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トラッシュ の商品レビュー

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6件のお客様レビュー

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2024/04/30

ゴミを拾って暮らす少年が、ある日ゴミの中からバックを拾う。その中には、お金とコインロッカーの鍵が入っていた。その鍵は国家をもゆるがす秘密を握っていた。貧しい少年達の生きる強さ…生き延びるためなら、盗み、飲酒、大人をもだます、ふてぶてしさが凄い。子供って、いざとなったら大人より強い...

ゴミを拾って暮らす少年が、ある日ゴミの中からバックを拾う。その中には、お金とコインロッカーの鍵が入っていた。その鍵は国家をもゆるがす秘密を握っていた。貧しい少年達の生きる強さ…生き延びるためなら、盗み、飲酒、大人をもだます、ふてぶてしさが凄い。子供って、いざとなったら大人より強いんだなぁ…って言うより、捨てる物が何もない人間は強い。金なんて所詮人間が作ったもので、それに踊らされる大人よりも、本当の幸せを求める子どもたちの綺麗な心に感動した。逃走中の子供達の無邪気に鬼ごっこ始める場面とかとか特に、どんな状況でも怖いものを知らない子供は強い。もちろん生きていくためにはお金が必要だが、「ある程度」で良い。考えさせられる小説ではないけど、綺麗にまとまっていると思う。

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2021/01/29

もっとドキュメンタリー的なものかと思ったら様々な語り手が、この過酷な世界の奇跡を、少しずつ語り打ち明け解き明かしていく、エンタメ性もあり、フィリピンのストリートチルドレンや日本にも似た闇な部分を知ることもできて、スリリングな物語だったり予想外の面白さ、収穫!

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2016/10/08

文体(訳し方)が金城一紀を想起させる。 内容も少し。 物語は三人の子供を中心に複数の人間によって語られる。 それにより、謎の提示、解決が行われることもある。 読者を焦らし、ページをめくらせるという効果もある。 ―こういう語り部が変わる話、好き。

Posted byブクログ

2015/01/31
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※このレビューにはネタバレを含みます

読書の先輩が勧めてくれた本。昨晩渡されて一気読み。べヘラというゴミタウンで暮らす3人の少年たちの冒険小説。それぞれの独白によって構成されていてサクッと読めるのに、溢れるワクワク感と爽快な読後感!あの「リトルダンサー」の監督が映画化して今まさにーミニシアターで公開されてるみたい。映画もみたい!

Posted byブクログ

2014/05/06

凄く読みやすくて、先が常に気になっていくストーリー展開と子供たち3人とそれを支える大人の魅力的なキャラクターに惹かれました。 心に残ったセリフがありました。 「人は永遠には待てない。出口が見えないのは、つらいものだ。いつまでも、ドアをたたきつづけることなどできないだろう?」 20...

凄く読みやすくて、先が常に気になっていくストーリー展開と子供たち3人とそれを支える大人の魅力的なキャラクターに惹かれました。 心に残ったセリフがありました。 「人は永遠には待てない。出口が見えないのは、つらいものだ。いつまでも、ドアをたたきつづけることなどできないだろう?」 2014.5.6了読

Posted byブクログ

2014/02/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

第3世界のある国家。おそらくフィリピンがモデル。を舞台にした話。 最貧層のひとつであるゴミ山で暮らす少年たちが主人公の話。ゴミ山で暮らす少年ラファエルはゴミ山でゴミ拾いをして、日々の命をつないでいた。 そんな日々の中、彼は親友のガルドとともにある鞄をゴミ山の中から発見する。 それは国を変革するほどの秘密を秘めた鍵だった。 鞄の亡き持ち主の遺志を継ぎ、国家権力をかいくぐりながら少年たちは知恵を振り絞り、謎に近づいていく。 第3世界の腐敗ぶりと、少年たちの逞しさを感じる作品です。彼らの勇敢さに勇気づけられます。 けど、気になったのは以下の言葉。 世の中には、金銭的価値と精神的価値と倫理観がある。 絆に信頼に愛ーみんな、すべて大事だ。けれどお金はもっと大切なものだった。 お金がなければ人はしぼみ、やがて死ぬ。 お金は水と同じ。水のありがたみはカラカラに干上がった場所に行ってみて初めて分かる。 普段お金が生命線であると考えたことはないけれど、そういう側面もあるということはわかっていなければいけない。

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