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成功する子 失敗する子 の商品レビュー

3.8

55件のお客様レビュー

  1. 5つ

    13

  2. 4つ

    19

  3. 3つ

    12

  4. 2つ

    3

  5. 1つ

    1

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2025/01/19

アメリカで話題となっている教育理論について書かれている。 子どもたちが「成功」するためには、何が必要なのかに迫っている。

Posted byブクログ

2025/01/13

親(特に母)の愛情、家庭環境の経済状況で、将来の成功や失敗は、ある程度決まってるという話かな。 幼少に多くのストレスを受け続けると勉強は出来るようになっても、中退やドラックで人生があらぬ方向に行ってしまう可能性が高くなること。認知スキルより非認知スキルが、人生に大きな幸福度を与...

親(特に母)の愛情、家庭環境の経済状況で、将来の成功や失敗は、ある程度決まってるという話かな。 幼少に多くのストレスを受け続けると勉強は出来るようになっても、中退やドラックで人生があらぬ方向に行ってしまう可能性が高くなること。認知スキルより非認知スキルが、人生に大きな幸福度を与えることが、多くの事例とともに紹介されている。 気質、性格を表す指標として、やり抜く力、自制心、意欲、社会的知性、感謝の気持ち、オプティミズム、好奇心が挙げられる。 親ができることとしては、 子供の反応や訴えに、しっかりと受け答え愛情を持って接すること 子供がストレスをうける環境を極力なくすこと 失敗から何かを学ばせる、失敗を活かすことを学ばせこと 翻訳本は、正直読むのがつらいです。 これを最後までガチで読める人はすごい。 要約本とかYouTubeで十分かとおもいます。

Posted byブクログ

2024/07/09

配架場所・貸出状況はこちらからご確認ください。 https://www.cku.ac.jp/CARIN/CARINOPACLINK.HTM?AL=10278398

Posted byブクログ

2023/04/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

親は子供に対して、幼少期のアタッチメントと程よい逆境、失敗を経験させ、自分で乗り越えさせることが重要である。 感想は、 ひたすら背景エピソードが続き、改行も少なすぎて非常に読みづらい、結論も分かりずらかった、伝えたい内容は★5だが、実用書、本としては★2なので★3とする。

Posted byブクログ

2023/01/07

◾️要約 ・失敗してよく学んだ子が成功する ・早期教育は無駄。本当に大切なのは気質(誠実、粘り強さ) ・気質を育てるのは親の愛。悪影響なのはストレス。 →幼少期のストレスは前頭葉(自己コントロールに関与)の発達を妨げる ・特に大切な気質は『自制心』と『やり抜く力』が大切 ・努力や...

◾️要約 ・失敗してよく学んだ子が成功する ・早期教育は無駄。本当に大切なのは気質(誠実、粘り強さ) ・気質を育てるのは親の愛。悪影響なのはストレス。 →幼少期のストレスは前頭葉(自己コントロールに関与)の発達を妨げる ・特に大切な気質は『自制心』と『やり抜く力』が大切 ・努力や過程を誉める ※親が出来ることは、①少し難しい環境やいい友達ができる環境を用意②見守る。必要最低限の手助け ◾️感想 『世界一の子育て』に記載してあった内容とほぼ同じでは?と思った。むしろそっちのが方が簡略化して書いてあり、読みやすかった。 この本はまわりくどすぎて私には難しかった。 なので、途中で断念して、YouTubeの要約をまとめました笑 やり抜く力、、読み抜く力、、(・_・;笑

Posted byブクログ

2022/02/20

いろいろと書いてあるが、子育てにおいて大事なのは、要は愛情。 問題行動のある子どもの背景には、貧困家庭や幼少期に過度のストレスを受けていたことがある。アメリカの貧困層の実情を知ることにはなる。

Posted byブクログ

2022/01/21

夫の本棚からのセレクト。偶に当たりがある(笑)中盤までアマリ入り込めなかったがタイトルの示す文言に辿り着きたくて読み切った。269-270頁は全ての親に読んでもらいたい。当然の事だが忘れがちな事を再認識させてもらった。

Posted byブクログ

2021/07/15

脳の中で幼少期のストレスから最も強く影響を受けるのが前頭前皮質、つまり自分をコントロールする活動ー感情面や認知面におけるあらゆる自己調整可能において重大な役割を果たす部位である。このため、ストレスに満ちた環境で育った子供の多くが、集中することやじっと座っていること、失望から立ち直...

脳の中で幼少期のストレスから最も強く影響を受けるのが前頭前皮質、つまり自分をコントロールする活動ー感情面や認知面におけるあらゆる自己調整可能において重大な役割を果たす部位である。このため、ストレスに満ちた環境で育った子供の多くが、集中することやじっと座っていること、失望から立ち直ること、指示に従うことなどに困難を覚える。 10年を貧困の中で過ごした子供は、5年の子供よりもサイモンのスコアが悪かった。実行機能の能力を阻害しているのは貧困そのものではなく、貧困に伴うストレスだったのである。 前頭前皮質は脳の他の部位よりも外からの刺激に敏感で、思春期や成人早期になっても柔軟性を保っている。もし環境が改善して実行機能を高めることができれば、その子供の将来は劇的に改善される可能性がある。 ストレスによるダメージが長期にわたる深刻な問題に直結するのは思春期である。飲酒運転をしたり、無防備なセックスをしたり、高校を辞めたりする。認知制御システムは二十代になるまで成熟しきらない。 生物学上の母親の習慣ではなく、育てた母親の習慣だった。生まれてすぐのころになめられたり毛づくろいをされたりした快い経験を持つ子ラットは、そういう経験のない子ラットよりも勇敢で大胆に育ち、環境にもうまく適用した。 感情的、心理的、神経科学的な経路をターゲットとしたプログラムのいちばん有望なところは、子どもが成長してからでも充分に効果がある点だ。知能指数だけを見るなら、8歳を過ぎたあたりからなかなか伸びなくなる。しかし実行機能や、ストレスに対処する能力は、思春期や成人になってからでも劇的に改善できる 達成のメカニズムは、動機付け(モチベーション)と意思 性格の強み(誠実さ、やり抜く力、レジリエンス、粘り強さ、オプティミズム)

Posted byブクログ

2021/07/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

具体的な事例、データに基づき話が展開されるが、少々事例が多すぎるため流し読み。図書館の期限が迫っているため、エッセンスのみメモする 子どもが成功するか失敗するかは、経済面との相関がよく取り沙汰されるが、実際の因果関係は別である。子ども時代の逆境がストレスを起こし、悪影響につながるが、親の愛着によってストレスを軽減して悪影響を抑制できる。幼少期はストレス発生時に素早くケアして安心基地を作る、それ以降は見守り適切な失敗をさせること、失敗を適切に振り返る根気強さが重要。  ACE →ストレス →アロスタティック負荷(ココを止める) →一生続く悪影響 読み書き計算などの認知スキルよりも、性格面などの非認知スキルの養成が重要。認知スキルは、より早く、多く訓練することで伸びるが、それだけでは”先のことを考える能力や作業にあたる際の粘り、環境への適応能力を欠いたただの物知りにしかなれない。 ACE(子ども時代の逆境、暴力、性的虐待、ネグレクト、片親、親族が収監など)は、成人後までの健康(肥満、鬱、性行為開始年齢、喫煙歴、有病率)と高い相関があり、喫煙や過度の飲食などの習慣がなくても、高ACEは健康に悪影響 ACEによりストレスが生じ、ストレスに対してHPA(視床下部・下垂体・副腎系)が反応する結果、人体に悪影響を及ぼし、これをアロスタティック負荷と呼ぶ。 アロスタティック負荷は、ラットの毛繕いに相当する親のケア、愛着、があれば悪影響を及ぼすことはなくなる。愛着は特別なケアではなくジェンガのゲームの最中に母親が子供の感情の動きに敏感であるなど、あたたかく敏感なケアで子どもが外の世界に出でいくための安全基地となれれば十分。 育てるべき性格・気質は、以下の7つ  やり抜く力グリット、自制心、意欲、社会的知性、感謝の気持ち、オプティミズム、好奇心 グリットや自制心は、失敗を通してしかえられないので適切な失敗を見守る必要がある。ビルキャンベルの基準(知性、誠実、勤勉、グリット)とも通ずるところアリ。 上記の性質が欠ける事例 ・マシュマロテスト。自制心の欠如。さらには報酬がなくても頑張れるか。貧困層はIQテストで低い値が出るが、チョコレートを褒美とすると点数が上がる。そもそも真面目に取り組んでいないのである。自分ごとなのに真剣に取り組まない人が多い現実例とも合致、納得。 ・チェスプレイヤー。超一流と一流の差は、読む手数ではなく、都合の悪い手を見落とさずに取り組めるか。プレッシャーがかかる状況では、楽になろうとして都合の良い発想に飛びつきがち。自制心を発揮して、都合が悪い事実にも直面することが大切。逃れようとする甘い心はアカギに狙い撃ちされる。

Posted byブクログ

2021/07/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

下記の点が印象に残りました。 子どもをどのように養育するかは、習慣の問題。親からどのように養育されたかで、それ以外の子育て方法を知らないから自分の子育て方法も決まってしまう。ただし、学習によって自分の子育て方法を変えることも可能。 小さい頃にコンスタントにストレスにさらされると、ストレス対応回路がバグを起こし、普通の状態でもストレスを強く感じやすくなる。 IQは自分はどういう人間かと定義されることによって影響を受けやすく、絶対的なものではない。 失敗をして、それから立ち直る方法を学ぶことが必要だが、現代では失敗そのものをすることが難しくなっている。 ヘリコプターペアレントの元で育つ子どもは、人生に不幸感を感じている子も多い。

Posted byブクログ