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ジェノサイド(上) の商品レビュー

4.3

367件のお客様レビュー

  1. 5つ

    158

  2. 4つ

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  3. 3つ

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2026/04/18

2010年4月~2011年4月に発表された作品。ということは、東日本大震災もトランプ大統領誕生もコロナ禍もウクライナ戦争もトランプの再就任もイラン戦争も起きていない時代の作品である。 特徴的なのは女性キャラが圧倒的に少ないところ。この特徴は、ストーリーが人類の頭脳を凌駕した超人...

2010年4月~2011年4月に発表された作品。ということは、東日本大震災もトランプ大統領誕生もコロナ禍もウクライナ戦争もトランプの再就任もイラン戦争も起きていない時代の作品である。 特徴的なのは女性キャラが圧倒的に少ないところ。この特徴は、ストーリーが人類の頭脳を凌駕した超人類の話であることとリンクさせているのか。271ページ(※上下巻の文庫ではなく単行本を読んでいる)にルーベンスにガードナー博士が「脳の形が変われば精神や思考も変化するからね。現に我々は、脳粱の太さが違う相手に振り回され、屈服を余儀なくされる(女は理解不能だ)」と言うセリフからも推察される。と思われたが、最終版で「地球上て最も知性の高い者が女性の超人」ということが発覚する。 読書途中でAmazonの本書レビューをチラ見。高評価が多いが、星一つの低評価口コミを見てみると、「いろいろな小説の寄せ集め」「この時代(2010年)のサイエンストピックを盛り込んだだけ」「非科学的」などと共に「自虐史観」「売国奴」「作者は在日ではないか」などが出てくる。おそらくストーリーに登場するミックと呼ばれる日本人傭兵と、韓国人留学生李正勲。それに関東大震災の朝鮮人虐殺(南京大虐殺も出てくるらしい)などが取り上げられているからだろう。 アメリカ政府雇用イシダ「漢字は覚えるのが大変で不合理。たが利点もある。覚えれば表音文字よりも少ないステップで意味内容に結び付く。つまり可読性に優れている。本を早く読めるし、映画の字幕も苦にならない。習得の苦労は読むことによって報われる」499 SF物語として面白いが、超人類による世界の全てを巻き込んだ大団円というのが物足りない部分もある。 最後に多数の学者への謝辞と参考文献を明示するのは小説としては異例なのかも

Posted byブクログ

2026/03/26
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※このレビューにはネタバレを含みます

薬学的な知識や特殊な軍隊の知識が語られる難しい内容ながらも、緻密に練られた物語にリアリティを感じます。本当の敵は一体何なのか、という疑問を抱いたまま下巻に進みます。

Posted byブクログ

2026/03/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

大学院生の古賀研人は、大学教授だった父を亡くし、その遺言から、難病の治療薬を極秘で開発することとなる。しかし、突然警察に追われるようになり、逃亡を余儀なくされる。一方、アメリカ人傭兵のイェーガーは、難病の息子の治療費のため、政府主導の極秘任務に参加する。その任務とは、ある新種ウイルスに罹患したコンゴの民族の集落を殲滅させることであった。コンゴに潜入したイェーガーをはじめとする作戦オペレーターたちは、ターゲットの集落で、「見たことのない生き物」に遭遇するーーー。 架空の病名であったり、人類の進化など、SF要素も強くあるが、緻密な描写により、現実にあり得ることなのではないかという気がしてしまった。また、一見関係なさそうな登場人物の記述も、読み進めていくと人間関係の全貌が見えてくるので、一気に読めた。ようやく話の全体が掴めてきた感じなので、下巻でどう展開していくか楽しみにしたい。

Posted byブクログ

2026/02/16

コンゴのジャングルに住む民族の殺害ミッション。 理由はウイルス対策だと知らされているが、物語が進むにつれて真実が徐々に明らかになっていく。 展開が非常に面白く、情景もクリアにイメージできる。 読み始めたら止まらず、海外ドラマを一気見しているような感覚だった。 超人類の存在が人類...

コンゴのジャングルに住む民族の殺害ミッション。 理由はウイルス対策だと知らされているが、物語が進むにつれて真実が徐々に明らかになっていく。 展開が非常に面白く、情景もクリアにイメージできる。 読み始めたら止まらず、海外ドラマを一気見しているような感覚だった。 超人類の存在が人類にとって脅威になりうるという考えには一定の説得力があるが、大統領のパーソナリティが政策に強く影響している点ももっともだと思う。 このホワイトハウスは、かなり攻撃的な方針を取っている印象を受けた。 コンゴでの作戦とは直接結びついていなかった日本の大学院生が、下巻でどのように関わってくるのかとても楽しみ。

Posted byブクログ

2026/02/04

ようやく読めた。やっぱり、すごく面白い。読めて良かった。 アメリカの民間軍事会社に所属するイェーガーには、肺の病気で余命幾ばくも無い幼い息子がいる。ある日、彼を始めとする四人の傭兵が、アメリカ合衆国の機密作戦のために集められた。彼らが投入されるのはアフリカの密林に暮らすムブティ...

ようやく読めた。やっぱり、すごく面白い。読めて良かった。 アメリカの民間軍事会社に所属するイェーガーには、肺の病気で余命幾ばくも無い幼い息子がいる。ある日、彼を始めとする四人の傭兵が、アメリカ合衆国の機密作戦のために集められた。彼らが投入されるのはアフリカの密林に暮らすムブティ人の集団をせん滅する作戦だ。 一方、日本で薬学を専攻する院生の古賀研人は急死した父親から不可解なメールを受け取る。現在の医学では治癒不可能な病気の治療薬を作れというのだ。ただし、誰にも知られずに。 読んでいくと、どんどん意外な事実が解き明かされ、物語が予想できない筋道へ引っ張られていく。 傭兵たちのミッションと薬学の専門用語。どちらも取っつきにくいことこの上ないのに、面白くて没入できる。 これは話が進んでいくスピードにも関係があるのかもしれない。両サイドの主役たちが、はるか遠くから物語の中心目指して走り始めたのに、中だるみがいっさい無い。 タイトルの「ジェノサイド」は虐殺という意味だが、誰が誰を虐殺するのかという観点では何重にも意味が込められている。上巻の最後には驚くべき存在が現れ、私ががんばって頭の中で組み立てていたこの小説の筋書きを、全部ひっくり返した。 ここからが本番だよ、と作者が言ったような気さえした。 速く下巻を読まなければ。

Posted byブクログ

2026/01/31

7,8年ぶりの再読。 昔読んでワクワクしたのを覚えていたのでまた読んでみようと思った。 2回目だけどグイグイ物語に引き込まれていく。 こういうSFアクションいいですね。

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2026/01/25

父の遺品整理をしていて、気になっ読んでみた。 期待してなかったゲド、グングンストーリーに引き込まれて、没頭してしまった。 この作品をきっかけに、SF小説にハマってしまうくらい好きな作品になった。

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2025/12/15

展開が面白くてサクサク読めました。ストーリーも王道でわかりやすかったです。 ストーリーがただの大学生とベテランの傭兵の二面構成になっていて、二つのストーリーが交わるところは伏線回収みたいになっていて楽しめました。 大学生の方は訳がわからないうちに警察に追われることになり、波瀾...

展開が面白くてサクサク読めました。ストーリーも王道でわかりやすかったです。 ストーリーがただの大学生とベテランの傭兵の二面構成になっていて、二つのストーリーが交わるところは伏線回収みたいになっていて楽しめました。 大学生の方は訳がわからないうちに警察に追われることになり、波瀾万丈な展開が王道でワクワクしながら読めました。 傭兵の方のストーリーは 緊張感が感じられるシーンが多くアクション好きにはたまらない展開でした。

Posted byブクログ

2026/02/05

2025.12.7読了 刊行当時かなり話題になり、書評も多く目にしたベストセラー作品に今更ながら手を伸ばした。 上下巻読破後この感想を書いているが、これは世界水準のエンタメ小説だ。欧米の作家が書いていたら、とうの昔にハリウッドかネトフリで映像化されていただろう。 日本やアメ...

2025.12.7読了 刊行当時かなり話題になり、書評も多く目にしたベストセラー作品に今更ながら手を伸ばした。 上下巻読破後この感想を書いているが、これは世界水準のエンタメ小説だ。欧米の作家が書いていたら、とうの昔にハリウッドかネトフリで映像化されていただろう。 日本やアメリカ、そしてコンゴと登場人物や事件入り乱れるのに、これほど読みやすく、なかだるみなくスリルとサスペンスが持続するのに感嘆する。 読む前は未知のモンスターが虐殺のウィルスをまき散らして人々を殺し合わせるみたいな、『虐殺器官』(伊藤計劃)ぽっいハナシかなと勝手に予想していたが、思わぬところにつれていかれた。 しかしながら『絶滅の人類史』(更科功、NHK出版新書)を以前に読んでいたこともあり、わたしにとってこのストーリー展開はもはやリアリティをもってしまっている。 なお289〜292ページにおける、“殺人の心理的距離と物理的距離”の講釈は、参考文献にもある名著『戦争における「人殺し」の心理学』(デーヴ・グロスマン)の受け売りだが、骨子でもある。(昔読んで感銘を受けました) 『ジェノサイド』を読めば、グロスマン本は読まなくてもいいとおもうよ。

Posted byブクログ

2025/12/06

めちゃくちゃ面白い!!以前放送していた、【世界ふしぎ発見】好きな人は好きなジャンルかも。なんの根拠もないのですが。。(¯∀¯;) 活字を読んでるはずなのに、まるで映画を観てるみたいな感覚。世界をまたぐ、とても壮大なスケール感なのに読者が「対岸の火事」みたいな感じにならずに引き込...

めちゃくちゃ面白い!!以前放送していた、【世界ふしぎ発見】好きな人は好きなジャンルかも。なんの根拠もないのですが。。(¯∀¯;) 活字を読んでるはずなのに、まるで映画を観てるみたいな感覚。世界をまたぐ、とても壮大なスケール感なのに読者が「対岸の火事」みたいな感じにならずに引き込まれる。 これは読む手が止まらないやつです〜(꒪∆꒪)

Posted byブクログ