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猫語のノート の商品レビュー

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2023/05/07

詩集と少しのエッセイ。あと猫の写真。 猫ちゃんの写真はかわいいが詞とかはそんなに面白い物ではなかった。 この人の本を4冊読んだけど合わないのかもしれない。

Posted byブクログ

2021/02/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

『猫語の教科書』の姉妹編。 「やれやれ、いくら言葉をつくしても、猫の美しさを表現できない。何とも言えない趣きがあって、崇高で、悲劇的で、喜劇的。均整、至高性、威厳、あらゆる魅力を備えていて、優雅。一言で言えば、ああ、美しい…」 著者・ポール・ギャリコの語る「猫」。 自宅でなんと27匹もの猫を飼っていたという。 それだけでも驚きなのに、ギャリコの語る猫愛は計り知れない。 本書は飼い猫の写真それぞれにコメントを載せている『ノート』。 どれをとってみても、猫一匹一匹に寄り添い、猫それぞれの性格や気持ちを理解しようとしていることがとてもよく分かるものばかり。 そしてどの猫も実に生き生きと自由気儘に生きている…なんて羨ましい。私もギャリコの猫になりたい。 こんなに猫愛に溢れるギャリコも「長くつきあってみたところで、彼らの本質は謎であって、私はいまだにその謎を解明できずにいる」というのだから、「猫」がいかに魅惑に満ちた生き物であるかが分かるというもの。 あくまでも見返りを求めないギャリコの純粋な猫愛に圧倒されながら、今年の「猫の日」ももうじき終わりを迎えるのであった。

Posted byブクログ

2022/06/01

猫の入門には決してふさわしい本ではない。 既に猫派である人が溜飲を下げる、あるいは猫に対してさらに頭があがらなくなる、そしてそんな自分にデレる、そんな本である。 猫目線の詩と、それにあった写真で構成されている。まさに猫様のおっしゃるとおりでございます、というものばかり。 「...

猫の入門には決してふさわしい本ではない。 既に猫派である人が溜飲を下げる、あるいは猫に対してさらに頭があがらなくなる、そしてそんな自分にデレる、そんな本である。 猫目線の詩と、それにあった写真で構成されている。まさに猫様のおっしゃるとおりでございます、というものばかり。 「おまえたちは猫の心を求めたりせず ただただ、あがめなさい、わたしたち猫を!」 巻末には猫派という高貴ではない人間と高貴な猫について、猫の愛、超常現象などの、猫派にしか通用しないエッセイが綴られている。 翻訳は、著者ギャレコのスピリットを忠実に訳したつもり、ということで、何か癖のある文体もわざと、ということだった。 猫様。 少し背筋が伸びるような、そんな印象であった。

Posted byブクログ

2014/09/29

i'm afraid the invitation's part. it's the spying. i agree. author Gallico really like cats.

Posted byブクログ

2014/03/08

あの「猫語の教科書」に姉妹編があったとは! 猫を見ていると、勝手に台詞をつけてしまいます。「眠いんだから邪魔するな!」とか「何か見つけた、なんだこれ?」とか。人間の言葉に置き換えて、理解したふりをしたくなるんですね。しかし文筆家はそれで終わりにはしません。短くてもひとつの物語を感...

あの「猫語の教科書」に姉妹編があったとは! 猫を見ていると、勝手に台詞をつけてしまいます。「眠いんだから邪魔するな!」とか「何か見つけた、なんだこれ?」とか。人間の言葉に置き換えて、理解したふりをしたくなるんですね。しかし文筆家はそれで終わりにはしません。短くてもひとつの物語を感じるような文章にしたてあげます。遊びを楽しんでるかと思えばハードボイルドが出てきたり。マザーグースみたいなリズムのある作品があるかと思えばブレイクの詩のパロディがでてきたり。もう、「うそニャン」とかいうな!可愛いすぎる!と悶えまくります。 巻末に猫に関する著者の考察は鋭くもユーモアに溢れていて、笑っちゃうやら反省するやら。猫はお返しをするなんて約束をしていない、とか、猫派は計画的にネズミをいたぶりはしない、等々猫を介して人間のだめっぷりが浮かび上がってくるようです。つい「猫は可愛いから何をしても許される」なんて思い上がった発言をしてしまうのですが、いけませんねぇ。人間のような生き物は猫に奉仕させてもらえるだけありがたく思わなくては(?)

Posted byブクログ

2013/12/12

ちょっとした詩集みたいな感じ。猫語の教科書みたいなユーモアを期待するとちょっと肩透かし。しかしこれはこれでいい。

Posted byブクログ