項羽と劉邦 若き獅子たち(新装版)(12) の商品レビュー
司馬遼太郎の本を読んだ自分には、漫画を下に見る傾向があったが、これは、本気で読み応えのある作品であった。自分が心に自由に描けるのが文章の良さであるが、他の視点から作品を捉えるとどうなるのか、漫画家が素晴らしいほど、それも見事と思わせてくれた。偏見はかなぐり捨て、何にでも、興味を持...
司馬遼太郎の本を読んだ自分には、漫画を下に見る傾向があったが、これは、本気で読み応えのある作品であった。自分が心に自由に描けるのが文章の良さであるが、他の視点から作品を捉えるとどうなるのか、漫画家が素晴らしいほど、それも見事と思わせてくれた。偏見はかなぐり捨て、何にでも、興味を持たねば。良き作品に巡り会えた。
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存在は知っていました。 キングダムは全巻持っていますし、横山さんの「三国志」に至っては、小学生の頃から今に至るまで何度も読み返したことがあります。 でも、なぜか今まで読もうと思わなかった「項羽と劉邦」。 しかし、愛聴するポッドキャスト番組「COTEN RADIO」で「項羽と...
存在は知っていました。 キングダムは全巻持っていますし、横山さんの「三国志」に至っては、小学生の頃から今に至るまで何度も読み返したことがあります。 でも、なぜか今まで読もうと思わなかった「項羽と劉邦」。 しかし、愛聴するポッドキャスト番組「COTEN RADIO」で「項羽と劉邦」が取り上げられて一気に読みたくなりました。 「項羽と劉邦」は、始皇帝が中華を統一した直後から始まる話。劉邦が中華を統一して漢をつくり、その漢が滅びゆく中で、劉備、曹操、孫権たちが登場する「三国志」へと繋がります。 項羽は楚の名家出身の武将。かたや劉邦は農家出身。ある時期は盗賊をしていました。 その二人が、最終的に中華の覇権を争う、そんな壮大な物語でした。 紀元前の話ですが、この頃にできた言葉が、現代の日本でも使われています。 「馬鹿」「国士無双」「背水の陣」「四面楚歌」 2000年以上前の言葉が、今も使われているって、ロマンを感じます。 「項羽と劉邦」の時代って、「死」が本当に身近なものだったのだと思いました。 飢えで死ぬかもしれない 病気で死ぬかもしれない 獣に殺されるかもしれない 盗賊に殺されるかもしれない 仲間に裏切られて殺されるかもしれない 戦争で死ぬかもしれない 親族が罪を犯し、一族全員が処刑されるかもしれない 今の時代に生まれてよかったとつくづく思います。 何かの本に書いてありましたが、昔の王様より、今の一般人の方が十分に贅沢な生活をしている。 確かにそうですね。 魅力的な人物が沢山出てくる、とても面白い作品でした。
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