古里を思う の商品レビュー
母方の実家が岡山やったんで多少の土地勘はある。そこで百閒独特の滅びゆくものへの愛情みたいな文章はホロっと来るよね。ただ、百閒先生ネタの使い回しが多いのよね。それがテーマごとに編集すると集まっちゃうのがチトつらいところか。
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佐高:杉浦さんの『風流江戸雀』(新潮文庫)と、『新聞錦絵の世界』(角川文庫)をセットで読むというのも、今月、どうでしょう? 杉浦:『新聞錦絵』の高橋克彦さんの語り口は、わかりやすくて当代一だと思います。単行本はずいぶん図版が入ってましたけど……どうなるのかな。でも、私の本は、どち...
佐高:杉浦さんの『風流江戸雀』(新潮文庫)と、『新聞錦絵の世界』(角川文庫)をセットで読むというのも、今月、どうでしょう? 杉浦:『新聞錦絵』の高橋克彦さんの語り口は、わかりやすくて当代一だと思います。単行本はずいぶん図版が入ってましたけど……どうなるのかな。でも、私の本は、どちらかというと内田百?の『古里を思う』(福武文庫)とセットにしてほしいな、なんて。 「『文庫』の大航海。」(杉浦日向子+佐高信) 『日本人の死角』(徳間書店、1993.9.30所収)
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