岳飛伝(七) の商品レビュー

北方謙三(著者)

2014/02/27

また少しまったりとしたゆるやかな展開となりましたが、岳飛が逃亡の末、また戦力を立て直しつつあるのと、制海権を懸けた梁山泊と南宋の水軍同士の激突が迫ってきているという感じです。この先には梁山泊＆岳飛軍と南宋＆金軍との対決という構図になるのかもしれません。

2014/02/06

シリーズ7巻目。

特に戦などはなく、海戦前の静けさといった様相です。
その中で二つのカップル、二つの村づくりの話が中心だったと感じました。
中華の話は一寸だけで、中華圏外のお話が多く、登場人物もさらに増え大河小説らしくなってきました。
物語の流れ上仕方がないでしょうが、歴史上の話がなかったのがちょっと不満でした。

2014/02/02

また新たな国造りがメインの話になって、面白くなってきた。

以前は全巻出てるのを順に読んでたので合間が短かったが、岳飛伝で現実の発行に追い付いたので、前巻から間が空いてしまい、少し思い出すのに時間が掛るようになったが、読み出すと引き込まれて、寝られなくなります。

骨郎が可愛いなあ～

2014/02/01

大きな展開で，わくわくするね～岳飛は大理で破傷風から立ち直り，その地を追われて，南に下った。メコンの大滝の北に根拠地を定め，岳飛を慕う者達が集まって軍営が建設される。秦容が開拓した象の川では，甘蔗園だけではなく，１０万人が住む集落の建設がスタートする。王貴が日本との間を往復し，張朔も航路を頭に叩き込んだ。岳飛の許には子らも到着し，梁山泊との同盟のため，岳飛に討たれた張清の息子である張朔が向かう～日本や東南アジア，西域を舞台とする大きな展開が見えてきた。中華・中原だけを舞台とする小さな話でなく，東と南では，金と南宋が手を組んで梁山泊と水軍同士の衝突があるね。西と北では，蒙古が絡んで陸戦が展開される予感。表紙の絵は，飛礫で海の魚を獲る張朔の姿・・・これは分かりやすい

2014/01/26

20140126 世代交代がどんどん進んでいる。この先の展開がどうなるか小説なので史実とは違っても面白ければ良いと思う。

2014/01/19

今回は夫婦ネタが目に付きました。
韓世忠や、韓成、そして宣凱。王貴だけでなく、呼延凌や史進まで宣凱と朱杏をくっつけようとして、「暇なのか？梁山泊」という感じです。
南方へ逃れた岳飛が着々と足元を固め始め、方々に散った状態の梁山泊もそれなりに動いています。
今後は南宋水軍と、梁山泊水軍・交易隊との争いが本格化しそうで、次巻が楽しみです。

2014/01/17

大きな動きなし。各国が戦の準備をしながら国力をつけている状態。結婚する奴もいるし、寿命を全うする奴もいる。小梁山なる物が生まれつつある。

2014/01/07

人生熱く生きたい漢にオススメ

水滸伝　全１９巻
楊令伝　全１５巻

さらに、血涙、楊家将を読むとこのシリーズは熱い

2013/11/28

始終わくわくしっぱなし！３国が時を同じくして動く準備をはじめた。
これが不自然ではなく、外から見れば全く動いていないように見えるかれど、実際内ではじりじり動いている感じ。やー、絶妙なさじ加減で巧いなあと。

あ、岳飛。独りにならなくて良かった。骨郎がまたかわいい。
そもそも前巻で史実とは大きく異なり岳飛が生きているので、今後が楽しみ。
はやく次巻が読みたい〜！

2017/10/16

秦容が開いた南の土地は拡大し、１０万人が住める街の開発にも着手した。いったいどうしようというのか？１０万人も集まれば１つの国の様相となる。岳飛もまた南で人を集め、こちらは軍を再構築している。今回は開拓など、地味に話が進んでいったけどこの先どう展開していくのか？水上の戦いがそろそろ始りそうな気配だし、またスピード感溢れる戦いが繰り広げられるのを期待していよう。