魔女の宅急便 (6) の商品レビュー
キキの双子の子供、ニニとトトの成長と、それぞれの旅立ちの話の最終巻。街もついでに成長。ってか、この子たちの話で続編が読みたいかも。
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魔女宅のおわり。受け継がれていく魔女の力。 金の生る木に見える。「魔女の宅急便2」とかやれば、すごい観客動員数になるだろうに。 馬の話とか伏線が良かったな。
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キキはとんぼさんと結婚し、二人の子供に恵まれます。男の子と女の子です。娘が魔女になるかどうか、気を揉みつづけるキキですが、息子のことも気がかりです。魔法に興味をもち、薬をつくる手伝いも積極的にしていますが、魔女にはなれないのです…。女の子が世の中でどう生きていくか、それに焦点をあ...
キキはとんぼさんと結婚し、二人の子供に恵まれます。男の子と女の子です。娘が魔女になるかどうか、気を揉みつづけるキキですが、息子のことも気がかりです。魔法に興味をもち、薬をつくる手伝いも積極的にしていますが、魔女にはなれないのです…。女の子が世の中でどう生きていくか、それに焦点をあてた小説はたくさんあり、『魔女の宅急便』シリーズもそうですが、この巻にかぎっては違います。魔女の血をひいてしまった男の子は、今の世の中になんとなく違和感をおぼえている人たち(男女問わず)の象徴だと思います。彼がどう生きていこうとしているのか、親は何ができるのか、そこに焦点を当てているのが新しく、現代に即していると思いました。
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1.結婚式 2.なつかしい顔 3.ケーキ事件 4.トトの巣 5.今夜決行 6.かくれた名前 7.遠距離恋愛 8.はじまりのひびき 9・試運転 10.見えないもの 11.ひとり旅 12.はだしの女の子 13.書きかけの原稿 14.ノックちゃん 15.予約切符 16.おさがりのドレス 17.チ、チ、チの世界 18.無線の声 19.旅立ち 前作のラストで予告されていた通り、5巻の2年と13年後からはじまる話。キキはラストで20歳だったのだから35歳ということか。子供は11歳。この巻のラストで子供は13歳になる。 主役がキキからキキの双子の子供、ニニとトトに移っているのでこれまでの巻と雰囲気が少し違うが、文体や語り口は同じなのでさほど違和感はない。
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魔女の宅急便(原作)の全6巻のうち、1~5巻は、 13~20歳の、キキを主人公としておりますが…、 最終巻となる第6巻では、時間がグンと飛びまして、 結婚したキキととんぼの、双子の男の子と女の子が、 主人公となる、新たな旅立ちのぉ話です。 (ちなみに、実写劇場版は、1~2巻がベー...
魔女の宅急便(原作)の全6巻のうち、1~5巻は、 13~20歳の、キキを主人公としておりますが…、 最終巻となる第6巻では、時間がグンと飛びまして、 結婚したキキととんぼの、双子の男の子と女の子が、 主人公となる、新たな旅立ちのぉ話です。 (ちなみに、実写劇場版は、1~2巻がベースです) またまた、ボクの悪ぃクセが出まして…、 1~5巻をすっ飛ばして、いきなり第6巻を読書…。 2~5巻は、いわばキキととんぼの甘恋物語でして、 単純に、 キキととんぼの、結婚後のぉ話を読んでみたぃな~、 といぅことで…。(どんな夫婦になったのかな~?) 第6巻のぉ話は、劇場版のエンディングで生まれる、 おソノさんの子供の結婚式から始まります…。 その子供は、22歳の女性になっていましたから…、 劇場版の22年後のぉ話といぅことになりますね…。 あれから22年経っても、メインキャストの面々は、 みんな仲良しのまま幸せに過ごしており、一安心…。 本作品は、キキととんぼの二人の子供たちの、 成長と選択と旅立ちのぉ話ではありますが…、 同時に…、キキかあさんととんぼとうさんの、 子育てと子離れの、夫婦のぉ話でもあります。 キキ(お母さん)の視点で読んでみると、 ハラハラにドキドキ+最後はジーンとしてきます…。 キキかあさんによる、少女時代の回想シーンもあり、 いろんな要素が詰まった、温かぃ家族のぉ話でした。 アニメ劇場版をリアルタイムでご覧になった方には、 自分の年齢相応に成長したキキに、出会えますよ…。 あっ、 それでも、第3巻は、読んでおいた方がよぃかも…。
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魔女の子は魔女。 魔女の子は魔女? キキとトンボの子どもたち、ニニとトトの旅立ちまでの物語。 私がはじめてキキに出会ったのは小学生で キキは旅立ったばかりのときだから 私はキキよりちょっぴり年下だったのかな。 そして最終巻のキキはおそらく今の私と同年代。 まるで同じ時間を過ごしてきたかのようです。 その事実だけでもキキとともに成長してきたみたいで、 なんだかくすぐったいのです。 まだこどもだと思っていたキキがしっかりと母親業をやっていると 「あ!キキが『お母さん』してる」と不思議な気分になり、 そして応援したいと思う一方で、 こどもを想うあまりのキキの言動に少しイライラしてしまいます。 いらだって言い放つニニのセリフがいい! 『でも、悪いことばっかり先々想像して、しばりつける親のやり方って、自分の安心のためじゃないの』 私もこのセリフ、言いたかったなぁ。 男の子に生まれたからって魔女になれないトトもかわいそうだけれど、 しっかり流れている魔女の血はトトに新しい一歩に導きます。 トトの「これからのきみ」の物語も、読みたいですが、 それは読者への宿題ですかね? 最終巻らしく、今までの登場人物も出てきます。 私はちょっとひねくれたキャラクター、ケケが大好きでした。 今回はトトとの手紙のやりとりでしか登場しないけれど、 その登場のしかたもケケらしい。
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キキととんぼもお母さんとお父さんに。少女から大人までこんな風に丁寧に変化を描いたものはなかなかない気がします。このシリーズは、お届けものの依頼者が病気で人生の終焉間際だったり、子供を亡くしたり、痴呆だったり、人生のいろいろな局面も描かれています。ファンタジーなのにすごく現実的。なのに重たくなくて、嫌な気分にならなくて、あたたかな気持ちにしてくれます。少女の頃の気持ちを思い出させてくれます。すばらしい作家だと思います。 映画だけでなく、大人も子供もぜひこのシリーズを読んでほしいです。
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魔女の宅急便最終巻読み終わりました! 今までの話がまとまった巻のようにわたしは感じました! 冒険を始めるドキドキは一巻の頃に感じたものに近く、お話が進むにあたっての不安やうまくいかない歯がゆさなどは、お話がすすむにつれキキが感じていたもやもやに似た感じがしました。 ネタバレ...
魔女の宅急便最終巻読み終わりました! 今までの話がまとまった巻のようにわたしは感じました! 冒険を始めるドキドキは一巻の頃に感じたものに近く、お話が進むにあたっての不安やうまくいかない歯がゆさなどは、お話がすすむにつれキキが感じていたもやもやに似た感じがしました。 ネタバレになってしまいますが、 個人的にはトトが魔女になれない。ニニが魔女になるというのは、あまり好きな展開ではなかったです。なりたくてもなれないっていうのを実感してしまったみたいで。 けれど、最終トトにもしたい事を見つけ始めてるのでよかったです!
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読み終わっちゃった。去年の夏から隔月で楽しみにしていた魔女の宅急便の最終巻。 才能、選択、自立をテーマにしてるのかな? メッセージ性が強いのに、読みやすくほっこりしました
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