紙の本は、滅びない の商品レビュー
確かに、デジタルの本は今は読めるが、10年後読めるのか?アプリが存在するのか?紙の本なら、100年後も確実に読める。
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ここまで立体的に本と本屋のこれからを考えている人がいる。 電子書籍やネット通販に喰われ続ける「紙の本」だけど、その存在意義をきちんと捉えて、本屋としてのこれから何を成すべきかを示唆してくれている。 まだまだ勉強が足りないなと思った。 もっと勉強して、もっともっと考えなければ。
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第一章は、紙の本が電子書籍に乗っ取られることがないと論じていて、第二章と第三章はAmazonに侵食されつつある書店がいかにして生き残るかについてふれてありました。 この本を読んで、私は本棚というものの素晴らしさに気づきました。 本の中で著者は、本棚とは自分の精神と社会との距離を可...
第一章は、紙の本が電子書籍に乗っ取られることがないと論じていて、第二章と第三章はAmazonに侵食されつつある書店がいかにして生き残るかについてふれてありました。 この本を読んで、私は本棚というものの素晴らしさに気づきました。 本の中で著者は、本棚とは自分の精神と社会との距離を可視化するものであると述べています。 つまり本棚は、自分の性格や考え方の象徴ともなりうるということです。 今まで自分は本は図書館で借りてくるから本棚はいらないと思っていましたが、本と本棚を買ってみようかと思いました。
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私も紙の本が好きだ。滅びないとも思っている。でもそれは自分が「本好き」だからで、根拠もなく、私情論でしかない。 こうやって考えて動いていかねばならないのだな。確かに、小さい頃の「読書」体験がデジタルになってしまったら、理屈なんてない紙の本への安心感とか愛着は、なくなるのかも。
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確かに本は滅びないと思うし無くならないでほしい。 電子書籍と違い本には個数の限りがある。そういう面では定価より価値が出る本もある。 著者は本屋の店長経験から危機感を感じているとは思う。アマゾンは赤字を恐れず、まず覚えてもらうなど大胆な展開ができている。IT企業は学校の授業にタブレ...
確かに本は滅びないと思うし無くならないでほしい。 電子書籍と違い本には個数の限りがある。そういう面では定価より価値が出る本もある。 著者は本屋の店長経験から危機感を感じているとは思う。アマゾンは赤字を恐れず、まず覚えてもらうなど大胆な展開ができている。IT企業は学校の授業にタブレットを使用させてようと積極的な動きを行っているにも関わらず、出版社は動きが鈍いようにも感じる。 再販制度を柔軟性を持たせる形で改正することになった場合、出版社の再編が始まるのではないかと思う。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
現役の書店人の方が綴る「紙の本」への存在意義。デジタルコンテンツではなく、本屋・図書館に並べられる本の必要性・影響力・優位性・・・。本の置かれている地位や世情、紙の本を売る意義が熱い思いと共に書かれており、著者の書店人としてのプライド・本への愛も伝わる本です。 自分もデジタルコンテンツ・電子書籍は好きではなく、やはり『データ』を読むより『本』を読みたい。本屋も大好きです。何事も1と0で分けられるものじゃないし、偶然の出会いがあるのはてっとショップの中ではなく、書店の中だと思います。 これからも書店が書店としてやっていくためにも、少しでも書店に足を運び本を買おうと思いました。
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