わが子に伝える「話し方」の技術 の商品レビュー
http://www.shogakukan.co.jp/books/detail/_isbn_9784093883412 , http://www.hanashikata.co.jp/
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様々な事例が載っていて、読みやすい。実際子どもに接したら難しいこともあると思うけど、実践してみたいと素直に思えた。 <内容メモ> 叱り方 ①何を、なぜ叱るかを明確にする ②落ち着いて、穏やかに話す ③短く話し、叱った後はさっぱりと切り上げる タクシーに乗りたがらない子供に・・・ お母さんは急いでおばちゃんのところに行かなくてはならないの。一緒に行くといったのはあなたでしょう。だったら、泣かないの、いいわね(笑顔)。 そのほかの終わり方 はい、これでおしまい(笑顔)。 聞き方を身に着ける方法 1、休みの日、公園のベンチに座って耳をすませて聞こえてくる音をメモ 2、子どもに用事を頼み、復唱させる 3、週に1回、母親が子供に本や絵本を読み聞かせる→父親に聞いた話を話させる 大人の会話を聞かせよう 家族会議をしよう *人は誰でも話し合いに参加し自分の意見を言えると満足感が得られる *相手のアイディアを聞くことで新たなアイディアが。 *自分の意見が採用されることで責任感が生まれ、すすんで実行するようになる
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図書館で借りた本。 本に書かれている、「エレベーターに乗ったら『何階ですか?』と声をかけてきた小学生」のエピソード、ちょっとした丁寧語が使えること、大きな声であいさつができることなど、良い例に当てはまることが多く、うれしくなってしまった半面、学校であった事をほとんど話してくれないのは、親が聞いてくれないから。あまり話さないから、「あの・・・あの・・・」が多くなっている点は、改善すべきだなぁ。
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この本を読んで、なるほど!と実行できる人はすでに心構えができている人なのであろう。「勉強よりも大事なのはコミュニケーション力」というのは十分承知だが、この本を実践できる状態はハイレベルな親子関係であり、多くはそこまで辿りつけていなくて、先に解決すべき問題をかかえている家庭が多いに...
この本を読んで、なるほど!と実行できる人はすでに心構えができている人なのであろう。「勉強よりも大事なのはコミュニケーション力」というのは十分承知だが、この本を実践できる状態はハイレベルな親子関係であり、多くはそこまで辿りつけていなくて、先に解決すべき問題をかかえている家庭が多いに違いない。 冒頭に機転がきかない若者の例があるが、子供の頃から会話のテクニックをどうこう言う前に、自分の考えをまとめること。その上で周りの空気を読む訓練をすべきだ。日本人のコミュニケーションが苦手な要因の一つに「空気を読む」ことを幼いうちから強要されることがあると思う。自分をおざなりにするのではなく考えを持った上でコミュニケーションのテクニックを磨くべきであろう。 難しいのは、わがままをどこまで通すのか、好き勝手に本人のやりたい事をやらせるのか、その加減には正解はない。 全般的に広く浅すぎるので、もっとテーマ別に踏み込むか、実例を分析して納得のいく内容であって欲しい、と思った。
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