妖怪アパートの幽雅な日常(9) の商品レビュー
随分と離れていたシリーズ第9弾。 妖怪アパートに住む夕士も高校卒業が近付いている。 大学に進学するよう。 高校最後の文化祭の模様が繰り広げられる。 親友の長谷とも良い関係が保てている。 さて、次巻は完結らしい。 2023.12.19
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シリーズ第9弾。 主人公・稲葉夕士は高校3年生。 そして秋の文化祭の季節。 卒業が近づき、このシリーズも次の10巻で完結。 この巻はもう、終わりに向けて突っ走ってる感じ?! もはや妖怪などはほとんど登場せず、学園青春ストーリーとなっていて、??な雰囲気だけど。 とはいえ、全力で...
シリーズ第9弾。 主人公・稲葉夕士は高校3年生。 そして秋の文化祭の季節。 卒業が近づき、このシリーズも次の10巻で完結。 この巻はもう、終わりに向けて突っ走ってる感じ?! もはや妖怪などはほとんど登場せず、学園青春ストーリーとなっていて、??な雰囲気だけど。 とはいえ、全力で人生を楽しんでいる夕士の友達・田代など、 「死んでるヒマなんかないわ!もったいない!!」 と、文化祭を全力疾走している様子にスカッとする。 夕士のクラス担任である千晶先生にまつわる話は、なんか苦手だったけど、千晶の過去や友人達との関係が分かって、今回はまぁまぁかな。 最終巻、楽しみです。
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「目一杯今を生きている人間は美しい」 前を向いて生きている人はキラキラしてるんだよね。子供のうちはそう思える人は少ないかもしれないけど、キラキラしてるんですよ。 高校3年生の文化祭や受験を、子供の視点からと、大人の視点からと、両方の視点で語られてる巻。 大人のなってから読んでもす...
「目一杯今を生きている人間は美しい」 前を向いて生きている人はキラキラしてるんだよね。子供のうちはそう思える人は少ないかもしれないけど、キラキラしてるんですよ。 高校3年生の文化祭や受験を、子供の視点からと、大人の視点からと、両方の視点で語られてる巻。 大人のなってから読んでもすごく面白い。
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うっかり油断すると、夕士は妖怪アパートなんてところ(家賃格安)に住んで、規格外だけど実のある人や妖怪たちと交流して、学校にはゆかいな仲間たちがいて、なんて恵まれた人生をおくっているのだろうと思ってしまう。 いや、夕士は中学生の時に両親を亡くして親戚に引き取られ、自立するためにバイトしながらアパート暮らしで、将来の夢は公務員というささやかなもの。 ここだけを見たら、青木先生ではないけれど「なんてかわいそうなのかしら」ってなる。 他人の事情なんて、外から窺い知れるものだけではないのだ。 それを、自分がちょっと上手くいかないからって「あんたはいいよなあ」とひがんで恨んで絡んでいくのは、傲慢だと私は思っている。 自分が世の中で一番不幸と断じてしまえる傲慢。 リア充の人を羨ましく思うのは自然なことだと思うけれど、物心全てが充実しかしていない薄っぺらい人なんていないんじゃないかなあ。 少なくともこの作品に出て来る千晶先生は、金持ちでハンサムで超絶歌が上手いけれど、人一倍喪失の痛みを知っている。 だから教師に向いているんだ。 「富樫、人にはそれぞれの『その時』があるんだ。その時がいつ来るのか、人によって違う。その時が来れば、やりたいことや好きなことができる。お前にも『お前の時』が必ず来る。あせらなくてもいい。じっと待っていろ。(中略)ただし、前だけは向いておけよ。前を向いていないと、その時が来てもわからない。あざとく聞こえるかもしれんが、そういうものなんだよ」 大人はうざいと子どもはいう。。 でも何も言ってくれないと見捨てたと言って怒る。 そんな理不尽をわかったうえで、うざい事を言ってくれる大人はありがたい。 そう気づけたとき、子どもは大人になるのかもしれない。
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「お前になにがわかるんだよ」 と言いたくなる人、言ってしまった人のことを私は否定したくない。 と書くと青木みたいだなぁと思ってしまうのだが、そうではなく、上手く言葉には出来ないけど、蔑んでいる感じが嫌だと思ってしまう。 実際、わからないでしょ?わかりたくもないと言ってしまうの...
「お前になにがわかるんだよ」 と言いたくなる人、言ってしまった人のことを私は否定したくない。 と書くと青木みたいだなぁと思ってしまうのだが、そうではなく、上手く言葉には出来ないけど、蔑んでいる感じが嫌だと思ってしまう。 実際、わからないでしょ?わかりたくもないと言ってしまうのは想像力の欠如であり、自分と同じタイプ(やりたいことがあるきらきらしてる人たち)以外を受け付けないということなのでは?と思った。 そりゃやっていいことと悪いことはもちろんあるけども。なんかな、と思ってしまうのです。 いや、妖怪アパートは大好きなんだけどね。 続きも読むんだけどね。なんかな。
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自分が高校生の時に、どれだけの事を考えて生きてきたのだろう。田代レベルの毎日楽しく過ごす。このレベルだったなぁ。もっと、早くこの本に出会っていたら、いろいろな事を経験できたかもしれない。
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2018/4 3冊目(通算55冊目)。この巻は文化祭での出来事が話のメイン。田代さんたちがノリノリで男子学生喫茶をやる光景は、読んでいても楽しそうだなと思える。もう千晶先生は何を着せてもカッコいいという点で反則ですね。次で最終巻。受験の前に何か長谷君に関わる大きな出来事が起こりそうな予感。じっくりと読んでいきたいと思う。
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【あらすじ】 高校最後の文化祭準備が始まった。夕士(ゆうし)のクラスの出し物は男子学生服喫茶だ。担任の千晶(ちあき)には禁断のコスプレ姿で喫茶店のオーナーをやってもらうことになった(なんでも千晶はかつてクラブ経営をしていたらしい)。準備の真っ只中、夕士は自分のノートに悪口が書かれていることに気づく。一体誰なのか――。 【感想】
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安定の腐女子 石油王のくだりは王道すぎて陳腐 稲葉に対しては逆恨みだが 姦し娘の自重しない腐女子談義はそりゃあ目障りでしょうよ そういうところは被害者だなーと思う
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いよいよラス前。 卒業前のセンチメンタルが懐かしい。 そういうこともあったね… 千晶は好きだけど明かされた過去は想定の範囲内って感じやなぁ。 思わせぶりに終わったからさっさとラストに行きましょうか。
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