片づけの解剖図鑑 の商品レビュー
新居を控えて片付けの本をと思って借りたが、どちらかというと設計より。527だもんな… でも何をどこに置けば使いやすいかを考える機会になった。 習慣を変えることもできるよなあと思った。
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「片づけの」とあるが、片づけのコツとかではなく、あくまで「片づく家をつくるヒント集」的な本。なので、今の部屋から引っ越したりましてや設計を頼むなんて予定のない自分には意味が無いかというと、そうでもない。ちょっとした模様替えの時にも使えそうな「こうしたら片づきそう!」というネタが色...
「片づけの」とあるが、片づけのコツとかではなく、あくまで「片づく家をつくるヒント集」的な本。なので、今の部屋から引っ越したりましてや設計を頼むなんて予定のない自分には意味が無いかというと、そうでもない。ちょっとした模様替えの時にも使えそうな「こうしたら片づきそう!」というネタが色々あって面白かった。「部屋が散らかるのは自分が片づけ下手だからじゃない!部屋の構造が悪いせいだ!」と思いたい人には、とてもいい理論書じゃないかと思う。
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建築家の視点で書かれた片付け本。冒頭の「駐車場が豊富な街は、暮らしやすい。」の例え、挿絵が素晴らしくとても分かり易い。布製品の上下関係やら、ソファやピアノのあるある。音とあかりに関して日本家屋はいかに繊細な造りがされていたか、など。家を建てる予定は全くないけれど、建てる予定がある...
建築家の視点で書かれた片付け本。冒頭の「駐車場が豊富な街は、暮らしやすい。」の例え、挿絵が素晴らしくとても分かり易い。布製品の上下関係やら、ソファやピアノのあるある。音とあかりに関して日本家屋はいかに繊細な造りがされていたか、など。家を建てる予定は全くないけれど、建てる予定がある人は是非。
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片付くためには何が必要か。 設計時点からの工夫が必要であるという視点。 たとえが面白くわかりやすい。イラスト多用で視覚的にもわかりやすい。全てを取り入れられるわけではもちろんないが、応用できるかもという発想も含めて、非常にタメになり、そしてなにより、知らないことばかりでとても面白...
片付くためには何が必要か。 設計時点からの工夫が必要であるという視点。 たとえが面白くわかりやすい。イラスト多用で視覚的にもわかりやすい。全てを取り入れられるわけではもちろんないが、応用できるかもという発想も含めて、非常にタメになり、そしてなにより、知らないことばかりでとても面白かった。
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片付けのノウハウ集、ではありません。 「家が散らかる理由を、建築学的観点から解き明かす」本です。 新築、リフォーム、模様替え、などを考えている人には参考になります。なるほど、と思う指摘がいくつもありました。 たとえば「土足の空間が欲しくなる」という指摘。 マンション住まいなので...
片付けのノウハウ集、ではありません。 「家が散らかる理由を、建築学的観点から解き明かす」本です。 新築、リフォーム、模様替え、などを考えている人には参考になります。なるほど、と思う指摘がいくつもありました。 たとえば「土足の空間が欲しくなる」という指摘。 マンション住まいなのですが、玄関ポーチがついています。 ベビーカーもないし、アウトドアもしないし、自転車置き場は別にあるし、最初は「無駄な空間」だと思っていました。 それが、いざ住んでみると、ダンボールや古紙の一時的置き場として大活躍。冬場の「みかん箱置き場」としても大活躍。 これは良かった例ですが、キッチンでは「布類の置き場」にずっと困っています。収納は多いけれど、設計者は「布類」までは考えなかったのだろうなーと思いました。 すべてのモノに場所が必要、というのも頷けました。 散らかる要因は、場所が定まらないこと、定めた場所へのアクセスが悪くついそのへんに置いてしまうこと、が大きいです。 音が響きすぎる場合は、フローリングにラグマットなどを置くと良いことも知りました。 自分には必要ない部分もありましたが、読み物としても工夫されていて、読みやすくて短い文章、適切なイラスト、ちょっとコミカルな「トイレ進化論」や「布社会の上下関係」イラスト説明図、などなど、飽きずに楽しく読めました。 実用書系で「読んでいて笑える」ことはあまりないので、その点も良かったです。 後書きで、著者は「溜め込む系」であり、それは血筋らしいとの見解を目にして、私も同じくなので、親近感もわいた次第です。(そこからは脱出予定ですけどね!)
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片づけ以前の「家をどのようにつくっておけば散らかりにくいか」について書かれた本。ものは置き場所を決めておかないと散らかるといいますが、家を建てる前に、どんなものをどこらに収納する必要があるのかを想定しておかないといけないということがよく分かりました。例えば、外にも中にもおけない、...
片づけ以前の「家をどのようにつくっておけば散らかりにくいか」について書かれた本。ものは置き場所を決めておかないと散らかるといいますが、家を建てる前に、どんなものをどこらに収納する必要があるのかを想定しておかないといけないということがよく分かりました。例えば、外にも中にもおけない、土のついたもの、たとえば、新鮮な野菜だったり、濡れた傘、ベビーカー、アウトドアの道具、これらをしまう土間や下屋などを用意しておいたほうが便利だそうです。またソファーなら、座ったり立ったりしやすいように周囲に空間が必要で3畳ほどのスペースをとることも。窓がたくさんあるより、壁がたくさんあったほうが、ものを置きやすいそうです。この本にあるようなことを考えられている家に住みたい。ということは、作者に設計をお願いすればいいのか(笑)
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タイトルどおり住居における収納や動線システムの分析が主な内容。図解も多くてわかりやすいが、間違っても片づけのノウハウ本ではないのでご注意。図書館での予約数を見るに、絶対勘違いされているはず…。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
思ってた内容と違った。片付けのノウハウ本やと思ってたら、収納等片付けやすい家を設計するノウハウ本やった。今のとこ家を建てたり、リフォームする予定はないので、あまり身近な問題として読めなかったのは残念。 昔、エレベータの前のカベを格子状にした某マンションがあり、横風が吹く雨が降ると押しボタンや扉周りに雨がかかって故障するという現象が多発、カベをなんとかして水がかからないようにして下さい、と管理会社にお願いしたら、そのマンションを設計した設計事務所のセンセとやらがしゃしゃり出てきて一言 「私の計算上は水はかからない構造のはず、エレベータが悪いんじゃないですか?」 あの一件以来、どうも建築士ってのがあまり信用できないのです(本の感想ではないな)
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マンションを購入して2年弱が経とうとしている。 購入当時、戸建てを買うことは全く念頭になかった。 マンションを手放す予定も今のところはない。 残念ながら本書が想定している読者は、これから家を選ぶ人である。 あの頃、読んでおけば違った選択ができたかもしれない。 それでも、現在...
マンションを購入して2年弱が経とうとしている。 購入当時、戸建てを買うことは全く念頭になかった。 マンションを手放す予定も今のところはない。 残念ながら本書が想定している読者は、これから家を選ぶ人である。 あの頃、読んでおけば違った選択ができたかもしれない。 それでも、現在のマンションに特に不満があるわけではない。 最も印象に残ったのは、モノを減らして収納の手間を減らすアプローチは、一般の人にとってはハードルが高い。そこにストイックになるよりは、収納の力も高めて、精神的にも穏やかな状態で暮らしていくのが良いでしょうというところから議論をスタートしている点である。 日本の伝統的な家屋の魅力、見た目の良い今の建物の使い勝手の悪さ、目先のことにとらわれすぎて、実生活のイメージをもたないと、とても窮屈な生活を強いられることになる。
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家を構成するもの(玄関、リビング、押し入れなど)の役割を踏まえて、そこにおさまるもの(衣類、ソファ、コレクション、ペットなど)がどのようにあると快適に暮らせるか、をイラストで分かりやすく分析した住まい解説書。 すでにモノが溢れているので片づけたいという人よりは、これから家にモノを...
家を構成するもの(玄関、リビング、押し入れなど)の役割を踏まえて、そこにおさまるもの(衣類、ソファ、コレクション、ペットなど)がどのようにあると快適に暮らせるか、をイラストで分かりやすく分析した住まい解説書。 すでにモノが溢れているので片づけたいという人よりは、これから家にモノをおさめるにあたって、何を買い、どのようにおさめようかと考えている人には特におすすめ。あと家探ししている人、リフォームを検討している人、純粋に間取りや収納方法を見るのが好きな人も参考になるかと思う。
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