいた学級づくりについて書かれた本。 子どもとの間に相互尊敬・相互信頼の関係を結び、勇気づけられるようにまずはこちらから子どもそのものを尊敬し信頼することこそことが大事。 ほめることは賞罰教育と同じことになり、こちらからの操作になる危険もあるため、関わり...
アドラー心理学の考えに基づいた学級づくりについて書かれた本。 子どもとの間に相互尊敬・相互信頼の関係を結び、勇気づけられるようにまずはこちらから子どもそのものを尊敬し信頼することこそことが大事。 ほめることは賞罰教育と同じことになり、こちらからの操作になる危険もあるため、関わり方には慎重にならなければならない。「ほめる」ではなく、勇気づけである「ありがとう」やアイメッセージの「嬉しい」「助かる」などで自己肯定感を上げることを意識していきたい。 思いがけずかけた言葉が勇気くじきの指導になってしまわないように言葉を選ばないといけないと改めて感じた。 自身のアンガーマネージメントをする訓練も必須だ。 本書中で引用されているゲーテの「人はただ自分の愛する人からだけ学ぶものだ」が刺さった。 一方的で支配的な教育になっていないだろうか、子どもの気持ちに寄り添えているだろうかと振り返りながら読めた。
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どれだけ適切な行動注目できるか。 子ども自身が課題を認識して改善に向かうプロセスを励ますための勇気づけがある。 まず相手に聞く、確かめる。 理論を学ぶなら最適な一冊。ただ、共同著者の途中のエピソードは薄いかな。
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