ロードス島戦記 新装版(5) の商品レビュー
ロードス島戦記 5巻にして第4部。 パーン一行は、ロードス島南東部の情勢を確かめるべく出立する。 3章に分かれていて、1冊の長編ともいえるし、3つの中編ともいえる今作。 それぞれの章で待ち受ける、パーンに降りかかる苦難と南東部で出会う人々 とのやり取りが繰り広げられる。 作中で...
ロードス島戦記 5巻にして第4部。 パーン一行は、ロードス島南東部の情勢を確かめるべく出立する。 3章に分かれていて、1冊の長編ともいえるし、3つの中編ともいえる今作。 それぞれの章で待ち受ける、パーンに降りかかる苦難と南東部で出会う人々 とのやり取りが繰り広げられる。 作中では、各国でマーモに攻められたり土地を奪われ、苦慮している王や国民 たちが描かれ、その中で、フレイムの王・カシューに言われた、王になれという パーンはどうなる?ってなところ。スレインの気持ちも交差していく。 すでに読了している人は、パーンには王になってほしいのか? これから読む人はどう思うか?自分としては、パーンは孤高とは思いませんが、 王でも、どこかに仕えるのでもなく、各地を回る旅戦士(傭兵)として名君を あげていくほうが似合ってるような気もする。 どこぞの使途と戦い続けるドラゴン殺しを背負った剣士に重ねてしまう。
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ロードス島南部のモス、ヴァリス、カノンでの戦いに身を投じ、3人の王たちのあり方に触れながら周囲から求められる「自らも王として立つべきか」という問いに向き合っていくパーンの姿が描かれる。シリーズ全体の中では「転」の位置付けなのでやや落ち着いているが、エトが久々に登場したり、巨人との...
ロードス島南部のモス、ヴァリス、カノンでの戦いに身を投じ、3人の王たちのあり方に触れながら周囲から求められる「自らも王として立つべきか」という問いに向き合っていくパーンの姿が描かれる。シリーズ全体の中では「転」の位置付けなのでやや落ち着いているが、エトが久々に登場したり、巨人との戦いが描かれたり見どころも多い。
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南方のモスとヴァリスとカノン。『三つの王の物語』。三つ王の声が特徴的に描かれている。今回の敵は巨人にマンティコア。毎回新たに登場する主要キャラクターが死亡するイメージだったが今回は。。今回でロードス島を一通り周ったことになり、次巻以降クライマックスの予感
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パーンが国王になるかどうかの選択を迫られる第5巻。いい王たちに囲まれているパーンだけに早く国王になっちゃいなよ、と。 そんなこんなでロードス島も最終部に突入。この新装版も残すところラスト2巻です!
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またもや解説に共感してしまった。 「読者はこの第5巻でわが身のごとく悩むことでしょう。何しろパーンが身近な戦士に留まるか、それとも遠い立場である王となるかの選択を迫られるからです。」 「ぼくはパーンに対するあこがれが強かったので、はっきり言ってしまえば、王様になってくれ!と切に...
またもや解説に共感してしまった。 「読者はこの第5巻でわが身のごとく悩むことでしょう。何しろパーンが身近な戦士に留まるか、それとも遠い立場である王となるかの選択を迫られるからです。」 「ぼくはパーンに対するあこがれが強かったので、はっきり言ってしまえば、王様になってくれ!と切に願いました。」 とムシウタの岩井恭平。 私も昔は王になってほしいと願っており、しかし今ならパーンの考えも理解できる。 大人になったな、自分。 と、自分の成長を確認させてくれる物語。ロードス島戦記。
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