徳川家康 の商品レビュー
青少年向けシリーズとやらで、山岡荘八が化けて出てきそうなくらい、かなりダイジェスト。だもんで次から次へと史実が押し寄せる構成で、若者もアップアップしそうだけど。 三浦按針達が豊後臼杵に漂着したのって、関ヶ原の戦いの半年前なんだ!戦国時代って少なくても武士は戦争ばかりしてたイメージ...
青少年向けシリーズとやらで、山岡荘八が化けて出てきそうなくらい、かなりダイジェスト。だもんで次から次へと史実が押し寄せる構成で、若者もアップアップしそうだけど。 三浦按針達が豊後臼杵に漂着したのって、関ヶ原の戦いの半年前なんだ!戦国時代って少なくても武士は戦争ばかりしてたイメージだけど、そうでもないらしい。
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家康の一生を簡明な筆致で描いており容易に読み通せる。 質素、倹約、堅実。 家康には、学問と実践の双方が伴っていた。
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(1983.02.15読了)(1983.01.17購入) *解説目録より* 人の一生のなかには、三つの転機がある。まず十七、八歳のとき、友だちの感化で悪くなる。次は、三十歳、ものごとに慢心して、老朽のものを馬鹿にする心に注意。最後は、四十歳、過去ばかりふりかえって将来を見なくなる...
(1983.02.15読了)(1983.01.17購入) *解説目録より* 人の一生のなかには、三つの転機がある。まず十七、八歳のとき、友だちの感化で悪くなる。次は、三十歳、ものごとに慢心して、老朽のものを馬鹿にする心に注意。最後は、四十歳、過去ばかりふりかえって将来を見なくなる。この三転機に注意せよ。と説いた徳川家康の生涯を、青少年向きに書き下ろした伝記文学の白眉。 ☆松本清張さんの本(既読) 「ゼロの焦点」松本清張著、光文社、1959.12. 「砂の器」松本清張著、光文社、1961.07. 「徳川家康」松本清張著、角川文庫、1964.01.20 「京都の旅 第1集」松本清張・樋口清之著、光文社、1966.04.10 「奈良の旅」松本清張・樋口清之著、光文社、1966.04.25 「東京の旅」松本清張・樋口清之著、光文社、1966.09.25 「京都の旅 第2集」松本清張・樋口清之著、光文社、1967.01.25 「鎌倉の旅」松本清張・樋口清之著、光文社、1967.08.01 「南紀の旅」松本清張・樋口清之著、光文社、1969.03.10
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徳川家康の生涯を、青少年向きに書き下ろした伝記文学の白眉。 昭和39年発行。(元本は昭和30年の刊)ブックオフで購入。 以前読んだ、「幕末の動乱」という本がとても良かったので、期待して読みましたが、期待はずれでした。 内容が古びているということは、別としても、誤りが多いで...
徳川家康の生涯を、青少年向きに書き下ろした伝記文学の白眉。 昭和39年発行。(元本は昭和30年の刊)ブックオフで購入。 以前読んだ、「幕末の動乱」という本がとても良かったので、期待して読みましたが、期待はずれでした。 内容が古びているということは、別としても、誤りが多いです。 p 16まもなく(松平)広忠は病気にかかって死んでしまった。 p 43(信長は)美濃の領主斎藤道三を滅ぼし、 p 55長篠の戦いで、武田勢は、馬場、山県、真田、高坂の名だたる勇将が戦死して、 p 62元就の三人の子(毛利輝元、小早川隆景、吉川元春) p111(関ヶ原)三成は、島津義久、長曽我部元親などを味方につけ p116織田信秀の西軍と p129毛利、島津、上杉などは、うんと領土をへらされ p145秀忠も、弟の忠長を自殺せしめ p174前田利常、二百万石 p177紀伊の松平頼宣に向かってさえも、となりの和歌山の浅野長晟が 昭和30年時の通説がどのようなものであったのかは解りませんが、誤字なのか調査不足なのか。まあ、p128「とにかく、戦争をしたことのない三成が、わかい身で、三十六か国の諸大名と十万人の兵を動かし、人も恐れる家康を相手にして、歴史上に残る大戦をしたのだから、武将としても、かなりの人物だ」という石田三成評はさすがですが。
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