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その手をにぎりたい の商品レビュー

3.6

172件のお客様レビュー

  1. 5つ

    15

  2. 4つ

    70

  3. 3つ

    55

  4. 2つ

    10

  5. 1つ

    1

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2022/11/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

お寿司食べたい、、。 最後二人が並んで、彼がタメ口で話した瞬間のカタルシスがすごい、良い。一ノ瀬さんかっこいいよ

Posted byブクログ

2022/08/11

2022.8.6 気の強い女だ。 途中からちょっと違うぞ、変な方向向かっていると寄り添えなくなってしまった。 美味しいお寿司は魅力的だが、一食に3万は私はムリだ。 そこまで食を極めるのはすごいけど、 そういう人もいるからお店もあるのだね。 技術も磨かれる。 所詮バブル時代の空気感...

2022.8.6 気の強い女だ。 途中からちょっと違うぞ、変な方向向かっていると寄り添えなくなってしまった。 美味しいお寿司は魅力的だが、一食に3万は私はムリだ。 そこまで食を極めるのはすごいけど、 そういう人もいるからお店もあるのだね。 技術も磨かれる。 所詮バブル時代の空気感。客も店も頓挫してしまったのは残念だけど、 地に足をつけて歩く決心、大切かも。やりきった爽快感はあるだろうし。

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2022/08/06

柚木麻子さんは食べ物の描写が本当に秀逸。 仕事に真摯に向き合う一ノ瀬さんのお寿司、私も食べてみたくなりました。

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2022/07/30

バブル期の寿司屋と不動産屋かぁ。 ある意味での歴史書…私の知らない時代の話。 ステレオタイプ的なバブル描写がいっぱい出てきてテンション上がる。 どの時代でもマジョリティとして生きられないタイプの女っていて、それは本人にとっては茨の道でも誰かにとっては羨ましかったり輝いて見えたり...

バブル期の寿司屋と不動産屋かぁ。 ある意味での歴史書…私の知らない時代の話。 ステレオタイプ的なバブル描写がいっぱい出てきてテンション上がる。 どの時代でもマジョリティとして生きられないタイプの女っていて、それは本人にとっては茨の道でも誰かにとっては羨ましかったり輝いて見えたりするものなんだろうなぁと思った。私もマジョリティとしては生きられない女なのでなんかちょっと勇気出た。 バブルだからってみんなジュリアナで踊ってるわけじゃないもんね。 若き寿司職人(しかも高級寿司店の)が"推し"ってことでしょ、推し活お金かかるねぇ… でも1回5万円とかでお寿司越しに触れ合えて美味しいお寿司も食べられるならそりゃ通うよね… 旬のネタが食べたくなるわね

Posted byブクログ

2022/02/24

寿司の描写が綺麗ですごく食べたくなった。 バブルの時代がよくわかったし、20代後半の女友達とのステージの違いで分かり合えないこともすごく共感。 最後の会話もよかった。 成長できるような行きつけのお店や自分のために自分でお金を使うということをしたくなった。

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2021/12/13

ひゅーひゅー、ロマンチック!いやぁ題名が良い。その手をにぎりたい、というのがお鮨屋さんを舞台にした恋愛小説なんて...なんかシャレオツ。時はバブル時代。上司に連れられて超高級鮨店に初めて入った青子。そのお鮨の美味しさに、若き板前さんの佇まいに身も心も奪われてしまう。自分1人で通え...

ひゅーひゅー、ロマンチック!いやぁ題名が良い。その手をにぎりたい、というのがお鮨屋さんを舞台にした恋愛小説なんて...なんかシャレオツ。時はバブル時代。上司に連れられて超高級鮨店に初めて入った青子。そのお鮨の美味しさに、若き板前さんの佇まいに身も心も奪われてしまう。自分1人で通えるようになりたい。華やかさと酔狂さが混濁した東京でガムシャラに働く事を決める青子。まずお鮨が美味しんぼもビックリの本当に美味しそうな描写。そして主人公青子の紆余曲折に人間らしさを感じられて、流れる10年の歳月にドップリハマった。

Posted byブクログ

2021/11/20

バブリーの説明を受けたようだ。当時、こんな世の中だったんだね。今考えたらハラハラしちゃうような好景気。きっと当時は女性が仕事で活躍することはあまり一般的じゃなかっただろうに、青子の踏ん張りがすごい。 この時代なら、アッシーメッシーネッシーとかも出てくるのかと思ったらそうではなく、...

バブリーの説明を受けたようだ。当時、こんな世の中だったんだね。今考えたらハラハラしちゃうような好景気。きっと当時は女性が仕事で活躍することはあまり一般的じゃなかっただろうに、青子の踏ん張りがすごい。 この時代なら、アッシーメッシーネッシーとかも出てくるのかと思ったらそうではなく、青子と一ノ瀬さんの関係はもどかしいほど。 最後のシーン、終わらないで欲しい。いい終わり方。 にしても、一ノ瀬さんのお寿司が美味しそうでたまらない。

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2021/06/20

故郷に帰ろうとしていたOLが上司に連れていかれた銀座の寿司屋の職人と出会ったことで生き方を考え直すストーリー。 今から30年以上前に女性が男社会でバリバリ働いて稼いで、そして自分のお金で好きなものを食べたいと思うのは相当風当たりが強かったと思うのに、少しずつ強くなっていく青子の...

故郷に帰ろうとしていたOLが上司に連れていかれた銀座の寿司屋の職人と出会ったことで生き方を考え直すストーリー。 今から30年以上前に女性が男社会でバリバリ働いて稼いで、そして自分のお金で好きなものを食べたいと思うのは相当風当たりが強かったと思うのに、少しずつ強くなっていく青子の姿がとても格好よく思えた。 その生き方を体を貫いたせいで体を壊しているし、結婚した友人と上手くいかなくなったり、正解ではないのかもしれないけど、男相手に色目を使ったりしないところが好き。 あと、時代を感じる登場人物の職業とか働きぶりや今ではびっくりするようなお金の動きも当時を知らない世代としてはおもしろかった。。 ずっと想い続けてきた一ノ瀬とのラストシーンにはジーンとしつつ、あれ以上になって欲しいような、欲しくないような…。でも結局あの距離感がこの二人にはちょうどよかったんだろうなぁ。 ちなみに本日は父の日だったのでスーパーでお寿司を買って食べたのだけれど、どうしたって銀座のお寿司はどれくらい美味しいのか想像せざるをえなかった笑。

Posted byブクログ

2021/05/26

ランチのアッコちゃんの作者さんだ~って感じで読み始め。 うーん・・サクサク読めるが、なんか気持ち的にすっきりしない。 ただ、お寿司の描写はすごくいい。お寿司って芸術だよなって思える作品。 そして、一生懸命働いたお金で、自分の好きなものを丁寧に食べる幸せは、侮れない体験だと思う。

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2021/05/07

不動産に勤めるOLの青子が、鮨屋の一ノ瀬さんの握る寿司に 惚れて、通い続ける話。 バブルの時代は知らないけど、読んでて こんな感じでみんな生きてたのかなーなんて思えたよ。 途中で「とらばーゆ」とか「ジュンコシマダ」とか どういう意味かなと思って調べながら読めて、 個人的には楽し...

不動産に勤めるOLの青子が、鮨屋の一ノ瀬さんの握る寿司に 惚れて、通い続ける話。 バブルの時代は知らないけど、読んでて こんな感じでみんな生きてたのかなーなんて思えたよ。 途中で「とらばーゆ」とか「ジュンコシマダ」とか どういう意味かなと思って調べながら読めて、 個人的には楽しめたよ!! 何よりもお寿司が食べたくなった!! 回転寿司で十分な私だけど、いつか一ノ瀬さんのような 回らないお寿司を食べてみたい!! 青子は生きていく中で、途中で環境が異なることで 友人が変化していった。 会社の同僚からホステスのミキちゃんへ…。 そういうことって、今の時代でもあることだと思う。 「…女友達も心がぴたりと合わさる時期があり、 やがてその高まりは少しずつ薄れていく。」 本当にそうだなって思えたよ。 劇的な話はないけど、読んでて落ち着く文章。 他の作品もぜひ読んでみようと思えたよー!!

Posted byブクログ