植村直己・夢の軌跡 の商品レビュー
同じ人間でこんなタフな人がいるんだなあ。 自分には絶対に無理だ… 犬橇での単独行、この本にもある程度大変さは書かれているが、実際には体力、精神力のほかにも知恵、経験、工夫など本当に色々な能力が求められるんだろうと思う。
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夢に生き、夢を与え、夢に死んだ幸福な男 人は自分にないものに憧れる。登山、スポーツなどアウトドア活動に無縁だからか、登山・冒険などの本が大好きである。小説、ノンフィクションなど面白かった本は数多いが 、ダントツに面白かったのは植村直己の冒険記である。「青春を山に賭けて」「エベレ...
夢に生き、夢を与え、夢に死んだ幸福な男 人は自分にないものに憧れる。登山、スポーツなどアウトドア活動に無縁だからか、登山・冒険などの本が大好きである。小説、ノンフィクションなど面白かった本は数多いが 、ダントツに面白かったのは植村直己の冒険記である。「青春を山に賭けて」「エベレストを超えて」「極北に駆ける」「北極点グリーランド単独行」「北極圏一万二千キロ」。植村の冒険記5部作はむさぼるように読んだ。 「北極圏一万二千キロ」など無人の氷原での壮大な犬ゾリ冒険記。犬が逃げてしまって真っ暗な氷原にたった独り取り残された孤独、犬ゾリが犬もろとも氷海に落ちた恐怖、白熊に襲われて危機一髪など、本を読みながら植村直己と一緒に冒険しているような気分でホッとしたり不安になったり喜んだり、それでいてこの長い旅が終わってほしくない本もできるだけ長く読んでいたい終わりたくない。そんな至福の読書体験はそれ以外の読書で味わったことがないものだった。 その植村が北米マッキンリーで亡くなるまで十数年にわたって親交のあった著者が、植村の評伝ではなく見事に彼の肖像を描いた1冊。著者や妻に宛てた手紙など彼の著作だけではわからなかった彼の魅力を再発見。著者にありがとう!
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「夢は一つぐらい残しておいてもいいんだ」という植村直己の言葉が出てきます。 これは、残しておくのは諦めでなくて、いつまでも夢を追いかけていく、という意味なんだろうなと思います。 人生は何歳でも勉強というけれど、植村直己にとっては何歳でも冒険・挑戦だったのでしょう。その考えから出...
「夢は一つぐらい残しておいてもいいんだ」という植村直己の言葉が出てきます。 これは、残しておくのは諦めでなくて、いつまでも夢を追いかけていく、という意味なんだろうなと思います。 人生は何歳でも勉強というけれど、植村直己にとっては何歳でも冒険・挑戦だったのでしょう。その考えから出た言葉だと思います。
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【没後三十年―不世出の冒険家がたどった夢の軌跡】日本人初のエベレスト登頂、五大陸最高峰制覇、北極点単独行。数々の偉業を達成した植村の生涯を、元編集者が様々な角度から描く。
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植村直己の夢をともに追い続けた元文藝春秋の担当者による著。冒険家としての植村の生き方や人間としての実像を立体的に描いている。植村直己について知識のない人も本書はいい入門書になるであろう。また、本書の中で紹介されている植村自身による書物などを併読すれば、この日本いや世界を代表する冒...
植村直己の夢をともに追い続けた元文藝春秋の担当者による著。冒険家としての植村の生き方や人間としての実像を立体的に描いている。植村直己について知識のない人も本書はいい入門書になるであろう。また、本書の中で紹介されている植村自身による書物などを併読すれば、この日本いや世界を代表する冒険家についてより深く学べるだろう。
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