違う自分になれ! の商品レビュー
(2014/4/3) 私のマラソンの師匠二人の内の一人、岩本師匠の本。マラソン自伝のような。 もう一人の師匠平塚潤師匠からはトレーニング方法を直接指導出て取り足とり学び、 この岩本師匠にはお会いしたことはないけれど、本を通じて市民ランナーがマラソンを走るために準備すべきことを...
(2014/4/3) 私のマラソンの師匠二人の内の一人、岩本師匠の本。マラソン自伝のような。 もう一人の師匠平塚潤師匠からはトレーニング方法を直接指導出て取り足とり学び、 この岩本師匠にはお会いしたことはないけれど、本を通じて市民ランナーがマラソンを走るために準備すべきことを学んだ。 非常識マラソンマネジメント レース直前24時間で30分速くなる! は本当に役にたち、この本を読んでほどなく私は3時間半を切り、今は3時間15分に近づこうとしている。 今回読んだ本は、中学時代エリートランナーだった岩本さんが高校時代挫折を経験し、立ち直り、 しかしトップランナーになれないと分かり営業の道に走り、太り、、、 に始まる自伝。 太った後のりでマラソンを走ったところからが真骨頂。 100キロのウルトラマラソン、さらに世界一苛酷な217キロ耐久レース・バッドウォーター、250キロのスパルタスロンと どんどん挑戦していく。営業の仕事を辞め、ウルトラマラソンランナーとして独立、スポンサーを探し、見つける。 挑戦する中で、並走者、妻が走るのをサポートする中で、エリートランナーのマラソンの準備と、 市民ランナーのマラソンの準備が全然違うことに気づく。 そこから岩本さんはコーチとして頭角を現し、非常識シリーズを出したり、チームを作ったりしている。 ウルトラマラソンの体験記はすばらしい。 よく頭が真っ白になる中で体験を残していると思う。 「レースはトレース」スタート地点に立った段階でもう結果は出ている、というのは頷ける。 運がほとんど左右しない。自分で自分をコントロールする。自分に勝つ。 (まあ、天候には左右されるだろうが、、、3月30日の嵐の中の佐倉マラソンはどんなだったろう、、風よけのない印旛沼) ただ、自分が思い描いた通りのレースができるかどうか。 その意味では私が思い描いた通りのレースが出来たのは2,3本。2012の筑波、足立くらいか。 自己ベストの2013年のハーフ足立も2014のフル板橋も、想定とは違い、半ば行き当たりバッタリ。 会心とはいえない。 次回はなんとか「レースはトレース」でいきたいものだ。
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バッドウォーター、スパルタスロンなど、過酷なウルトラレースを走ってきた著者。その情熱、負けん気がすごい。 マラソンを走る人には、レースのシーンがとてもリアルに感じられると思います。ウルトラマラソンから逆算して作り出した、一般人向けのマラソン練習法も参考になります。
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スパルタスロン、バッドウォーターいつかは挑戦してみたくなる話しでした。 特に陸上経験無し、フルマラソンも6時間ペースからウルトラマラソン上位になるまでの話しが、自分にとって勇気付けられました。
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白山・白川郷100 変身願望 自分の潜在能力が顕在化する喜び ピースオブケイク楽勝よ! バッドウォーター デスバレー 脳が出す嘘の痛み ウルトラマラソンはある意味、脳との闘いだ。 何か新しいことに挑戦したいと渇望 生きている感ジャンキー 厳しい自然環境に順応できる体かどうかが問わ...
白山・白川郷100 変身願望 自分の潜在能力が顕在化する喜び ピースオブケイク楽勝よ! バッドウォーター デスバレー 脳が出す嘘の痛み ウルトラマラソンはある意味、脳との闘いだ。 何か新しいことに挑戦したいと渇望 生きている感ジャンキー 厳しい自然環境に順応できる体かどうかが問われている 逡巡 ピークエクスペリエンス=ゾーン 地球を独り占めしている感 死ぬほど苦しいです。でも、それをしに来たのでしょう? スパルタスロン246 欲しくば獲りに来い 一歩進めばゴールに一歩近づくことを知っているかどうかだけということに 戦いに敗れた戦死者 自分の本当の応援者は自分しかいない、ということを知っているかどうか 辱め 過ぎてしまえば残酷さとは真逆の感動 答えはここまでやったから 東奔西走とうほんせいそう 言い訳の必要のない生き方をしたい 超ウルトラ 四万十川 意図せず黒子 電卓 24時間走 台湾 国内でスポイルされているのはなぜだろう 何をやれるか ここまで人は人を傷つけることができるんだ ああいう大人にだけは絶対になるまいと誓った 黄色い液体メダリスト アリスト あげ損 クエン酸 潜在需要 月に10万の契約 やりたいことできることすべきこと 宇宙空間を走っている 足柄峠 山北駅 2ヶ月で三時間半 京都の子 想定どおり ボルダー赤血球の値 鉄分 峠走 超回復 ユーザーフレンドリーではない 富士五湖 長は短を兼ねる リンクしている 東海道夜間走 計画どおりトレース 伸び代が沢山ある人ばかり 連立方程式 大阪国際女子マラソン 体のバランスを感知する能力 板橋シティマラソン マイナスの人間を呼び集めてしまった 体裁をつくったに過ぎない 涙が止まらなかった理由 ワコールの走る広告塔 足し算から引き算に変わる精神的アドバンテージ ビクトリーロード 鍼 同行 使うべき時に 奮霧器 クーリング 勝ちパターン 相手は地球 スコットジュレク 人としての極限 環境としての極限 自分だけは自分を見捨てない
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2014年4月6日読了。故事にちなみ246kmを走るスパルタスロン9回、気温50度のデスバレー217kmを走るバッドウォーター・ウルトラマラソン4回に挑んだ(挑み続けている)ランナー岩本氏による自伝。このような熱い本を読むと、100kmのウルトラは序の口で、ランにはまだまだ広い世...
2014年4月6日読了。故事にちなみ246kmを走るスパルタスロン9回、気温50度のデスバレー217kmを走るバッドウォーター・ウルトラマラソン4回に挑んだ(挑み続けている)ランナー岩本氏による自伝。このような熱い本を読むと、100kmのウルトラは序の口で、ランにはまだまだ広い世界が開けているのだなと実感する・・・。著者は学生時代に陸上で挫折し、決して俊足ランナーではないとのことだが、そういうランナーだからこそ走りを楽しみ、限界を超えて挑戦し続けることができるというメッセージは何とも勇気付けられるものだ。また自身が馬鹿みたいなマラソンに挑むだけでなく、チームを結成し市民ランナーのフル・ウルトラ・スパルタスロン挑戦・完走をサポートし続けているという著者の活動もたいしたものだ。私もこれからも走り続けたいもの、いつかスパルタスロンやバッドウォーターに挑戦する日も来るのだろうか。
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才能にも恵まれているのかもしれないが、それ以上に努力を積み重ねて、超ウルトラマラソンの世界で実績を残していく姿に元気づけられた。
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まえがきにあっさりと書いてあった。なぜきつい思いをして人は走るのか。それは変身欲があるから。 そうか単純なことだった。私はタイトル通り、違う自分になれ!と自分に願い続けていたのだ。今まで自分に求めていたのは「変わる」こと。だけどなかなか変われない。そんなに強くはないのだ。だけど諦...
まえがきにあっさりと書いてあった。なぜきつい思いをして人は走るのか。それは変身欲があるから。 そうか単純なことだった。私はタイトル通り、違う自分になれ!と自分に願い続けていたのだ。今まで自分に求めていたのは「変わる」こと。だけどなかなか変われない。そんなに強くはないのだ。だけど諦めないのは得意だ。地味に続けることも。 今のままの自分じゃいけないのはわかる。かわりたい。でもどう変わればいいのかわからない。でもとにかくなんとかしなければ。そんなことを考えている人に向いている本。すなわち私に向いている本。出会ってよかった。
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著者のこれまでの本を「技、体」に関する指導書とすれば、これは「心」のあり方を示してくれます。レースに出る人は必読です。
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