日中関係史 の商品レビュー
近現代の日中関係について。主権国家としての関係が生まれた明治維新以降の日清関係から中華人民共和国建国までの序章、それ以降10年ごとに章立てされている。 特に第二次大戦後の日中関係が日本の内政の流れとの繋がりでどう変遷していったのかや、台湾や台湾の地位を巡る日本や米国の動きも全体的...
近現代の日中関係について。主権国家としての関係が生まれた明治維新以降の日清関係から中華人民共和国建国までの序章、それ以降10年ごとに章立てされている。 特に第二次大戦後の日中関係が日本の内政の流れとの繋がりでどう変遷していったのかや、台湾や台湾の地位を巡る日本や米国の動きも全体的な流れの中で理解できた。また、明治維新後に日本で学んだ中国人留学生が日中関係にもたらした大きなプラスの影響も改めて認識した。尖閣諸島の問題についても発生から今に至るまで丁寧に解説されている。石原都知事の暴走が尖閣諸島の問題をここまで大きくしてしまったとの感を否めない。小泉政権以降は自分自身の体験として認識しているところがあり、懐かしい思いも抱いた。
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おすすめ資料 第233回 (2014.4.25) 日中両国間の、外交・政治事情についての入門書です。 近代から現在まで、両国間の外政・内政の背景や歴史的経過が解説されています。 豊富な参考文献リストや年表(1840年~)など、次の段階への導入も準備されていますので、入門書と...
おすすめ資料 第233回 (2014.4.25) 日中両国間の、外交・政治事情についての入門書です。 近代から現在まで、両国間の外政・内政の背景や歴史的経過が解説されています。 豊富な参考文献リストや年表(1840年~)など、次の段階への導入も準備されていますので、入門書として最適な1冊です。
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