「在日特権」の虚構 の商品レビュー

野間易通【著】

2016/01/20

知っているつもり、わかっているつもりでいた自分がまるで何も知らず、何もわかっていなかったことに愕然とさせられる。当たり前に思える事象に対してもひとつひとつ、丁寧に検証していく作者の姿勢に感服させられる。

2014/03/25

早く日本からおかえりになっていただきたい。そこまでして日本にしがみつかないでほしい。そもそも在日が日本にいるから問題が起きるのだから、祖国の朝鮮半島で暮らしていればいい。日本にいるなら特権を授与するな。
韓国人は韓国で日本の悪口言いまくっているんだから。

2014/02/05

　言われているほどひどい特権を在日が得ているというわけではないということは分かった。分かったのだがそれでもなお何かが頭の隅にこびりついてなくならないそれはいったいなんなのだろうか。

　やっていることはどちら側からも似たようなことでどちらが正しくて間違っているかという物を判断する材料は得られない。

　歩み寄りの姿勢はどちらにもない訳でいつまで行っても平行線ならこの際・・・な考えもありなのではないか。そして特権を持たせなければならなかった背景ももう少し理解するべきことなのだろう。

　自分としてはヘイトスピーチを平気でできる人間の気がしれない。やっていることは忌み嫌う相手と同じだということを考えられないのだろうか？

2014/01/18

「特権」はないけど「特例」なんだなあと感じざるをえなかった本。

歴史的な紆余曲折があって現在の状態になっていることはとてもよく理解出来ました。それで、現状の軋轢が生まれていることもよくわかりました。

ブログはこちら。
http://blog.livedoor.jp/oda1979/archives/4609235.html

2013/12/27

在日特権なんてものが始めから存在しないこと、単に差別を正当化するためだけの醜悪な屁理屈であることがよく分かった。

2013/12/16

いわゆる「在日特権」なるものを丁寧に検証し、それが虚構、あるいはいかに取るに足らぬものでしかないかということを述べている。この「特権」についてよく知らない人向けのわかりやすい解説書といったところ。すでに同種の本やWebサイトを読んでいる場合は、あまり新しい発見はないかもしれない。とはいえ、著者が直接取材した伊賀市の事例はひじょうに興味深く読みごたえがあった。

☆を1つ減らしたのは、文体に少々ひっかかりを感じたため。30年後まで想定した単行本の文章にしては口語的な言い回しが時折目についた。ネット上の、あるいは雑誌やムックなら良いかもしれないが、悪い意味で「今風」すぎるように思う。