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紙の本は、滅びない の商品レビュー

3.6

16件のお客様レビュー

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2021/12/30

電子書籍は読むのにまず電源がいる。だけど紙の本はいるものは光くらい。確かにー!となりました。読書は全身を使っているという話、本を買うことは賭けであるという話、RFIDの話は興味深かったです

Posted byブクログ

2019/06/10

著者はジュンク堂の店長で、書店の立場から見た出版業界の現状について綴られています。 電子書籍、アマゾン、図書館など、様々な観点が盛り込まれており、出版業界の状況を立体的に掴むことができます。何よりも、その文章から著者の書店員としての熱い思いが伝わってきました。

Posted byブクログ

2020/10/25

本書を読んでの気付き 抽象化する能力が思考力を高めるのかも知れない。 確かに具体的にしか物事を捉えられないならば、眼に映るままにしか物事を判断できない事になる。 それは起こった事象に対策する事しか出来ず、計画するという事が困難である事を意味する。

Posted byブクログ

2018/12/11

書店ガールの(確か)あとがきで出てきた本書のタイトルに興味を持って読んでみた。 そして、思ってたよりもかなり難しい内容の本で、読むのに時間がかかってしまった。。まさかこんな学術的?な内容だとは。書店員も特に有名になるような人は、インテリなんだなぁと本の内容と関係ない感想がまず思い...

書店ガールの(確か)あとがきで出てきた本書のタイトルに興味を持って読んでみた。 そして、思ってたよりもかなり難しい内容の本で、読むのに時間がかかってしまった。。まさかこんな学術的?な内容だとは。書店員も特に有名になるような人は、インテリなんだなぁと本の内容と関係ない感想がまず思い浮かんでしまった。 しかしいずれにせよ、紙の本派の自分としては、共感できる部分も多くて。これからも本屋での出会いは大事にしたいと思ったのでした。

Posted byブクログ

2014/11/30

読み終えていちばんに思ったこと。通勤時間などの空き時間に少しずつ読んでいたので、正確には読み終える直前、本の最後のほうにきて文字通りハンマーで頭を殴られたように感じたこと。 それは、自分は最近、図書館という職場や組織のあり方、行政サービスのなかでの図書館、図書館で働くということ、...

読み終えていちばんに思ったこと。通勤時間などの空き時間に少しずつ読んでいたので、正確には読み終える直前、本の最後のほうにきて文字通りハンマーで頭を殴られたように感じたこと。 それは、自分は最近、図書館という職場や組織のあり方、行政サービスのなかでの図書館、図書館で働くということ、といった「形」のことにばかり目が向いていたけれど、図書館員として地域のニーズを把握し、来館者や棚をみて選書・蔵書を構築し…ということをここ数年、全然していないということだ。団体貸出担当になったあたりからだろうか。愕然。 福嶋氏が述べるように、書店の書棚がそれほどに考え抜かれてできているなんて知らなかった。いや、そうあるべきだと考えられている、ということも知らなかった。 でも図書館の棚はそうあるべきだ。でも、実際自分は今それをやっていない、図書館員としていちばん大事なことを自分はやっていない。ぐるぐる。うちくらい大きな規模になると、市立図書館ではチームで仕事、役割分担は当たり前、仕方のないことではある。しかし、奇しくも先日、研修報告した二人が「蔵書を基盤とした図書館サービス」にいちばんに触れたことは偶然ではあるまい。自分も、そして現場も今それが十分にできているのか?

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2014/11/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

タイトルがすべてを物語っているが、電子書籍が普及しても紙媒体の本はなくならないよ、という趣旨。大いに賛同するが、ネット上のコンテンツは価値の選別がない、デバイスに依存してしまう、すぐに開けない、部屋のインテリアになれないなどなど、すでに思いつかれるような納得項目ばかり。頷くのだが、あまり目新しい視点とはいえない。 あとウェブ媒体の話をするせいでやたらとカタカナの濫用が多く読みづらい。参考文献のあちこちから説を拾い出してくるのではなく、もっと自分の言葉で噛み砕いて書いたほうがよいという気がした。 あと引用する場合は、文字を小さくして行を空けるなり、引用だとわかるようにしてほしい。引用した文章について、文字を抜き書きしたままで突っ込んで分析していないので、重く感じない。 本屋の店長さんなので本を多く読んで紹介されているのだけど、理論的ではなくて、もっと本屋で本を読めるということの利点を情に訴えるような内容にしたほうがよかったように思う。 退屈で最後まで読めずに投げ出してしまった。 外装で思わず手にとってしまうが。

Posted byブクログ

2014/09/21

面白かった、本当に! 現場の方々の熱意と努力を感じた。 私もそんな先輩方の背中を追うことができれば、このような先輩方がいらっしゃることを想像できれば、 図書館界を諦めなかったかもしれない。 紙の本は、滅びない!

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2014/07/30

紙の本は、道具がなくても読める! 自分には当たり前すぎて、今までその強みに気が付きませんでしたが、確かにそうです。 電池も充電もいらないし、紙がボロボロになるまで読めます。多分、今日私が買う本は、私が死ぬまで大丈夫。 でも、今使っているウィンドウズ7は、あとどれだけ命を永らえるで...

紙の本は、道具がなくても読める! 自分には当たり前すぎて、今までその強みに気が付きませんでしたが、確かにそうです。 電池も充電もいらないし、紙がボロボロになるまで読めます。多分、今日私が買う本は、私が死ぬまで大丈夫。 でも、今使っているウィンドウズ7は、あとどれだけ命を永らえるでしょう。もはやフロッピーが使えるパソコンは絶滅危惧種だし、果たして10年後に、今ある電子ブックは読めるのでしょうか?? 読み捨てられる情報なら、紙に印刷する必要はありません。でも、いつまでも持っていて、いつでも戻って来たい世界がそこにつまっているなら、紙の本という器はどうしても必要です。 紙の本は滅びるという人は、心の宝物たる著作に出会って来なかったのだろうと思います。気の毒なことです。 紙の本には典拠性があるが、いつでも書き換え可能なweb情報にそれはないとか、もっともな滅びない理由が書かれています。 しかし、紙の本のよいコンテンツが増えない限り、書店の返本の山は減らないでしょう。滅びないけど栄えないという、右肩下がりが続く予想も成り立つのがつらいところの、「紙の本は滅びない」でした。

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2014/05/21

のっけから貴志祐介の『新世界より』が引用されてたりするので、読書好きにはたまりません。その後、内容はヘビーになっていくけど。僕も筆者の意見にほぼ賛同する。一般消費者は、リアル書店とAmazonを使い分けるのではないか?なので、書店員さんには楽しい売り場作りを頑張ってもらいたい。

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2014/05/01

このデジタル社会において、「紙の本」の意義とは何なのだろうか? そして、図書館の意義は・・・。 日頃考えていた問いに対する手がかりになるヒントがいっぱい詰まった本でした。 「紙の本」の大切さを認識すると同時に、それに甘えずにデジタルに対抗する努力もしていかなくてはいけない、と思っ...

このデジタル社会において、「紙の本」の意義とは何なのだろうか? そして、図書館の意義は・・・。 日頃考えていた問いに対する手がかりになるヒントがいっぱい詰まった本でした。 「紙の本」の大切さを認識すると同時に、それに甘えずにデジタルに対抗する努力もしていかなくてはいけない、と思った。

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