荒木飛呂彦論 の商品レビュー
ジョジョ好きなので、タイトルだけみて図書館で借りました。 他の方のレビューにもありますが、本の出来がとにかく酷い。 「ジョジョの奇妙な冒険」というタイトルを、文章の中でいちいち画期的な、とか超長編漫画などという形容詞を付けるので、読者として疲れてしまいます。 論述にしても、話にま...
ジョジョ好きなので、タイトルだけみて図書館で借りました。 他の方のレビューにもありますが、本の出来がとにかく酷い。 「ジョジョの奇妙な冒険」というタイトルを、文章の中でいちいち画期的な、とか超長編漫画などという形容詞を付けるので、読者として疲れてしまいます。 論述にしても、話にまとまりがなく、論旨があちこちへ飛び、全体として何がいいたいのか意味が分かりません。 著者がジョジョ好きなことだけはわかりますが、自分の文章に酔っている感じで、かなり残念な本でした。
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原作未読の方にはしげちー状態で理解不能理解不能となります。 こじつけっぽい気もするがここまでベタ褒めだとファンとしてはうれしいところ。
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荒木飛呂彦論とは、ジョジョ論。 即ち、人間讃歌。 漫画評論家ではない筆者は、アート方面から荒木飛呂彦論に迫る。 作者の意図の狭量性と読者の解釈の多様性の問題も断りつつ、独自に展開する。 シリーズを通して散りばめられた、テーマとモチーフ。 表現の変遷と、コマ割りの使い分け。 なぜ、...
荒木飛呂彦論とは、ジョジョ論。 即ち、人間讃歌。 漫画評論家ではない筆者は、アート方面から荒木飛呂彦論に迫る。 作者の意図の狭量性と読者の解釈の多様性の問題も断りつつ、独自に展開する。 シリーズを通して散りばめられた、テーマとモチーフ。 表現の変遷と、コマ割りの使い分け。 なぜ、荒木飛呂彦がマンガ・アートとして前衛なのか? いわゆる「ジョジョラー」が好きそうな文章ではない。 多少こじつけ感も、否めなくはない。 しかし筆者の荒木飛呂彦への思い入れは、相当感じられるだろう。 ジャイロの鉄球を、スタンド能力と紹介している箇所がある。 しかしあれは、能力ではなく技術だが…。(TURBO 除く) DIO曰く、すぐれた芸術作品は「まるで時空を越えた『スタンド』だ…」。 言葉ではなく心で理解したら、辛うじて間違いじゃあないぜ。
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僕にとって「ジョジョの奇妙な冒険」は、まあ一種の経典のようなものなのだけど、同じ神を抱いてもまったく別の宗教になり、宗教間の争いが起こることが、何か少し理解できたような気がする。 タイトルに荒木飛呂彦論と銘打っているのに、荒木飛呂彦そのものへのスポットはあまりあたらず、ほとんどは...
僕にとって「ジョジョの奇妙な冒険」は、まあ一種の経典のようなものなのだけど、同じ神を抱いてもまったく別の宗教になり、宗教間の争いが起こることが、何か少し理解できたような気がする。 タイトルに荒木飛呂彦論と銘打っているのに、荒木飛呂彦そのものへのスポットはあまりあたらず、ほとんどはジョジョの奇妙な冒険の重箱の隅(あるいは重箱そのもの)に壮大な意味を持たせよう、と。強いコレジャナイ感。こうなると、「いやきっと、荒木先生はそんなこと考えてないと思うよ」と突っ込みながらライトに読むほうがいいかなあ〜。でも考えてるかもしれないからなあ〜。
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