世界の民族楽器文化図鑑 の商品レビュー
大判の図鑑。タイトルには「楽器」とあるが、楽器以前の自然の音や声についての考察もある。 洞窟の中に描かれている壁画は音響的に特殊な場所に描かれているとの説には、「そうだったのか」と大変驚いた。いままで洞窟壁画についていくつかの考察を読んだが、音響的見地からの考察は観たことがなかっ...
大判の図鑑。タイトルには「楽器」とあるが、楽器以前の自然の音や声についての考察もある。 洞窟の中に描かれている壁画は音響的に特殊な場所に描かれているとの説には、「そうだったのか」と大変驚いた。いままで洞窟壁画についていくつかの考察を読んだが、音響的見地からの考察は観たことがなかったので、本書の考察はとても新鮮だった。 世界のさまざまな民族が使用している楽器の図版が豊富で解説も詳しい。 日本の餅つきの浮世絵が、杵と臼で固有のリズムをとり、音の変化でついているものの状態を知る、と紹介されているところはちょっと笑った。これも楽器の範疇なのか・・・。
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変わっていこうとするものも、変わらず受け継ごうとするものも、それぞれの美しさを持ち、それぞれの問題と苦悩を抱えている。
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