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はみだす力 の商品レビュー

3.9

76件のお客様レビュー

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2016/01/05

20代でニューヨーク近代美術館で作品を発表し、MITの助教授にもなった著者のこれまでの経験と考え方を「はみ出すこと」というキーワードを軸にして述べた本です。数学やプログラミングに関する高度な知識を持ちつつ、アートに関してもクリエイティブな作品を発表し続ける。これから活躍出来るのは...

20代でニューヨーク近代美術館で作品を発表し、MITの助教授にもなった著者のこれまでの経験と考え方を「はみ出すこと」というキーワードを軸にして述べた本です。数学やプログラミングに関する高度な知識を持ちつつ、アートに関してもクリエイティブな作品を発表し続ける。これから活躍出来るのは、間違いなくこういう一見異質な組合せの専門性を持ち、才能があり、努力出来る人だと思います(おまけに美人だし)。経験も非常にユニークで本書で述べている事柄も共感できたのですが、正直めちゃくちゃ刺激になって面白かったというわけではなかったです。

Posted byブクログ

2015/09/07

学校や会社、日本など、その世界に収まっていることが苦しいなら、はみ出せばいい。尊敬できる人や共感できる人を見つければ、力をもらい、はみ出していける。はみ出してしまえば、今までの苦しさから解放されて自由になれる。自分の近くにいる人の悩みを一緒に抱える必要はない。いつでも繋がれる時代...

学校や会社、日本など、その世界に収まっていることが苦しいなら、はみ出せばいい。尊敬できる人や共感できる人を見つければ、力をもらい、はみ出していける。はみ出してしまえば、今までの苦しさから解放されて自由になれる。自分の近くにいる人の悩みを一緒に抱える必要はない。いつでも繋がれる時代になったから、自分と人との距離を意識する必要がある。 著者の作品を鑑賞したことはないが、理系の技術をアートに持ち込んだ所で、新しいものを生み出していると思う。 著者の経歴だけみれば、自分とは世界の違う人だと思うだろう。それでも同じ壁にぶち当たってきたことがあり、共感できる。 その狭い世界で苦しんでいる人すべてに読んでみてほしい。 失うものなどないのだから、この世界を楽しもうと呼びかけたくなる。

Posted byブクログ

2015/07/17

軽く読みやすい本。 スプツニ子のポジティブな考え方、広い世界で生きてる、無限大のパワーを感じた。 私も楽しむぞ^^

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2015/07/06

同じ日本の教育とインターの教育を受けた者としてスプツニ子!さんの考え方にはすごく共感しました。アートに関心が無い人も、ありのままの自分をさらけ出し続けているスプツニ子!さんの人生論に励まされるのではないでしょうか。経験で物を言う彼女の本は、どんな自己啓発本よりもためになるし、勇気...

同じ日本の教育とインターの教育を受けた者としてスプツニ子!さんの考え方にはすごく共感しました。アートに関心が無い人も、ありのままの自分をさらけ出し続けているスプツニ子!さんの人生論に励まされるのではないでしょうか。経験で物を言う彼女の本は、どんな自己啓発本よりもためになるし、勇気になります。学生の時に出会っていれば良かった〜と思える一冊です。

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2015/06/28

確かに「ふつうの」人が生きるような人生を生きていない。が、それは単に著者が両親共に大学教授の家に生まれた。ある種特権階級として成長したからに過ぎず、 そのため、「普通の」人の人生とは違う人生を歩んでいるに過ぎないのではないかと感じた。 普通の家庭に生まれて、過剰な自我を抱えて、は...

確かに「ふつうの」人が生きるような人生を生きていない。が、それは単に著者が両親共に大学教授の家に生まれた。ある種特権階級として成長したからに過ぎず、 そのため、「普通の」人の人生とは違う人生を歩んでいるに過ぎないのではないかと感じた。 普通の家庭に生まれて、過剰な自我を抱えて、はみ出してアーティストになったわけではない。 もっとぶっ飛んだ内容を期待していたが、ハズレ感。 まあ10台から20台の若者は読んでみると良いんじゃないかな。40過ぎたオッサンが読む本ではないという感じ

Posted byブクログ

2015/06/21

「右倣え」に価値を置く日本と日本人と日本の教育の長らく問題として語られながら、未だ逃れがたいテーマを、理系アーティストの視点で語る。 その問題提示には新しさはないかもしれない。でもあいも変わらずこのような問題が横たわっていることをあらためて知ることができるし、その種の抑圧からの...

「右倣え」に価値を置く日本と日本人と日本の教育の長らく問題として語られながら、未だ逃れがたいテーマを、理系アーティストの視点で語る。 その問題提示には新しさはないかもしれない。でもあいも変わらずこのような問題が横たわっていることをあらためて知ることができるし、その種の抑圧からの解放、ということは全世代共通の問題として刺激をうける部分もある。 でも、率直なところこの問題に向かった人間が語れるアドバイスは、誰がやっても似たような言葉しかならない。つまるところ「個性を持とう」というメッセージだろう。 彼女のようなこれから登っていくアーティストにこのような陳腐にならざるをえない話を語らせることに、酷な印象もある。

Posted byブクログ

2015/06/21

とんでもなくワクワクする人に出逢えて幸せ。 同時にGUCCIの光る素材の展示を見れたからなお良かった。 未来はとても楽しみ。 こういうはみだした人が本を書いてくれて嬉しい。 また読もう。

Posted byブクログ

2015/06/21

『「こうなればいいな」という夢を、確定したスケジュールみたいに話すこと。』 『普通を疑うこと』 『一人でできることには限りがある。手伝ってもらうことは大事。』 『マイナスをゼロ』より『ゼロをプラスに』。ポジティブな捉え方

Posted byブクログ

2015/05/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

決められた、与えられた枠のなかで飼いならされていると、自分の限界を自分自身が勝手に規定してしまう。 「もうこの歳だから仕方ない」と、年齢を重ねるほどに何かを諦める方向に思考が寄り、チャレンジすることへの言い訳ばかりで目が曇る。どんどん既得権益を手放し難くなっている。 私に比べたら、スプツニ子さんはまだ若いけれど、例えば作家の黒田夏子さんが75歳で芥川賞をとられたように、やり続けていれば成就するときがやってくる。 「観測されないものは存在しないも同じ」という、量子力学の3値論理の考え方が本著に書かれており、いちばん胸に刺さった。ぐさっ。

Posted byブクログ

2015/04/02

枠にとらわれない生き方、常に次のレベルを追求して行くライフスタイルの結果として、独自の個性や価値を生み出していると感じた.

Posted byブクログ