ゴミ情報の海から宝石を見つけ出す の商品レビュー
「エコーチャンバー(共鳴室)効果」「ソーシャルメディアを通じて多様な意見にふれているような気になっているが、そのじつm自分の声が反響しているだけの空間にいるー自分と価値観が近い人の意見にしか触れないことで 自分の意見が多数派だと勘違いしてしまうわけですね。」 気を付けよう
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Q&A形式で、津田さんの考えがわかりやすく、おもしろく書かれている。ネットの世界やテクノロジーの進化に、心がわくわくするが、それにより、さらに自分という人間の表現が難しく、しかし世界は広がり、という感じだ。
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完全にタイトルで購入しました。内容はQ&A方式。SNSに関する質問がメインで、それに作者がどう思っているか、どうしたらいいかを答えていく。堅くないので、読みやすい。特に1,2章はタイトル通り、大量に流される情報をどう活用し、つぶされないようにしていくかが書かれている。わか...
完全にタイトルで購入しました。内容はQ&A方式。SNSに関する質問がメインで、それに作者がどう思っているか、どうしたらいいかを答えていく。堅くないので、読みやすい。特に1,2章はタイトル通り、大量に流される情報をどう活用し、つぶされないようにしていくかが書かれている。わかり易いのは、作者の見解とともに、参考になる文献やメルマガ、ツイートをつけてあること。今更ながら、参考にしたい。4章にあった「これからの社会はスペシャリストがゼネラリストか」の問いに「スペシャルな分野を複数持つ人間が生き残る」に共感。
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最近ツイッターに飽き始めていたけど、FBは近しい人と近況を深めるために、ツイッターはあくまで情報を取りにいくツールだと捉えてフォローを整理してみたら、また楽しくなってきた。どこに有用な情報が集まっているかは、たまにこういう本を読んで整理するのがとても大事だと思った。津田さんのこの...
最近ツイッターに飽き始めていたけど、FBは近しい人と近況を深めるために、ツイッターはあくまで情報を取りにいくツールだと捉えてフォローを整理してみたら、また楽しくなってきた。どこに有用な情報が集まっているかは、たまにこういう本を読んで整理するのがとても大事だと思った。津田さんのこのフラットな感じすごいなぁ。
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この本をどんな本だと紹介すればよいか? 帯には「情報メンテに役立つ〈最強の羅針盤〉」とある。要約すれば、氾濫する情報とどう付き合っていけばよいかのHow to本ということか。。 しかし、私はいわゆるHow to本が大嫌いだ。何かを上手くやりたいという自分の野心を達成するために...
この本をどんな本だと紹介すればよいか? 帯には「情報メンテに役立つ〈最強の羅針盤〉」とある。要約すれば、氾濫する情報とどう付き合っていけばよいかのHow to本ということか。。 しかし、私はいわゆるHow to本が大嫌いだ。何かを上手くやりたいという自分の野心を達成するために誰かの真似をするというのは好きではないからだ。How to本は横着をするための本だ。私は昔からゲームの攻略本が嫌いだった。 その意味でこの作品はHow to本ではない。私はそういう風には受け取らなかった。従って、先な挙げた帯の要約は違う。 内容はメルマガやSNSに関するQ&Aだ。とても勉強になる。しかし、勉強になるのは著者である津田さんの経験に基づく「プロ論」が一貫して描かれていることだ。津田さんの文章は素晴らしい。とても柔らかくて読みやすい。しかし、その柔らかい口調から語られるアドバイスは勇気を与えてくれるが、全て容易ではない。 大抵の人間は一歩を踏み出すことすら無理だからだ。プロの現場を知らないからだ。 しかし津田さんの柔らかい口調はそんな厳しいプロの現場を着実に生き抜いてきている強さに裏打ちされているようだ。だから読んでいて「自分も出来るのではないか」と思えてくる。 これは単なる情報本ではない。プロの矜恃と優しさが描かれている。自分もこんなプロになりたい。近づきたいと思う。たとえ現場は違っても核は同じでありたい。 そう思える好著だ。
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