正伝岡田以蔵 の商品レビュー
フィクションでは狂犬の様な人斬りな印象があるが本書を読むと学識は無いものの普通の家庭に産まれて家族仲も悪く無い一般人としての側面が見える。勿論剣術が凄腕だったのは確かだし血の粛清に酔っていた節も窺える。 勝海舟の護衛をして逆に勝海舟をやり込めるなど本気なのかユーモアなのか分からな...
フィクションでは狂犬の様な人斬りな印象があるが本書を読むと学識は無いものの普通の家庭に産まれて家族仲も悪く無い一般人としての側面が見える。勿論剣術が凄腕だったのは確かだし血の粛清に酔っていた節も窺える。 勝海舟の護衛をして逆に勝海舟をやり込めるなど本気なのかユーモアなのか分からないけど愛嬌がある人だったのではなかろうか。フィクションでは師匠の武市半平太の高潔ぶりがイメージにある。本書を読むとどことなしに冷たさを感じる。
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歴史にifはない、のだけれど、もし他の生き方ができていたらどうなっていたんだろうと思わずにいられない人だった。人間的に難もあるけれど、決して悪人と言い切れる訳ではない。時代の流れに翻弄された印象が強かった。 志を持った集団に荒くれものを入れるなら、誰かが最後まで手綱を握り続ける...
歴史にifはない、のだけれど、もし他の生き方ができていたらどうなっていたんだろうと思わずにいられない人だった。人間的に難もあるけれど、決して悪人と言い切れる訳ではない。時代の流れに翻弄された印象が強かった。 志を持った集団に荒くれものを入れるなら、誰かが最後まで手綱を握り続ける覚悟がいるのだろうと思う。それができていたら終わりの方の展開は多少違ったのではないかなあ。
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‘おーい!竜馬’での岡田以蔵しか知らなかったので、どうしても読んでみたくなった1冊。 やはり、色んな作者、色んな史実を読んでみないとわからない。こちらの本は以蔵のご家族についても触れてあって、人斬り以蔵も普通の人間やってんなぁとしみじみした。 大変な時代を身分差別の強い藩で一生懸...
‘おーい!竜馬’での岡田以蔵しか知らなかったので、どうしても読んでみたくなった1冊。 やはり、色んな作者、色んな史実を読んでみないとわからない。こちらの本は以蔵のご家族についても触れてあって、人斬り以蔵も普通の人間やってんなぁとしみじみした。 大変な時代を身分差別の強い藩で一生懸命生きた姿を改めて見つめれた。 他の本も読んでみたい。
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流行に乗らせていただき拝読しました。歴史に疎いこともあり、仮名振ってくれないと読めないな……という箇所も多々あったことはさて置き。 ネット等で得たざっくりとした知識以上に、この人は苛烈で、愚かで、でもどこか憎めないような、違う道を選ばせてあげたくなるような印象を抱いた。 こうだっ...
流行に乗らせていただき拝読しました。歴史に疎いこともあり、仮名振ってくれないと読めないな……という箇所も多々あったことはさて置き。 ネット等で得たざっくりとした知識以上に、この人は苛烈で、愚かで、でもどこか憎めないような、違う道を選ばせてあげたくなるような印象を抱いた。 こうだったのではないか、という想像の域を出ない一冊ではあれど、昨日よりも確実に、岡田以蔵という人間が近づいた。そう思える本でした。
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人斬り以蔵。その出自から27年の生涯を閉じるまでの実像を追う。小説のイメージとは全然異なる新たな以蔵像を見ることができる。19歳の若さで鏡新明智流五重巻目録を伝授される剣の達人。されど、無闇やたらの人斬りでは決してないし、家族もいて組織の人間であることを弁える、ごくごく普通といっ...
人斬り以蔵。その出自から27年の生涯を閉じるまでの実像を追う。小説のイメージとは全然異なる新たな以蔵像を見ることができる。19歳の若さで鏡新明智流五重巻目録を伝授される剣の達人。されど、無闇やたらの人斬りでは決してないし、家族もいて組織の人間であることを弁える、ごくごく普通といったイメージを抱いた。人間らしい側面を随所にみることができ親近感を抱いた。この人も時代の理不尽に流され泣いた一人。時代の犠牲者に一抹の切なさを禁じえない。
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