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面倒だから、しよう の商品レビュー

4.1

81件のお客様レビュー

  1. 5つ

    23

  2. 4つ

    30

  3. 3つ

    13

  4. 2つ

    3

  5. 1つ

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2024/11/14

面倒だから、しよう この題名から、 私自身幼少期から親に言われてきた『みんながやりたくないことを率先してやりなさい』 その教えに近しいものを感じました。 その中で、 雑用とは用を雑にしたときに初めて雑用になる と言う一文。 物事に無駄な事はなく、一つ一つ誠意を持って取り組めば...

面倒だから、しよう この題名から、 私自身幼少期から親に言われてきた『みんながやりたくないことを率先してやりなさい』 その教えに近しいものを感じました。 その中で、 雑用とは用を雑にしたときに初めて雑用になる と言う一文。 物事に無駄な事はなく、一つ一つ誠意を持って取り組めば立派な仕事となり自分の為になるのに、 それを雑に行ったがゆえに、 何で自分がこんな事を…と雑用の不満を思う。 心のあり方で物事の捉え方は天と地ほど差ができるなと思いました。 また、捉え方という点で言うと、 朝食に黒焦げの食パンが出てきた修道士が、 そのパンが嫌で次の修道士に回した際、 その修道士は裏を見て『裏が焦げてなくて良かった』とその黒焦げの食パンを気持ちよく受け入れた。 と言うお話では、 これも捉え方一つで、 心の大きさが伝わる良い話だなと思いました。 先の修道士は相当な良い経験をしたに違いないと、そう思います。 いろいろな面から 物事の捉え方、相手の立場になって考える事、 生きて行く上で、全てが学びであり 子供からおじいちゃん、おばあちゃんまで 自分の周りにいる人は全て先生だと思い、 接していこうと思いました。

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2024/10/10

・私たちは最近、とかく“ ぞんざい”になり、片手で、人のいのちも、ものも扱い始めている。人のいのちも、ものも、両手でいただく。片手で扱ってしまえば、大切なものの価値を見落としてしまう。あたりまえのことも、辛いこともていねいに受け止めよう。 ・世の中には、「なぜ」という問いととも...

・私たちは最近、とかく“ ぞんざい”になり、片手で、人のいのちも、ものも扱い始めている。人のいのちも、ものも、両手でいただく。片手で扱ってしまえば、大切なものの価値を見落としてしまう。あたりまえのことも、辛いこともていねいに受け止めよう。 ・世の中には、「なぜ」という問いとともに、「何のために」という問いかけがあってもいい。 ・仕返しをしなかったのは、相手のレベルに自分を下げてはいけないという、母の訓えのおかげ。仕返しをしたら、今度は、相手を傷つけたことからくる心の痛みを、味わわなければならなくなることを、苦い経験から習いました。 ・ふがいない自分を受け入れ、機嫌よく感謝を忘れずに生きる。 ・エーリッヒ・フロム:「愛というものは、単なる情熱ではない。それは一つの決意であり、判断であり、約束である」 ・「醒めた眼」と「温かい心」を持つ。愛は時に人を盲目にする。冷静な判断と、相手を受け入れるやさしさの二つがあってこそ、愛に満ちた人生を送れる。

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2024/07/18

以前ラインを引いた所を読み返しました。 そこに自分の感想を書き込んでいきました。 まるで渡辺和子さんとの会話しているような気分が味わえました。 本当に素晴らしい本でした。 今後も繰り返し読んでいきたいと思いました。

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2024/02/06

知人から借りた本。二・二六事件で目の前で親を殺されたシスターの、愛の本。 ページを開いてそのフォントと行間の余白を見ただけで涙が出そうになる。そんな本。 潤っていると思っていたけど、自分の心がいかに枯渇していたかがわかる。水切りをした切花のように、言葉をごくごくと吸い上げた。 手...

知人から借りた本。二・二六事件で目の前で親を殺されたシスターの、愛の本。 ページを開いてそのフォントと行間の余白を見ただけで涙が出そうになる。そんな本。 潤っていると思っていたけど、自分の心がいかに枯渇していたかがわかる。水切りをした切花のように、言葉をごくごくと吸い上げた。 手元に置いて、定期的に読み返したい。子どもにも読ませたい。そう思って、既に著者の本を何冊か購入した。これからも読もう。

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2023/09/02

感想 雑用を押し付けられることが多いと感じていた。だけどそれは違う。自分が意識して丁寧に行えば全て自分の糧とすることができる。

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2023/07/17

面倒だから、しよう。の意味を間違えてました。 さっさと片付けようだと思っていました。 ちゃんとした考えがあったのです。 何というか、心が落ち着きました。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 渡辺/和子 1927年生まれ。九歳の時、二・二六事件で父・渡辺錠太郎を目の前...

面倒だから、しよう。の意味を間違えてました。 さっさと片付けようだと思っていました。 ちゃんとした考えがあったのです。 何というか、心が落ち着きました。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 渡辺/和子 1927年生まれ。九歳の時、二・二六事件で父・渡辺錠太郎を目の前で暗殺される。聖心女子大学卒業後、56年、ノートルダム修道女会に入り、ボストン・カレッジ大学院に学ぶ。その後ノートルダム清心女子大学学長を経て、同学園理事長。2016年12月帰天(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) --このテキストは、kindle_edition版に関連付けられています。 内容(「BOOK」データベースより) 小さなことこそ、心をこめて、ていねいに。安易に流れやすい、自分の怠け心と闘ったときに初めて、本当の美しさ、自分らしさが生まれてくる。時間の使い方は、いのちの使い方。この世に雑用はない。用を雑にしたときに、雑用は生まれる。“置かれた場所で咲く”ために、実践できる心のあり方、考え方。毎日を新しく生きるためのベストセラー第2弾。新シリーズ!こころの文庫。 --このテキストは、kindle_edition版に関連付けられています。 著者について 一九二七年生まれ。九歳の時、二・二六事件で父・渡辺錠太郎を目の前で暗殺される。聖心女子大学卒業後、五六年、ノートルダム修道女会に入り、ボストン・カレッジ大学院に学ぶ。その後ノートルダム清心女子大学学長を経て、同学園理事長。二〇一六年一二月帰天。一二年に出版した『置かれた場所で咲きなさい』は二三〇万部を超 え、五年連続でベストセラーランキングに入る。 --このテキストは、kindle_edition版に関連付けられています。

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2022/04/04

図書館で借りて読んだ。 「置かれた場所で咲きなさい」と同じ渡辺和子さんの著書。 書いてあることは「置かれた〜」とだいたい同じ。 現状を嘆くのではなく、そこでより良くやれるように工夫したり努力したりしなさい、という話。 1冊読んでおけばあとはいいかな、という感じ。

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2022/01/17

第1章 ていねいに生きる 小さなことに大きな愛をこめて 面倒だからする 新しい気持ちで毎日の仕事に取り組む あるがままに相手を受け入れる 「小さな死」とは 美しくする化粧品 心をこめて、毎日をていねいに生きる 平和を唱えるだけでなく、生きる 一生に一度だけの巡り合わせ 第2章 幸...

第1章 ていねいに生きる 小さなことに大きな愛をこめて 面倒だからする 新しい気持ちで毎日の仕事に取り組む あるがままに相手を受け入れる 「小さな死」とは 美しくする化粧品 心をこめて、毎日をていねいに生きる 平和を唱えるだけでなく、生きる 一生に一度だけの巡り合わせ 第2章 幸せは、自分が決める 疲れた自分を癒す秘訣 不本意な出来事に向き合うには 発想の転換で生き方が変わる よりよい生き方を選ぶ 生きる喜びに気付く まわりの人に流されず、自分らしく生きる 不幸の裏側に幸せを見つける 苦しみや悲しみの対処法 憂いの中にある優しさと強さ 「未見の我」を見出してゆく 苦しみが教えてくれる幸せ 感情を上手にコントロールする 第3章 私が歩んで来た道 与えられた試練に耐えるには 忘れられない母の背中 私の選んだ生き方 傷ついた時こそ心を輝かせるチャンス 「汝の敵を愛する」ことの意味 結果に責任を取る覚悟 マザー・テレサが教えてくれた祈りの姿 歳を重ねた自分を認めよう 第4章 相手の気持ちを考える 嫌いな相手でも、その価値は否定しない 叱ってもらえることに感謝する 他人にいやな思いをさせない二つのルール “の“ の字の哲学 挫折や障碍物が人を強くする ダイオキシンを出さない生活 それぞれが“たった―つの花” として咲く 「何が問題か」に目を向ける 愛とは能率や効率を考えないもの 思いやりの言葉が人の心を救う

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2021/09/25

本書のなかで、2・26事件で、目の前で渡辺氏の父親を殺した元兵士と同席する番組に出席した話が出てきます。 番組が用意した、コーヒーを一口も飲めなかったこと。 「汝の敵を愛する」とのイエスの言葉に対して、「頭で許しても体がついていかないことがある」とのことを語られます。人間は弱いも...

本書のなかで、2・26事件で、目の前で渡辺氏の父親を殺した元兵士と同席する番組に出席した話が出てきます。 番組が用意した、コーヒーを一口も飲めなかったこと。 「汝の敵を愛する」とのイエスの言葉に対して、「頭で許しても体がついていかないことがある」とのことを語られます。人間は弱いもので、それを体験できたことは恵みだったとお話されていることが、頭からはなれませんでした。

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2021/09/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ハッとすることや、これからの過ごし方の気づきなど、人生の生き方や考え方を教えてくれる本でした。 【気づき】 ・同じことは二度とない。だから、今という時を大切にする。 ・仕事をするdoingも大切ですが、どういう思いで仕事をしているかというbeingを忘れてはいけない。 ・幸せは、いつも自分の心が決める。成熟した人とは、ぶれない自分を持っている人。他人の出方に左右されることなく、自分で考えて行動しよう。 ・本当の自分とは、見つけるものではなく、自分自身を模索し続け、出会いや経験によって、自分で作っていくもの。 ・自分の内部にある、さまざまな感情を自分のものとしてまず認めることが大切。さらに自分が感じていることを十分に言葉や態度に表せることも、大人の一つの証拠。 ・決断にあたって求められるものは、私利私欲を離れ、他人の意見に耳を傾ける謙虚さと、実行にあたっては、変更も辞さない柔軟性と同時に、やり抜く信念。 ・壁にぶつかることで、人は今まで持っていた自分の価値観と異なる価値観があることに目覚め、自分を振り返り、自分の生き方、主張主義を見直す良い機会となる。

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